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公開番号2024166260
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2024153416,2022575405
出願日2024-09-05,2021-09-07
発明の名称無線通信システムにおいてビーム失敗復旧方法及び装置
出願人エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド,LG ELECTRONICS INC.
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04W 16/28 20090101AFI20241121BHJP(電気通信技術)
要約【課題】無線通信システムにおいてビーム失敗復旧を行う方法及び装置を提供する。
【解決手段】本開示の一実施例に係る端末が上りリンク送信又は下りリンク受信する方法であって、前記方法は、複数のリソースグループ(resource group)のうち少なくとも一つのリソースグループからビーム失敗(beam failure)が検出されることに基づいて、ビーム失敗復旧要請(beam failure recovery request,BFRQ)を基地局に送信する段階、前記基地局から前記BFRQに対する応答を受信する段階、及び前記ビーム失敗に関連した情報を前記基地局に送信する段階を含み、前記ビーム失敗に関連した情報は、前記ビーム失敗が検出された特定リソースグループ又は前記ビーム失敗が検出された前記複数のリソースグループを指示できる。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
無線通信システムにおいて端末が行う方法であって、前記方法は、
2つのビーム失敗検出(beam failure detection:BFD)参照信号(RS)セットで構成される複数のサービングセルのそれぞれに対してビーム失敗復旧(beam failure recovery ,BFR)手順に関連した無線リソース制御(RRC)シグナリングを基地局に送信する段階と、
前記複数のサービングセルの中の少なくとも一つのサービングセルに対して構成される前記2つのBFD-RSセットの少なくとも一つに対して検出されたビーム失敗に基づいて、前記RRCシグナリングに基づく前記2つのBFD-RSセットの少なくとも一つに対して前記BFR手順をトリガーする段階と、
改善されたBFR MAC(media access control)control element(CE)を前記基地局に送信する段階を含み、
前記改善されたBFR MAC CEは、i)前記2つのBFD-RSセットの中の1つのBFD-RSセット又は前記2つのBFD-RSセットの全てに対して前記ビーム失敗が検出されるかを示す前記少なくとも一つのサービングセルの第1サービングセルに対応する第1フィールドと、ii)前記2つのBFD-RSセットの一つのアイデンティティ(ID)を示す第2フィールドと、iii)前記複数のサービングセルの中の特別セル(SpCell)に対して構成された2つのBFD-RSセットの少なくとも一つに対して前記ビーム失敗が検出されるかを示す第3フィールドと、iv)前記複数のサービングセルの中の第1の第2セル(SCell)に対応する第4フィールドを含み、
前記第4フィールドは、前記ビーム失敗が前記第1のSCellに対して検出されるかを示す、方法。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記改善されたBFR MAC CEは、候補ビームRSのインデックスに関連する第6フィールドが前記改善されたBFR MAC CEに存在するかを示す第5フィールドを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
少なくとも一つの候補ビームに関連する構成情報が前記基地局から前記端末へ送信され、
前記候補ビームRSが、前記少なくとも一つの候補ビームの中の予め定義された値と等しいかより大きい品質値を有するRSを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記2つのBFD-RSセットのそれぞれは、2つの制御リソースセット(control resource set,CORESET)のそれぞれに対して設定された少なくとも一つの送信設定指示子(transmission configuration indicator,TCI)状態と関連する少なくとも一つのBFD-RSを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記RRCシグナリングは、ビーム失敗回復タイマーに関連する情報と、候補ビームRSリストに関連する情報を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記ビーム失敗が前記2つのBFD-RSセットの中の一つのBFD-RSセット又は前記2つのBFD-RSセットの中の全てに対して検出されるかを示す、前記少なくとも一つのサービングセルの第2サービングセルに対応する他の第1フィールドを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記改善されたBFR MAC CEは、前記複数のサービングセルの中の第2のSCellに対応する他の第4フィールドを含み、
前記他の第4フィールドは、前記ビーム失敗が前記第2のSCellに対して検出されるかを示す、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
無線通信システムにおける端末であって、前記端末は、
無線信号を送受信するための少なくとも一つの送受信部(transceiver)と、
前記少なくとも一つの送受信部を制御する少なくとも一つのプロセッサを含み、
前記少なくとも一つのプロセッサは、
