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公開番号2024166244
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2024153078,2023204315
出願日2024-09-05,2018-05-30
発明の名称符号化装置、復号装置、符号化方法、及び復号方法
出願人パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ,Panasonic Intellectual Property Corporation of America
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 19/109 20140101AFI20241121BHJP(電気通信技術)
要約【課題】処理量を低減できる符号化装置を提供する。
【解決手段】符号化装置100は、第1動作モードでは、予測ブロック単位で第1動きベクトルを導出し(S112)、第1動きベクトルを用いた動き補償により生成された画像における輝度の空間的な勾配を参照して予測画像を生成する第1動き補償処理を行い(S113)、第2動作モードでは、複数の制御ポイントの動きベクトルを導出し、その複数の制御ポイントの動きベクトルを用いて、予測ブロックを複数に分割したサブブロック毎に、サブブロック単位で第2動きベクトルを導出し(S114)、第2動きベクトルを用いた動き補償により生成された画像における輝度の空間的な勾配を参照せずに予測画像を生成する第2動き補償処理を行い(S115)、第2動作モードは、第2動きベクトルの導出に用いる複数の制御ポイントの動きベクトルが異なる複数の動き補償モードを含む。
【選択図】図15
特許請求の範囲【請求項1】
回路と、
メモリとを備え、
前記回路は、前記メモリを用いて動き補償処理を行い、前記動き補償処理は第1動作モード及び第2動作モードを含み、
前記第1動作モードでは、
動画像に含まれる画像を分割した予測ブロック単位で第1動きベクトルを導出し、
前記第1動きベクトルを用いた動き補償により生成された画像における輝度の空間的な勾配を参照して予測画像を生成する第1動き補償処理を行い、
前記第2動作モードでは、
前記予測ブロックに空間的に隣接するブロックの動きベクトルに基づいて前記予測ブロックの複数の制御ポイントの動きベクトルを導出し、
前記複数の制御ポイントの動きベクトルを用いて、前記予測ブロックを複数に分割したサブブロック毎に、サブブロック単位で双方向予測の第2動きベクトルを導出し、
前記第2動きベクトルを用いた動き補償により生成された画像における輝度の空間的な勾配を参照せずに予測画像を生成する第2動き補償処理を行い、
前記第2動作モードはさらに、前記第2動きベクトルの導出に用いる前記複数の制御ポイントの動きベクトルが異なる複数の動き補償モードを含む、
符号化装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
回路と、
メモリとを備え、
前記回路は、前記メモリを用いて動き補償処理を行い、前記動き補償処理は第1動作モード及び第2動作モードを含み、
前記第1動作モードでは、
動画像に含まれる画像を分割した予測ブロック単位で第1動きベクトルを導出し、
前記第1動きベクトルを用いた動き補償により生成された画像における輝度の空間的な勾配を参照して予測画像を生成する第1動き補償処理を行い、
前記第2動作モードでは、
前記予測ブロックに空間的に隣接するブロックの動きベクトルに基づいて前記予測ブロックの複数の制御ポイントの動きベクトルを導出し、
前記複数の制御ポイントの動きベクトルを用いて、前記予測ブロックを複数に分割したサブブロック毎に、サブブロック単位で双方向予測の第2動きベクトルを導出し、
前記第2動きベクトルを用いた動き補償により生成された画像における輝度の空間的な勾配を参照せずに予測画像を生成する第2動き補償処理を行い、
前記第2動作モードはさらに、前記第2動きベクトルの導出に用いる前記複数の制御ポイントの動きベクトルが異なる複数の動き補償モードを含む、
復号装置。
【請求項3】
動き補償処理を行う符号化方法であって、前記動き補償処理は第1動作モード及び第2動作モードを含み、
前記第1動作モードでは、
動画像に含まれる画像を分割した予測ブロック単位で第1動きベクトルを導出し、
前記第1動きベクトルを用いた動き補償により生成された画像における輝度の空間的な勾配を参照して予測画像を生成する第1動き補償処理を行い、
前記第2動作モードでは、
前記予測ブロックに空間的に隣接するブロックの動きベクトルに基づいて前記予測ブロックの複数の制御ポイントの動きベクトルを導出し、
前記複数の制御ポイントの動きベクトルを用いて、前記予測ブロックを複数に分割したサブブロック毎に、サブブロック単位で双方向予測の第2動きベクトルを導出し、
前記第2動きベクトルを用いた動き補償により生成された画像における輝度の空間的な勾配を参照せずに予測画像を生成する第2動き補償処理を行い、
前記第2動作モードはさらに、前記第2動きベクトルの導出に用いる前記複数の制御ポイントの動きベクトルが異なる複数の動き補償モードを含む、
符号化方法。
【請求項4】
動き補償処理を行う復号方法であって、前記動き補償処理は第1動作モード及び第2動作モードを含み、
前記第1動作モードでは、
動画像に含まれる画像を分割した予測ブロック単位で第1動きベクトルを導出し、
前記第1動きベクトルを用いた動き補償により生成された画像における輝度の空間的な勾配を参照して予測画像を生成する第1動き補償処理を行い、
前記第2動作モードでは、
