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公開番号
2024166012
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023125468
出願日
2023-08-01
発明の名称
画像処理装置、画像処理システムおよび画像処理方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
H04N
9/64 20230101AFI20241121BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】色票を撮影した環境と異なる環境において色票の撮影を不要にして、その環境で撮影装置で撮影された色を再現するためのカラープロファイルを生成できるようにする。
【解決手段】第1の環境で照明に照射された色票の分光特性を測定した測定値を取得するとともに、前記第1の環境で前記照明に照射された状態で前記色票を撮影したリファレンスカメラおよび色合わせ対象カメラの色票画像データをそれぞれ取得する。そして、測定値とこれらの色票画像データとからそれぞれのカメラのカメラ分光特性を生成してアップロードする。続いて、前記第1の環境とは異なる第2の環境において、アップロードされたカメラ分光特性をダウンロードし、前記第2の環境での照明に係る分光特性と、予め測定された色票の分光特性と、カメラ分光特性とに基づいて3次元ルックアップテーブルを生成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の環境で照明に照射された色票の分光特性を測定した測定値を取得するとともに、前記所定の環境で前記照明に照射された状態で前記色票を撮影した色票画像データを取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された測定値と色票画像データとに基づいて、前記色票を撮影した撮影装置の分光特性を生成する生成手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記生成手段は、センサおよびフィルタの分光特性と、前記撮影装置の画像処理とに分けて前記撮影装置の分光特性を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記センサおよびフィルタの分光特性は、レンズの分光特性を含むことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
第1の環境で照明に照射された色票の分光特性を測定した測定値を取得するとともに、前記第1の環境で前記照明に照射された状態で前記色票を撮影した色票画像データを取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された測定値と色票画像データとに基づいて、前記色票を撮影した撮影装置の分光特性を生成する第1の生成手段と、
前記第1の環境とは異なる第2の環境での照明に係る分光特性と、予め測定された色票の分光特性と、前記第1の生成手段によって生成された撮影装置の分光特性とに基づいて、前記撮影装置のカラープロファイルを生成する第2の生成手段と、
を有することを特徴とする画像処理システム。
【請求項5】
前記第1の生成手段は、センサおよびフィルタの分光特性と、前記撮影装置の画像処理とに分けて前記撮影装置の分光特性を生成することを特徴とする請求項4に記載の画像処理システム。
【請求項6】
前記センサおよびフィルタの分光特性は、レンズの分光特性を含むことを特徴とする請求項5に記載の画像処理システム。
【請求項7】
前記取得手段は、基準とする撮影装置で撮影した色票画像データと、色合わせ対象の撮影装置で撮影した色票画像データとを取得し、
前記第1の生成手段は、前記基準とする撮影装置の分光特性と、前記色合わせ対象の撮影装置の分光特性とをそれぞれ生成し、
前記第2の生成手段は、前記カラープロファイルとして、前記第2の環境において前記色合わせ対象の撮影装置で撮影される色を前記基準となる撮影装置で撮影される色に合わせるためのルックアップテーブルを生成することを特徴とする請求項4に記載の画像処理システム。
【請求項8】
前記第2の生成手段は、ネットワークを介して前記第1の生成手段によって生成された撮影装置の分光特性を取得し、前記ネットワークを介して取得した撮影装置の分光特性に基づいて前記カラープロファイルを生成することを特徴とする請求項4に記載の画像処理システム。
【請求項9】
前記第1の生成手段によって生成された撮影装置の分光特性を記憶する記憶手段をさらに有し、
前記第2の生成手段は、前記記憶手段に記憶された撮影装置の分光特性を読み出して前記カラープロファイルを生成することを特徴とする請求項4に記載の画像処理システム。
【請求項10】
前記第1の生成手段は、前記色票を撮影した1つの撮影装置の分光特性を生成し、
前記第2の生成手段は、前記第1の生成手段によって生成された1つの撮影装置の分光特性に基づいて前記1つの撮影装置のカラープロファイルを生成することを特徴とする請求項4に記載の画像処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮影装置で撮影された色を再現するための画像処理技術に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
