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公開番号
2024165589
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023081901
出願日
2023-05-17
発明の名称
ロック装置
出願人
日本発條株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
E05B
77/38 20140101AFI20241121BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】ロック状態におけるロック対象部のガタつきを抑制する。
【解決手段】ロック装置10は、ストライカ12が出入りする進入部14Cを有する筐体14、ラッチ16、ポール18及び板バネ28を備えている。ラッチ16は、ロック位置に位置している状態ではストライカ12の進入部14Cからの抜け出しを制限し、ロック解除位置に位置している状態ではストライカ12の進入部14Cからの抜け出しを許容する。ポール18は、回転許容位置に位置している状態ではラッチ16の回転を許容し、回転制限位置に位置している状態ではラッチ16のロック位置からロック解除位置側への回転を制限する。板バネ28は、筐体14とポール18との間に掛け渡されている。板バネ28は、ポール18が回転制限位置側へ変位することでストライカ12へ向けて復元し、ストライカ12に当接することで進入部14C内におけるストライカ12のガタつきを制限する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
ロック対象部が出入りする進入部を有するベース部材と、
ロック位置とロック解除位置との間において回転可能に支持され、前記ロック位置に位置している状態では前記ロック対象部の前記進入部からの抜け出しを制限し、前記ロック解除位置に位置している状態では前記ロック対象部の前記進入部からの抜け出しを許容する第1ロック部材と、
回転許容位置と回転制限位置との間において回転可能に支持され、前記回転許容位置に位置している状態では前記第1ロック部材の回転を許容し、前記回転制限位置に位置している状態では前記第1ロック部材の前記ロック位置から前記ロック解除位置側への回転を制限する第2ロック部材と、
前記ベース部材と前記第2ロック部材との間に掛け渡され、前記第2ロック部材が前記回転制限位置側へ変位することで前記ロック対象部側へ向けて復元し、前記ロック対象部に当接することで前記進入部内における前記ロック対象部のガタつきを制限する板バネと、
を備えたロック装置。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
前記第2ロック部材が前記回転制限位置に至る前の状態において、前記板バネが前記ロック対象部側へ向けて凸状になっている請求項1に記載のロック装置。
【請求項3】
前記ベース部材には、前記板バネの前記ロック対象部とは反対側への撓みを制限する撓み制限部が設けられている請求項1又は請求項2に記載のロック装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ロック装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、車両のドアに用いられるロック装置(ドアロック装置)が開示されている。このロック装置は、ストライカ(ロック対象部)が出入可能なストライカガイド孔を有するドアロックベースと、ストライカガイド孔に進入したストライカを保持する位置と解放する位置に回動可能なフォークと、を備えている。また、ロック装置は、ドアロックベースに設けられた一対の固定軸に固定された板バネを備えている。この板バネは、ストライカの移動軌跡に沿って湾曲した状態で設けられている。そして、ストライカのストライカガイド孔への進入途中の状態(ロック途中の状態)からストライカのストライカガイド孔への進入が完了した状態(ロック状態)に至るまでにおいて、板バネがストライカに接触することにより、ストライカのガタつきを抑制することが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実公昭46-011209号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は上記事実を考慮し、ロック状態におけるロック対象部のガタつきを抑制することができるロック装置を得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1の態様のロック装置は、ロック対象部が出入りする進入部を有するベース部材と、ロック位置とロック解除位置との間において回転可能に支持され、前記ロック位置に位置している状態では前記ロック対象部の前記進入部からの抜け出しを制限し、前記ロック解除位置に位置している状態では前記ロック対象部の前記進入部からの抜け出しを許容する第1ロック部材と、回転許容位置と回転制限位置との間において回転可能に支持され、前記回転許容位置に位置している状態では前記第1ロック部材の回転を許容し、前記回転制限位置に位置している状態では前記第1ロック部材の前記ロック位置から前記ロック解除位置側への回転を制限する第2ロック部材と、前記ベース部材と前記第2ロック部材との間に掛け渡され、前記第2ロック部材が前記回転制限位置側へ変位することで前記ロック対象部側へ向けて復元し、前記ロック対象部に当接することで前記進入部内における前記ロック対象部のガタつきを制限する板バネと、を備えている。
【0006】
第1の態様のロック装置では、ロック対象部がベース部材の進入部内に位置している状態かつ第1ロック部材がロック位置に位置している状態では、ロック対象部の進入部からの抜け出しが第1ロック部材によって制限される。また、第1ロック部材がロック位置に位置している状態かつ第2ロック部材が回転制限位置に位置している状態では、第1ロック部材のロック位置からロック解除位置側への回転が第2ロック部材によって制限される。すなわち、ロック装置がロック対象部にロックした状態となる。ここで、第2ロック部材が回転制限位置側へ変位すると、板バネがロック対象部側へ向けて復元する。そして、板バネがロック対象部に当接することで、進入部内におけるロック対象部のガタつきが板バネによって抑制される。このように、第1の態様のロック装置では、ロック状態におけるロック対象部のガタつきを抑制することができる。
【0007】
第2の態様のロック装置は、第1の態様のロック装置において、前記第2ロック部材が前記回転制限位置に至る前の状態において、前記板バネが前記ロック対象部側へ向けて凸状になっている。
【0008】
第2の態様のロック装置では、第2ロック部材が回転制限位置に至る前の状態において、板バネがロック対象部側へ向けて凸状になっている。この構成では、第2ロック部材が回転制限位置側へ変位する際に、板バネがロック対象部とは反対側へ向けて撓むことを抑制することができる。
【0009】
第3の態様のロック装置は、第1の態様又は第2の態様のロック装置において、前記ベース部材には、前記板バネの前記ロック対象部とは反対側への撓みを制限する撓み制限部が設けられている。
【0010】
第3の態様のロック装置では、板バネのロック対象部とは反対側への撓みを制限する撓み制限部がベース部材に設けられている。この構成では、第2ロック部材が回転制限位置側へ変位する際に、板バネがロック対象部とは反対側へ向けて撓むことを抑制することができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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