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公開番号
2024165269
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023081314
出願日
2023-05-17
発明の名称
液体吐出装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20241121BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】吐出ヘッドの制御応答性を向上しつつ吐出ヘッドの昇温を抑制する。
【解決手段】仕切り板106によって内部空間Sが第1空間S1と第2空間S2に仕切られているキャリッジ100と、第1空間S1に設けられ、液体を吐出する吐出ヘッド101と、第2空間S2に設けられ、吐出ヘッド101の駆動を制御する制御基板102と、を備え、制御基板102は、基板対基板コネクター103を介して吐出ヘッド101に接続され、仕切り板106は、制御基板102が吐出ヘッド101に接続される方向Dから見て、制御基板102の位置する領域、基板対基板コネクター103の位置する領域及び吐出ヘッド101の位置する領域の少なくともいずれか1つの領域が切り欠かれた形状である液体吐出装置1。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
仕切り板によって内部空間が第1空間と第2空間に仕切られているキャリッジと、
前記第1空間に設けられ、液体を吐出する吐出ヘッドと、
前記第2空間に設けられ、前記吐出ヘッドの駆動を制御する制御基板と、
を備え、
前記制御基板は、基板対基板コネクターを介して前記吐出ヘッドに接続され、
前記仕切り板は、前記制御基板が前記吐出ヘッドに接続される方向から見て、前記制御基板の位置する領域、前記基板対基板コネクターの位置する領域及び前記吐出ヘッドの位置する領域の少なくともいずれか1つの領域が切り欠かれた形状であることを特徴とする液体吐出装置。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の液体吐出装置において、
前記仕切り板は、非金属性であることを特徴とする液体吐出装置。
【請求項3】
請求項2に記載の液体吐出装置において、
前記仕切り板は、樹脂性であることを特徴とする液体吐出装置。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1項に記載の液体吐出装置において、
前記キャリッジは、気流を発生するファンを有することを特徴とする液体吐出装置。
【請求項5】
請求項4に記載の液体吐出装置において、
前記ファンとして、前記キャリッジの外部空間から前記内部空間に吸気する第1ファンを有することを特徴とする液体吐出装置。
【請求項6】
請求項5に記載の液体吐出装置において、
前記第1ファンは、前記第2空間に設けられていることを特徴とする液体吐出装置。
【請求項7】
請求項4に記載の液体吐出装置において、
前記ファンとして、前記内部空間から前記キャリッジの外部空間に排気する第2ファンを有することを特徴とする液体吐出装置。
【請求項8】
請求項7に記載の液体吐出装置において、
前記第2ファンは、前記第2空間に設けられていることを特徴とする液体吐出装置。
【請求項9】
請求項7に記載の液体吐出装置において、
前記第2ファンは、前記第1空間に設けられていることを特徴とする液体吐出装置。
【請求項10】
請求項1から3のいずれか1項に記載の液体吐出装置において、
前記吐出ヘッドを複数備えるとともに、前記吐出ヘッドの各々に対応して前記制御基板を複数備えることを特徴とする液体吐出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、様々な液体吐出装置が使用されている。このうち、液体を吐出する吐出ヘッドと、吐出ヘッドの駆動を制御する制御基板と、を備える液体吐出装置がある。例えば、特許文献1には、インクを吐出するヘッドと、ヘッドを駆動するためのヘッドドライバー集積回路と、をキャリッジのカバー内に備えるインクジェット装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-120861号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のインクジェット装置は、キャリッジの内部空間においてヘッドとヘッドドライバー集積回路との距離が離れている。このように吐出ヘッドと制御基板との距離が離れた構成では、吐出ヘッドの制御応答性が低下する。このため、吐出ヘッドの制御応答性を高くするためには、吐出ヘッドと制御基板との距離を近くすることが好ましい。