所定の環境で精度よく撮影装置で撮影された色を再現するためには、その環境で照明を照射した状態で測定した色票の測定値と、同じ幾何条件で撮影装置を用いて色票を撮影した撮影値とを基に、カラープロファイルを生成する必要がある。ところが、カラープロファイルを生成した環境とは別の環境になった場合、精度よく撮影装置で撮影された色を再現するためにはその別の環境で同じように測定と撮影とを実施し、カラープロファイルを生成しなおす必要がある。
【0003】
特許文献1には、カラープロファイルを生成した環境と異なる環境において、色票を測定する代わりに複数の環境の中から選択することによって色票の測定値に相当する値を取得する技術が開示されている。この技術によれば、その環境で撮影装置を用いて撮影した画像を用いて高精度なカラープロファイルを生成することができるとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-254371号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら特許文献1に記載の方法は、異なる環境において色票の測定は必要ないが、撮影装置を用いた色票の撮影は必要となる。そのため、実際に映像を撮影する撮影現場などでは、本撮影の前に色票の撮影を行うこととなり、色票の設置等を含め多大な労力を要するという課題がある。
【0006】
本発明は前述の問題点に鑑み、色票を撮影した環境と異なる環境において色票の撮影を不要にして、その環境で撮影装置で撮影された色を再現するためのカラープロファイルを生成できるようにすることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る画像処理装置は、所定の環境で照明に照射された色票の分光特性を測定した測定値を取得するとともに、前記所定の環境で前記照明に照射された状態で前記色票を撮影した色票画像データを取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された測定値と色票画像データとから前記色票を撮影したカメラのカメラ分光特性を生成する生成手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、色票を撮影した環境と異なる環境において色票の撮影を不要にして、その環境で撮影装置で撮影された色を再現するためのカラープロファイルを生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態に係る画像処理システムの全体的な構成例を示すブロック図である。
第1の実施形態に係る画像処理システムでの概略的な処理手順の一例を示すフローチャートである。
カメラ分光特性生成システムの構成例を示すブロック図である。
色票の例を示す図である。
カメラ分光特性を生成する処理手順の一例を示すフローチャートである。
カメラ分光特性を生成する詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
カメラ分光特性生成処理UIの例を示す図である。
第1の実施形態における色合わせ3DLUT生成システムの構成例を示すブロック図である。
第1の実施形態において、色合わせ3DLUTを生成する処理手順の一例を示すフローチャートである。
第1の実施形態において、色合わせ3DLUTを生成する詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
第1の実施形態における3DLUT生成用UIの例を示す図である。
第2の実施形態における色合わせ3DLUT生成システムの構成例を示すブロック図である。
第2の実施形態において、色合わせ3DLUTを生成する詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
第2の実施形態における3DLUT生成用UIの例を示す図である。
第3の実施形態に係る画像処理システムの全体的な構成例を示すブロック図である。
第4の実施形態に係る画像処理システムの全体的な構成例を示すブロック図である。
第4の実施形態に係る画像処理システムでの概略的な処理手順の一例を示すフローチャートである。
第4の実施形態におけるカラープロファイル生成システムの構成例を示すブロック図である。
第4の実施形態において、カラープロファイルを生成する処理手順の一例を示すフローチャートである。
第4の実施形態において、カラープロファイルを生成する詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
第4の実施形態におけるカラープロファイル生成用UIの例を示す図である。
実施形態に係るカメラ分光特性生成装置および色合わせ3DLUT生成装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
第5の実施形態において、カメラ分光特性の例を示す図である。
第5の実施形態において、色合わせ3DLUTを生成する詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る画像処理システムの全体的な構成例を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る画像処理システムは、第1の環境1、および第1の環境1とは異なる第2の環境2から構成されている。本実施形態では、第1の環境1でカメラ分光特性を生成し、第2の環境2でカラープロファイルとして色合わせ3DLUT(色合わせ3次元ルックアップテーブル)を生成する。
(【0011】以降は省略されています)
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