2つのビーム失敗検出(beam failure detection:BFD)参照信号(RS)セットで構成される複数のサービングセルのそれぞれに対してビーム失敗復旧(beam failure recovery ,BFR)手順に関連した無線リソース制御(RRC)シグナリングを前記少なくとも一つの送受信部を介して基地局から受信し、
前記複数のサービングセルの中の少なくとも一つのサービングセルに対して構成される前記2つのBFD-RSセットの少なくとも一つに対して検出されたビーム失敗に基づいて、前記RRCシグナリングに基づく前記2つのBFD-RSセットの少なくとも一つに対して前記BFR手順をトリガーし、
改善されたBFR MAC(media access control)control element(CE)を前記少なくとも一つの送受信部を介して前記基地局に送信するように構成され、
前記改善されたBFR MAC CEは、i)前記2つのBFD-RSセットの中の1つのBFD-RSセット又は前記2つのBFD-RSセットの全てに対して前記ビーム失敗が検出されるかを示す前記少なくとも一つのサービングセルの第1サービングセルに対応する第1フィールドと、ii)前記2つのBFD-RSセットの一つのアイデンティティ(ID)を示す第2フィールドと、iii)前記複数のサービングセルの中の特別セル(SpCell)に対して構成された2つのBFD-RSセットの少なくとも一つに対して前記ビーム失敗が検出されるかを示す第3フィールドと、iv)前記複数のサービングセルの中の第1の第2セル(SCell)に対応する第4フィールドを含み、
前記第4フィールドは前記ビーム失敗が前記第1のSCellに対して検出されるかを示す、端末。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、無線通信システムに関し、より詳細には、無線通信システムにおいてビーム失敗復旧方法及び装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
移動通信システムは、ユーザの活動性を保障しながら音声サービスを提供するために開発された。しかしながら、移動通信システムは音声に留まらずデータサービスまで領域を拡張し、現在、爆発的なトラフィックの増加によってリソースの不足現象が発生しており、ユーザもより高速のサービスを要求していることから、より発展した移動通信システムが望まれている。
【0003】
次世代移動通信システムの要求条件は、大きく、爆発的なデータトラフィックの受容、ユーザ当たりの送信率の画期的な増加、大幅に増加した連結デバイス個数の受容、非常に低い端対端遅延(End-to-End Latency)、高エネルギー効率の支援である。そのために、二重接続性(Dual Connectivity)、大規模多重入出力(Massive MIMO:Massive Multiple Input Multiple Output)、全二重(In-band Full Duplex)、非直交多重接続(NOMA:Non-Orthogonal Multiple Access)、超広帯域(Super wideband)支援、端末ネットワーキング(Device Networking)などの様々な技術が研究されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の技術的課題は、ビーム失敗復旧を行う方法及び装置を提供することである。
【0005】
また、本開示の更なる技術的課題は、特定リソースグループ又は複数のリソースグループでビーム失敗が発生した場合に、ビーム失敗復旧を行う方法及び装置を提供することである。
【0006】
本開示で遂げようとする技術的課題は、以上で言及した技術的課題に制限されず、言及していない別の技術的課題は、以下の記載から、本開示の属する技術の分野における通常の知識を有する者に明確に理解されるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一実施例として、無線通信システムにおいて端末がビーム失敗復旧(beam failure recovery,BFR)を行う方法であって、前記方法は、複数のリソースグループ(resource group)のうち少なくとも一つのリソースグループからビーム失敗(beam failure)が検出されることに基づいて、ビーム失敗復旧要請(beam failure recovery request,BFRQ)を基地局に送信する段階;前記基地局から前記BFRQに対する応答を受信する段階及び、前記ビーム失敗に関連した情報を前記基地局に送信する段階を含み、前記ビーム失敗に関連した情報は、前記ビーム失敗が検出された特定リソースグループ又は前記ビーム失敗が検出された前記複数のリソースグループを指示できる。
【0008】
本開示のさらに他の実施例として、無線通信システムにおいて基地局がビーム失敗復旧(beam failure recovery,BFR)を行う方法であって、前記方法は、複数のリソースグループ(resource group)のうち少なくとも一つのリソースグループからビーム失敗(beam failure)が検出されることに基づいて、ビーム失敗復旧要請(beam failure recovery request,BFRQ)を端末から受信する段階と、前記BFRQに対する応答を前記基地局に送信する段階及び、前記ビーム失敗に関連した情報を前記端末から受信する段階を含み、前記ビーム失敗に関連した情報は、前記ビーム失敗が検出された特定リソースグループ又は前記ビーム失敗が検出された前記複数のリソースグループを指示できる。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一実施例によれば、無線通信システムにおいてビーム復旧動作を行う方法及び装置を提供することができる。
【0010】
本開示の一実施例によれば、特定リソースグループ又は複数のリソースグループにおいてビーム失敗が発生する場合に、ビーム失敗復旧動作を行う方法及び装置を提供することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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