しかしながら、制御基板は吐出ヘッドの駆動を制御する際に発熱するので、吐出ヘッドと制御基板との距離を近くすると制御基板の熱により吐出ヘッドが昇温しやすくなる。そして、吐出ヘッドが昇温すると吐出される液体の着弾精度が低下しやすくなる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための本発明の液体吐出装置は、仕切り板によって内部空間が第1空間と第2空間に仕切られているキャリッジと、前記第1空間に設けられ、液体を吐出する吐出ヘッドと、前記第2空間に設けられ、前記吐出ヘッドの駆動を制御する制御基板と、を備え、前記制御基板は、基板対基板コネクターを介して前記吐出ヘッドに接続され、前記仕切り板は、前記制御基板が前記吐出ヘッドに接続される方向から見て、前記制御基板の位置する領域、前記基板対基板コネクターの位置する領域及び前記吐出ヘッドの位置する領域の少なくともいずれか1つの領域が切り欠かれた形状であることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本発明の実施例1に係る液体吐出装置の概略側面図。
図1の液体吐出装置のキャリッジの斜視図。
図1の液体吐出装置のキャリッジの斜視図であって、図2の状態からキャリッジカバーを外した状態を表す図。
図1の液体吐出装置のキャリッジの斜視図であって、図3の状態から仕切り板を外した状態を表す図。
図1の液体吐出装置のキャリッジの吐出ヘッドと制御基板との接続部を表す拡大斜視図。
図1の液体吐出装置のキャリッジの第2空間において制御基板を背面側から見た拡大斜視図。
本発明の実施例2に係る液体吐出装置のキャリッジの正面側から見た斜視図であって、キャリッジカバーを外した状態を表す図。
本発明の実施例2に係る液体吐出装置のキャリッジの側面図であって、キャリッジカバーを外した状態を表す図。
本発明の実施例3に係る液体吐出装置のキャリッジの斜視図であって、キャリッジカバーを外した状態を表す図。
本発明の実施例3に係る液体吐出装置のキャリッジの側面図であって、キャリッジカバーを外した状態を表す図。
本発明の実施例4に係る液体吐出装置のキャリッジの斜視図であって、キャリッジカバーを外した状態を表す図。
本発明の実施例4に係る液体吐出装置のキャリッジの平面図であって、キャリッジカバーを外した状態を表す図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
最初に、本発明について概略的に説明する。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様の液体吐出装置は、仕切り板によって内部空間が第1空間と第2空間に仕切られているキャリッジと、前記第1空間に設けられ、液体を吐出する吐出ヘッドと、前記第2空間に設けられ、前記吐出ヘッドの駆動を制御する制御基板と、を備え、前記制御基板は、基板対基板コネクターを介して前記吐出ヘッドに接続され、前記仕切り板は、前記制御基板が前記吐出ヘッドに接続される方向から見て、前記制御基板の位置する領域、前記基板対基板コネクターの位置する領域及び前記吐出ヘッドの位置する領域の少なくともいずれか1つの領域が切り欠かれた形状であることを特徴とする。
【0008】
本態様によれば、制御基板が基板対基板コネクターを介して第1空間に設けられ吐出ヘッドに接続される。このため、制御基板と吐出ヘッドとを直結して制御基板と吐出ヘッドとの距離を短くすることができ、吐出ヘッドの制御応答性を高くすることができる。また、第1空間に設けられる吐出ヘッドと、第2空間に設けられる制御基板と、が仕切り板によって仕切られている。そして、仕切り板が制御基板の位置する領域、基板対基板コネクターの位置する領域及び吐出ヘッドの位置する領域の少なくともいずれか1つの領域が切り欠かれた形状であることで、第1空間と第2空間とが好適に仕切られることを可能にしている。このため、吐出ヘッドが昇温することを好適に抑制することができる。したがって、吐出ヘッドの制御応答性を向上しつつ吐出ヘッドの昇温を抑制することができる。
【0009】
本発明の第2の態様の液体吐出装置は、前記第1の態様に従属する態様において、前記仕切り板は、非金属性であることを特徴とする。
【0010】
本態様によれば、仕切り板は、非金属性である。このように仕切り板を非金属性とすることで、例えば、仕切り板を熱伝導性が高い金属で構成するよりも、制御基板で発生した熱が吐出ヘッドに至ることを好適に抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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