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公開番号2024154215
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-30
出願番号2023067930
出願日2023-04-18
発明の名称ホーンアンテナ
出願人日本無線株式会社
代理人個人
主分類H01Q 19/15 20060101AFI20241023BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】奥行きを短くしても、良好な垂直面指向性を得ることが可能なホーンアンテナを提供する。
【解決手段】ホーン3が、階段状で、各段の開口幅が導波管2側から開口側に行くに従って大きくなるように形成されているボックスホーンであり、導波管2側に設けられ、基本モードを放射する第一段のボックス31と、第一段のボックスの開口側に設けられ、基本モード及び高次モードを放射する第二段のボックス32及び第三段のボックス33とを有することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
導波管とホーンとを備え、前記ホーンの基端部が前記導波管と連結されているホーンアンテナであって、
前記ホーンは、
断面が略階段状で、各段の開口幅が前記導波管側から開口側に行くに従って大きくなるように形成されているボックスホーンであり、
前記導波管側に設けられ、基本モードを放射する第一のボックスと、
前記第一のボックスの前記開口側に設けられ、前記基本モード及び高次モードを放射する複数の第二のボックスと、を有する、
ことを特徴とするホーンアンテナ。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記導波管は、断面が略四角形の筒状で、前面部に複数のスロットが形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のホーンアンテナ。
【請求項3】
前記導波管と前記ホーンとが一体的に形成されている、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のホーンアンテナ。
【請求項4】
前記複数の第二のボックスのうち前記開口側の前記第二のボックスを前記第一のボックスに対してオフセットし、または、前記ホーンを回動させてチルト角が調節される、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のホーンアンテナ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、ホーンアンテナに関し、特に、奥行きを短くすることを可能にしたホーンアンテナに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
ホーンアンテナでは、所望の垂直面指向性を得ることが求められており、従来、ホーンの開口を徐々に広げることで、その要求に対応していた。すなわち、従来のホーンアンテナは、図5に示すように、導波管102の高さ方向の中心面を中心に、上下方向に広がるホーン103が設けられている。そして、ホーン103の開口を徐々に広げることで、基本モードを効率良く放射させ、所望の垂直面指向性を得ていた。しかし、所望の垂直面指向性を得るためには、ホーン103の奥行が長くなり、延いては、導波管102及びホーン103をレドームで覆ったレーダアンテナ101全体の奥行も長くなる。
【0003】
特許文献1には、ボックスホーンが接続された平面型アンテナが開示されている。このアンテナを用いれば、薄型でありながら、高い利得と広い帯域が得られる、と説明されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-508173号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では、アンテナの奥行と指向性の関係について何ら検討されていない。
【0006】
そこで本発明は、奥行きを短くしても、良好な垂直面指向性を得ることが可能なホーンアンテナを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、導波管とホーンとを備え、前記ホーンの基端部が前記導波管と連結されているホーンアンテナであって、前記ホーンは、断面が略階段状で、各段の開口幅が前記導波管側から開口側に行くに従って大きくなるように形成されているボックスホーンであり、前記導波管側に設けられ、基本モードを放射する第一のボックスと、前記第一のボックスの前記開口側に設けられ、前記基本モード及び高次モードを放射する複数の第二のボックスと、を有する、ことを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のホーンアンテナであって、前記導波管は、断面が略四角形の筒状で、前面部に複数のスロットが形成されている、ことを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のホーンアンテナであって、前記導波管と前記ホーンとが一体的に形成されている、ことを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項1または2に記載のホーンアンテナであって、前記複数の第二のボックスのうち前記開口側の前記第二のボックスを前記第一のボックスに対してオフセットし、または、前記ホーンを回動させてチルト角が調節される、ことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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