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公開番号2024166679
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-29
出願番号2023082926
出願日2023-05-19
発明の名称電極の製造方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01M 4/04 20060101AFI20241122BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】本開示は、抵抗が抑制された電極の製造方法を提供することを主目的とする。
【解決手段】本開示においては、厚さ方向において集電体、カーボンコート層および活物質層をこの順に有する電極の製造方法であって、炭素材料およびバインダを含有する複合材料を準備する、準備工程と、上記複合材料を用いた乾式成膜法により、上記集電体上に上記カーボンコート層を形成する、カーボンコート層形成工程と、上記厚さ方向において、上記集電体とは反対側の上記カーボンコート層の面に上記活物質層を形成する、活物質層形成工程と、を有する、電極の製造方法を提供することにより上記課題を解決する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
厚さ方向において集電体、カーボンコート層および活物質層をこの順に有する電極の製造方法であって、
炭素材料およびバインダを含有する複合材料を準備する、準備工程と、
前記複合材料を用いた乾式成膜法により、前記集電体上に前記カーボンコート層を形成する、カーボンコート層形成工程と、
前記厚さ方向において、前記集電体とは反対側の前記カーボンコート層の面に前記活物質層を形成する、活物質層形成工程と、を有する、電極の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、電極の製造方法に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
電池においては、集電体上にカーボンコート層を設けた電極が知られている。
【０００３】
例えば、特許文献１には、カーボンコート層において活物質層と対向する表面に、凹凸パターンを設けることが開示されている。特に、特許文献１においては、溶媒、バインダ、および炭素材料を含む塗料（スラリー）を用いてカーボンコート層を形成する、電極の製造方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１９－０８７４８９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
電池の性能向上の観点から、抵抗が抑制された電極が求められている。本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、抵抗が抑制された電極の製造方法を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
［１］
厚さ方向において集電体、カーボンコート層および活物質層をこの順に有する電極の製造方法であって、炭素材料およびバインダを含有する複合材料を準備する、準備工程と、上記複合材料を用いた乾式成膜法により、上記集電体上に上記カーボンコート層を形成する、カーボンコート層形成工程と、上記厚さ方向において、上記集電体とは反対側の上記カーボンコート層の面に上記活物質層を形成する、活物質層形成工程と、を有する、電極の製造方法。
【発明の効果】
【０００７】
本開示においては、抵抗が抑制された電極を製造できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本開示における電極の製造方法を例示するフロー図である。
本開示における電極を例示する概略断面図である。
実施例および比較例の結果を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本開示における電極の製造方法について、詳細に説明する。図１は、本開示における電極の製造方法を例示するフロー図である。まず、炭素材料およびバインダを含有する複合材料を準備する（準備工程）。次いで、上記複合材料を用いた乾式成膜法により、上記集電体上にカーボンコート層を形成する（カーボンコート層形成工程）。そして、厚さ方向において、上記集電体とは反対側の上記カーボンコート層の面に上記活物質層を形成する（活物質層形成工程）。
【００１０】
本開示によれば、乾式成膜法によりカーボンコート層を形成するため、抵抗が抑制された電極を製造できる。
（【００１１】以降は省略されています）

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