前記予測ブロックに空間的に隣接するブロックの動きベクトルに基づいて前記予測ブロックの複数の制御ポイントの動きベクトルを導出し、
前記複数の制御ポイントの動きベクトルを用いて、前記予測ブロックを複数に分割したサブブロック毎に、サブブロック単位で双方向予測の第2動きベクトルを導出し、
前記第2動きベクトルを用いた動き補償により生成された画像における輝度の空間的な勾配を参照せずに予測画像を生成する第2動き補償処理を行い、
前記第2動作モードはさらに、前記第2動きベクトルの導出に用いる前記複数の制御ポイントの動きベクトルが異なる複数の動き補償モードを含む、
復号方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、符号化装置、復号装置、符号化方法及び復号方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、動画像を符号化するための規格として、H.265が存在する。H.265は、HEVC(High Efficiency Video Coding)とも呼ばれる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
H.265(ISO/IEC 23008-2 HEVC(High Efficiency Video Coding))
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような、符号化方法及び復号方法では、処理量を低減できることが望まれている。
【0005】
本開示は、処理量を低減できる復号装置、符号化装置、復号方法又は符号化方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る符号化装置は、回路と、メモリとを備え、前記回路は、前記メモリを用いて動き補償処理を行い、前記動き補償処理は第1動作モード及び第2動作モードを含み、前記第1動作モードでは、動画像に含まれる画像を分割した予測ブロック単位で第1動きベクトルを導出し、前記第1動きベクトルを用いた動き補償により生成された画像における輝度の空間的な勾配を参照して予測画像を生成する第1動き補償処理を行い、前記第2動作モードでは、前記予測ブロックに空間的に隣接するブロックの動きベクトルに基づいて前記予測ブロックの複数の制御ポイントの動きベクトルを導出し、前記複数の制御ポイントの動きベクトルを用いて、前記予測ブロックを複数に分割したサブブロック毎に、サブブロック単位で第2動きベクトルを導出し、前記第2動きベクトルを用いた動き補償により生成された画像における輝度の空間的な勾配を参照せずに予測画像を生成する第2動き補償処理を行う。
【0007】
本開示の一態様に係る符号化装置は、回路と、メモリとを備え、前記回路は、前記メモリを用いて動き補償処理を行い、前記動き補償処理は第1動作モード及び第2動作モードを含み、前記第1動作モードでは、動画像に含まれる画像を分割した予測ブロック単位で第1動きベクトルを導出し、前記第1動きベクトルを用いた動き補償により生成された画像における輝度の空間的な勾配を参照して予測画像を生成する第1動き補償処理を行い、前記第2動作モードでは、前記予測ブロックに空間的に隣接するブロックの動きベクトルに基づいて前記予測ブロックの複数の制御ポイントの動きベクトルを導出し、前記複数の制御ポイントの動きベクトルを用いて、前記予測ブロックを複数に分割したサブブロック毎に、サブブロック単位で双方向予測の第2動きベクトルを導出し、前記第2動きベクトルを用いた動き補償により生成された画像における輝度の空間的な勾配を参照せずに予測画像を生成する第2動き補償処理を行い、前記第2動作モードはさらに、前記第2動きベクトルの導出に用いる前記複数の制御ポイントの動きベクトルが異なる複数の動き補償モードを含む。
【0008】
本開示の一態様に係る復号装置は、回路と、メモリとを備え、前記回路は、前記メモリを用いて動き補償処理を行い、前記動き補償処理は第1動作モード及び第2動作モードを含み、前記第1動作モードでは、動画像に含まれる画像を分割した予測ブロック単位で第1動きベクトルを導出し、前記第1動きベクトルを用いた動き補償により生成された画像における輝度の空間的な勾配を参照して予測画像を生成する第1動き補償処理を行い、前記第2動作モードでは、前記予測ブロックに空間的に隣接するブロックの動きベクトルに基づいて前記予測ブロックの複数の制御ポイントの動きベクトルを導出し、前記複数の制御ポイントの動きベクトルを用いて、前記予測ブロックを複数に分割したサブブロック毎に、サブブロック単位で双方向予測の第2動きベクトルを導出し、前記第2動きベクトルを用いた動き補償により生成された画像における輝度の空間的な勾配を参照せずに予測画像を生成する第2動き補償処理を行い、前記第2動作モードはさらに、前記第2動きベクトルの導出に用いる前記複数の制御ポイントの動きベクトルが異なる複数の動き補償モードを含む。
【0009】
なお、これらの包括的又は具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム、又は、コンピュータ読み取り可能なCD-ROMなどの非一時的な記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム、及び、記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
【発明の効果】
【0010】
本開示は、処理量を低減できる復号装置、符号化装置、復号方法又は符号化方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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