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公開番号
2024164560
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-27
出願番号
2023080132
出願日
2023-05-15
発明の名称
装飾パネル
出願人
旭コンステック株式会社
代理人
弁理士法人あいち国際特許事務所
主分類
H05K
9/00 20060101AFI20241120BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】電磁波遮蔽機能を発揮することができるとともに、コスト低減を図ることができる装飾パネルを提供すること。
【解決手段】装飾パネル1は、装飾パネル1は、板状の芯材10と一枚物の装飾シート20とを備える。芯材10は、ゾノトライト系ケイ酸カルシウム板からなる。装飾シート20は、樹脂製の基材と、基材に積層された金属層とを含む。そして、芯材10の一方の主面11を被覆して意匠面1aを形成するともに芯材10の端面13を被覆する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ゾノトライト系ケイ酸カルシウム板からなる板状の芯材と、
樹脂製の基材と該基材に積層された金属層とを含み、上記芯材の一方の主面を被覆して意匠面を形成するともに上記芯材の端面を被覆する一枚物の装飾シートと、を備える、装飾パネル。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
樹脂製の基材と該基材に積層された金属層とを含み、上記芯材の他方の主面を被覆する裏面シートとを含む、請求項1に記載の装飾パネル。
【請求項3】
上記芯材の一方の主面は、所定の凹凸形状を有しており、
上記装飾シートは、上記凹凸形状を有する上記主面に密着した状態で被覆して上記意匠面を形成する、請求項1又は2に記載の装飾パネル。
【請求項4】
上記装飾シートは、上記基材の表側面に表出して上記意匠面を構成する表層と、上記基材の裏側面に積層された上記金属層と、上記金属層の裏側面に積層された接着層とを有し、上記接着層を介して上記芯材の上記一方の主面及び上記端面に密着している、請求項1又は2に記載の装飾パネル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、装飾パネルに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
無線通信の急速な進展により、混信の発生、通信効率の低下、無線通信の傍受による機密情報の漏洩や電子機器の動作異常などの問題が生じやすくなっている。このような問題に鑑みて、部屋を構成する建材に電磁波遮蔽機能を付与することにより、室外から室内に電磁波が侵入したり、室内から室外へ電磁波が漏洩したりすることを防止することが試みられている。例えば、特許文献1には、石膏ボードの裏側面又は表側面をアルミ箔で被覆した電磁波遮蔽用石膏ボードが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-336796号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示の構成では、装飾パネルや壁紙を別途設ける必要があり、コストが増加する。また、特許文献1に開示の構成では、石膏ボードの端面である小口はアルミ箔で被覆されていないため、小口から電磁波が侵入して電磁波遮蔽機能が低下するおそれがある。また、特許文献1に開示の構成では、アルミ箔をクラフト紙に貼り付けてアルミ箔を補強して施工時の傷や破れを防止しているが、通常アルミ箔はクラフト紙よりも延性が低いため、石膏ボードが過度に膨張した場合、クラフト紙はこれに追従して延びることができたとしてもアルミ箔はこれに追従して延びることが困難であることから、アルミ箔の破断を招いて電磁波遮蔽機能が低下するおそれがある。
【0005】
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたもので、電磁波遮蔽機能を発揮することができるとともに、コスト低減を図ることができる装飾パネルを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、ゾノトライト系ケイ酸カルシウム板からなる板状の芯材と、
樹脂製の基材と該基材に積層された金属層とを含み、上記芯材の一方の主面を被覆して意匠面を形成するともに上記芯材の端面を被覆する一枚物の装飾シートと、を備える、装飾パネルにある。
【発明の効果】
【0007】
上記一態様では、壁の装飾を行うための装飾パネルの主面に金属層を有する装飾シートが被覆されていることにより電磁波遮蔽機能を発揮することができる。さらに、意匠面を形成する芯材の一方の主面とともに芯材の端面にも金属層を有する装飾シートが被覆されていることにより、当該端面においても電磁波遮蔽機能を発揮することができる。そのため、電磁波遮蔽機能を有する部材を別途用いることなく、壁の装飾を行うことができ、コスト低減を図ることができる。また、装飾シートは一枚物であって、切れ目のない構成となっているため、十分な電磁波遮蔽機能を奏することができる。また、芯材はゾノトライト系ケイ酸カルシウム板からなることから寸法安定性が極めて高い。そのため、芯材の寸法変化は極めて小さく、それゆえ芯材として石膏ボードを用いた場合に比べて金属層の破断は生じにくいことから、電磁波遮蔽機能の低下を防止することができる。
【0008】
以上のように、本発明によれば、電磁波遮蔽機能を発揮することができるとともに、コスト低減を図ることができる装飾パネルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1における、装飾パネルの正面図。
図1における、装飾パネルのII-II線位置断面図。
実施例1における、装飾シートの断面拡大図。
実施例1における、裏面シートの断面拡大図。
実施例1における、装飾パネルの製造方法を説明するための模式図。
実施例1における、装飾パネルの製造方法を説明するための他の模式図。
実施例1における、他の装飾パネルの断面拡大図。
実施例1における、装飾パネルの組付方法を説明するための模式図。
確認試験1における、試料1-1、試料1-2及び試料1-3及び比較試料の試験結果と外観を示す図。
確認試験1における、試料2-1、試料2-2及び試料2-3の試験結果と外観を示す図。
確認試験1における、試料3-1、試料3-2及び試料3-3の試験結果と外観を示す図。
確認試験1における、試料4-1、試料4-2及び試料4-3の試験結果と外観を示す図。
確認試験1における、試料5-1、試料5-2及び試料5-3の試験結果と外観を示す図。
確認試験1における、試料6の試験結果と外観を示す図。
確認試験1における、試料7の試験結果と外観を示す図。
確認試験1における、比較試料の試験結果と外観を示す図。
確認試験2の試験構成を示す概念図。
確認試験2における試験体1、2、9の構成を示す概念図。
確認試験2における試験体9における試験態様を示す概念図。
確認試験2における試験体1、2における試験態様を示す概念図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
樹脂製の基材と該基材に積層された金属層とを含み、上記芯材の他方の主面を被覆する裏面シートとを含むことが好ましい。この場合、電磁波遮蔽機能を向上することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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