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公開番号
2024164233
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-26
出願番号
2024146687,2020077744
出願日
2024-08-28,2020-04-24
発明の名称
乗物用シート
出願人
テイ・エス テック株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60N
2/427 20060101AFI20241119BHJP(車両一般)
要約
【課題】衝突などの衝撃発生時に着座者に生じる衝撃を適切に吸収しつつ、シートクッションの大型化が抑制された乗物用シートの提供。
【解決手段】シートクッションS1を備えた乗物用シートSであって、シートクッションS1は、シートクッションフレームF1と、シートクッションフレームF1の上に載置されたシートクッションパッドS1と、シートクッションパッドS11の下方に設けられた衝撃吸収部材20と、衝撃吸収部材20に形成された収納凹部21に収容されたエアバッグ30と、を有し、衝撃吸収部材20は下方から支持部材としてのパンフレーム12によって支持されており、衝撃吸収部材20は、パンフレーム12よりも変形し易く構成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
シートクッションを備えた乗物用シートであって、
前記シートクッションは、シートクッションフレームと、
前記シートクッションフレームの上に載置されたシートクッションパッドと、
前記シートクッションパッドの下方に設けられた衝撃吸収部材と、
前記衝撃吸収部材に形成された収納凹部に収容されたエアバッグと、を有し、
前記衝撃吸収部材は下方から支持部材によって支持されており、
前記衝撃吸収部材は、前記支持部材よりも変形し易く構成されていることを特徴とする乗物用シート。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記衝撃吸収部材の前記収納凹部は、前記乗物用シートの上下方向及び幅方向に延在する前壁を備え、
前記前壁は、前記エアバッグの展開方向を規制することを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
【請求項3】
前記衝撃吸収部材の前記収納凹部は、前記乗物用シートの上下方向及び幅方向に延在する後壁を備え、
前記後壁は、前記エアバッグの展開方向を規制することを特徴とする請求項1又は2に記載の乗物用シート。
【請求項4】
前記衝撃吸収部材の前記収納凹部は、前記乗物用シートの幅方向に側壁を備え、
前記側壁は、前記エアバッグの展開方向を規制することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の乗物用シート。
【請求項5】
前記衝撃吸収部材は、前記エアバッグの展開荷重以上の荷重入力時に塑性変形することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の乗物用シート。
【請求項6】
前記シートクッションパッドは、表皮部材に覆われており、
前記衝撃吸収部材は、前記表皮部材を固定するための表皮固定部を備えていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の乗物用シート。
【請求項7】
前記表皮部材の端部には、前記表皮固定部に取付けられる表皮取付部が設けられており、
前記表皮取付部は、前記エアバッグが展開する際に、前記表皮固定部から外れることを特徴とする請求項6に記載の乗物用シート。
【請求項8】
前記衝撃吸収部材は、着座者の沈み込みを抑制する沈み込み抑制部材に隣接して設けられていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の乗物用シート。
【請求項9】
前記シートクッションパッドは、下面にパッド凹部が形成されており、
前記衝撃吸収部材は、上面の一部が、前記パッド凹部に収納されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の乗物用シート。
【請求項10】
前記衝撃吸収部材には、前記シートクッションフレームに取付けるためのフレーム取付部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の乗物用シート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、乗物用シートに係り、特に衝突などの衝撃発生時に着座者に加わる衝撃を吸収することが可能な乗物用シートに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
走行中の車両が前突した際には、シートに着座した着座者(乗員)の体が、シートベルトに拘束された状態でシートの表面上を前下方に滑り落ちるサブマリン現象が発生することがある。サブマリン現象を抑制するための対策としては、例えば特許文献1に記載されているように、シートクッションと、ベースプレートとの間にエアバッグを設け、エアバッグとシートクッションとの間に衝撃吸収部材が介在された乗員保護装置を備えた車両用シートが知られている。
【0003】
特許文献1の車両用シートでは、車両衝突時に、エアバッグが膨張してシートクッションを押し上げ、シートクッションを圧縮硬化させ、乗員のサブマリン現象を抑制するとともに、乗員がシートクッションの前部に強く押し付けられても、衝撃吸収材が塑性変形して衝撃が吸収される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-239872号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の車両用シートでは、エアバッグと衝撃吸収部材が上下方向に重なって配置されているため、シートクッションの上下方向におけるサイズが大きくなっていた。
【0006】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、衝突などの衝撃発生時に着座者に生じる衝撃を適切に吸収しつつ、シートクッションの大型化が抑制された乗物用シートを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題は、本発明の乗物用シートによれば、シートクッションを備えた乗物用シートであって、前記シートクッションは、シートクッションフレームと、前記シートクッションフレームの上に載置されたシートクッションパッドと、前記シートクッションパッドの下方に設けられた衝撃吸収部材と、前記衝撃吸収部材に形成された収納凹部に収容されたエアバッグと、を有し、前記衝撃吸収部材は下方から支持部材によって支持されており、前記衝撃吸収部材は、前記支持部材よりも変形し易く構成されていることにより解決される。
【0008】
上記のように構成された本発明の乗物用シートでは、エアバッグが衝撃吸収部材の収納凹部に収納されていることで、シートクッションの上下方向におけるサイズが大きくなってしまうことが抑制される。また、衝撃吸収部材が、支持部材よりも変形し易いため、衝撃吸収効果が安定して発揮される。さらに、エアバッグが収納凹部に収容されることで保護され、衝撃吸収部材に対する組付性も向上する。
【0009】
また、上記の構成において、前記衝撃吸収部材の前記収納凹部は、前記乗物用シートの上下方向及び幅方向に延在する前壁を備え、前記前壁は、前記エアバッグの展開方向を規制するとよい。
上記の構成では、前壁によりエアバッグの前方への展開を簡易に制御することが可能となる。
【0010】
また、上記の構成において、前記衝撃吸収部材の前記収納凹部は、前記乗物用シートの上下方向及び幅方向に延在する後壁を備え、前記後壁は、前記エアバッグの展開方向を規制するとよい。
上記の構成では、後壁によりエアバッグの後方への展開を簡易に制御することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
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