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公開番号
2024166538
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-29
出願番号
2023082700
出願日
2023-05-19
発明の名称
工事車両の運行管理システムおよび運行管理方法
出願人
株式会社鴻池組
代理人
個人
,
個人
主分類
G08G
1/123 20060101AFI20241122BHJP(信号)
要約
【課題】多数の工事車両の連行、渋滞による走行経路における周辺住民への迷惑等を最小化する工事車両の運行管理方法及び運行管理システムを提供する。
【解決手段】生コンプラントの所在地xと建設現場の所在地yとを結ぶ道路上の交差点a,b,c,d及び渋滞予測地eに、GNSSによる位置情報を利用した多数のジオフェンスA,B,C,D,Eを設定する。生コン車2が各ジオフェンスA,B,C,D,Eを通過する毎に、各生コン車2のジオフェンスA,B,C,D,Eへの入退出時刻をホストコンピョュータ1のデータ管理サーバに発信して蓄積する。データ管理サーバに蓄積されたデータに基いて、各生コン車2の位置、走行速度に基づいた走行位置における渋滞状況、生コン車2どうしの間隔を算定し、これらの算定結果に基いて、各生コン車2に対して走行速度の調整またはルート変更の指示を発する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の工事車両の運行データを蓄積するデータ管理サーバと、前記データ管理サーバに各工事車両の位置情報を発信する位置情報発信アプリと、前記データ管理サーバに蓄積された前記運行テータを確認する運行管理webアプリとを備えてなる工事車両運行管理システムを用いた工事車両の運行管理方法であって、前記工事車両が移動する出発地と到着地を結ぶルート上にGNSSによる位置情報を利用した多数のジオフェンスを、間隔をおいて設定し、前記各工事車両が各ジオフェンスを通過する毎に、前記各工事車両の前記ジオフェンスへの入退出時刻を前記データ管理サーバに発信して蓄積し、前記データ管理サーバに蓄積されたデータに基づいて、前記各工事車両の位置、前記走行速度に基づいた走行位置における渋滞状況、前記工事車両どうしの間隔を算定し、これらの算定結果に基づいて、前記各工事車両に対して走行速度の調整、またはルート変更の指示を発するようにすることを特徴とする工事車両の運行管理方法。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
請求項1記載の工事車両の運行管理方法において、前記位置情報発信アプリは前記工事車両のドライバーが携帯する通信端末にインストールされていることを特徴とする工事車両の運行管理方法。
【請求項3】
複数の工事車両の運行データを蓄積するデータ管理サーバと、前記データ管理サーバに各工事車両の位置情報を発信する位置情報発信アプリと、前記データ管理サーバに蓄積された前記運行テータを確認する運行管理webアプリとを備えてなる工事車両運行管理システムであって、前記工事車両が移動する出発地と到着地とを結ぶルート上に、間隔をおいて設定された、GNSSによる位置情報を利用した多数のジオフェンスと、前記各工事車両が各ジオフェンスを通過する毎に、前記各工事車両の前記ジオフェンスへの入退出時刻を前記データ管理サーバに発信する工事車両入退出時刻発信手段と、前記データ管理サーバに蓄積されたデータに基づいて、前記各工事車両の位置、前記走行速度に基づいた走行位置における渋滞状況、前記工事車両どうしの間隔を算定する算定手段と、前記算定手段によって算定された算定結果に基づいて、前記各工事車両に対して走行速度の調整またはルート変更の指示を発する指示手段を備えていることを特徴とする工事車両の運行管理システム。
【請求項4】
請求項3記載の工事車両の運行管理システムにおいて、前記位置情報発信アプリは、前記工事車両のドライバーが携帯する通信端末にインストールされていることを特徴とする工事車両の運行管理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、工事車両の運行管理システムおよび運行管理方法に関し、例えば、生コン車や残土を運搬するダンプ、或は資材を運ぶトラック等の工事現場で用いられる工事車両の運行状況をリアルタイムで把握し、工事車両が走行する道路状況に合わせて適正な間隔で走行させることで、多数の車両の連行、渋滞による走行経路における周辺住民への迷惑を最小化するとともに、工事現場等における工事車両の集中による非効率化を防止できるようにしたものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特に、建物の躯体コンクリートの打設は、高品質のコンクリート躯体を作り上げる大切な工程であり、生コンクリートがスムーズに打設されるよう打設個所の状況と生コン車の運行状況等を常に確認しつつ、最大限の安全と品質管理が求められる。
【0003】
例えば、特許文献1には生コンプラントと工事現場双方が生コンクリートの出荷、納入および打設等についての状況をリアルタイムで共有できる、生コンクリートの出納入および打設管理システムの発明が開示されている。
【0004】
簡単に説明すると、生コン車の運行データを蓄積するデータベースを備えたホストコンピュータと、データベースに生コン車の運行データを送信するとともに、データベースに蓄積された生コン車の運行データを確認する複数の通信端末とを備え、通信端末は生コンプラントの担当者、生コン車のドライバー、工事現場、現場事務所、さらには本店や支店、その他工事関係者が携帯している。
【0005】
また、生コン車の運行データには生コンクリートの仕様の他に、生コンクリートの練混ぜ開始時刻、生コン車の生コンプラント出荷順、工事現場の生コンクリートの納入時刻および打設完了時刻などが含まれる。
【0006】
そして、生コンクリートの練混ぜ開始時、出荷時、納入および生コンクリートの打設時に、生コンプラントの担当者と生コン車のドライバーが各時刻を自己の携帯する通信端末において押しボタン操作により逐一入力する。
【0007】
入力された運行データは、ホストコンピュータのデータベースに送信されて蓄積され、これを工事現場、現場事務所、さらには本店や支店、その他工事関係者が各自の携帯する通信端末によって確認することにより生コンクリートの出荷、納入および打設等についての進捗状況を共有することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特許第6709117号公報
特開2014-233914号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかし、特許文献1の管理システムの発明では、生コンクリートの練混ぜ開始時刻、生コン車の生コンプラント出荷時刻などの情報は、生コンプラントの担当者と生コン車のドライバーが自己の通信端末においてその都度押しボタン操作によって入力するため、データ入力が煩わしいだけでなく、入力ミスや入力をし忘れることがあった。
【0010】
また、作業中に通信端末を落として故障させてしまう恐れがあることや、高所作業などでもあるため、作業中の通信端末の操作自体に抵抗が大きいという課題があった。
(【0011】以降は省略されています)
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