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公開番号2024164092
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-26
出願番号2024135786,2024096115
出願日2024-08-15,2015-11-24
発明の名称コンテンツ保護処理方法
出願人マクセル株式会社
代理人弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類H04N 21/8355 20110101AFI20241119BHJP(電気通信技術)
要約【課題】より付加価値の高い機能を実行可能なデジタル放送受信機を提供する。
【解決手段】放送番組と連携してアプリケーションが実行可能なメディアトランスポート方式を採用した放送システムのデジタル放送サービスを受信可能な放送受信装置である。放送受信装置で受信可能なデジタル放送サービスは、放送番組と連携して実行可能なアプリケーションと携帯情報端末との連携動作の可否を、放送番組毎に更に設定可能である。電子番組表作成部は、デジタル放送サービスの放送番組毎に、放送番組と連携して実行可能なアプリケーションが、携帯情報端末が宅外にある場合の実行の可否を更に識別可能な表示書式で前記電子番組表画面を作成する。
【選択図】図8A
特許請求の範囲【請求項1】
放送番組コンテンツを受信する放送受信装置におけるコンテンツ保護処理方法であって、
前記放送番組コンテンツを受信する受信ステップと、
EPG画面から放送番組を録画予約する録画予約ステップと、
前記録画予約ステップで録画予約した前記放送番組について、前記受信ステップで受信した前記放送番組コンテンツを蓄積する蓄積ステップと、
前記蓄積ステップで蓄積した前記放送番組コンテンツを外部機器に視聴用に出力する出力ステップと、
前記蓄積ステップで蓄積した前記放送番組コンテンツを外部機器にムーブするムーブ処理ステップと、
を備え、
前記EPG画面は放送番組の番組名と該放送番組の属性を表示するものであり、
前記蓄積ステップでは、前記受信ステップで受信した前記放送番組コンテンツが1世代のみコピー可の保護が指定されたコンテンツであるとき、または前記受信ステップで受信した前記放送番組コンテンツが制限なしにコピー可かつ暗号化による保護が指定されたコンテンツであるときには、前記蓄積ステップで蓄積する前記放送番組コンテンツについて前記放送受信装置のみで再生可能となるように暗号化した状態で前記放送番組コンテンツを蓄積するものであり、
前記蓄積ステップにおける前記放送番組コンテンツの蓄積は、前記放送受信装置に備えられるイーサネットに対応したハードウェアで構成されるIPインタフェースを介して当該IPインタフェースの出力先にある蓄積部において行うことが可能であり、前記蓄積ステップにおける前記蓄積部への前記放送番組コンテンツの蓄積と、前記出力ステップにおける前記外部機器への前記放送番組コンテンツの視聴用の出力と、前記ムーブ処理ステップにおける前記外部機器への前記放送番組コンテンツのムーブと、をイーサネットに対応したハードウェアで構成される同一のIPインタフェースを介して行うことが可能であり、
前記蓄積ステップで前記IPインタフェースの出力先にある蓄積部に前記放送番組コンテンツを蓄積した状態から、前記外部機器のIPアドレスが前記放送受信装置のIPアドレスと同一のサブネット内にないときに前記放送受信装置とペアリングされている前記外部機器について前記出力ステップにおける前記外部機器への前記放送番組コンテンツの視聴用の出力は可能であるが、前記ムーブ処理ステップにおける前記外部機器への前記放送番組コンテンツのムーブを行うことを禁止するものであり、
前記EPG画面の表示においては、データ放送に対応した放送番組については、データ放送に対応した放送番組であることを意味する表示を行う、
コンテンツ保護処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コンテンツ保護処理方法に関する。
続きを表示(約 4,500 文字)【背景技術】
【0002】
デジタル放送サービスの拡張機能の1つに、放送波でデジタルデータを送信し、天気予報やニュース、おすすめ番組等の各種情報を表示するデータ放送がある。データ放送を受信可能なテレビ受信機は既に多数市販されており、また、データ放送受信に関する技術も下記特許文献1をはじめ多数が公表されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-186486号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年のコンテンツ配信に関する環境変化に対して、テレビ受信機も様々な機能拡張を求められている。特にインターネット等のブロードバンドネットワーク環境を利用したコンテンツや連携アプリケーションの配信に対する要求、および、映像コンテンツの高解像度化/高精細化に対する要求、等が多い。しかしながら、現行のテレビ受信機が備えるデータ放送受信機能等のみの流用、あるいは、前記データ放送受信機能等の機能拡張のみでは、前記要求に応え得る高付加価値のテレビ受信機を提供することは難しい。
【0005】
本発明の目的は、より付加価値の高い機能を実行可能なコンテンツ保護処理方法を実現することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するための手段として、特許請求の範囲に記載の技術を用いる。
【発明の効果】
【0007】
本発明の技術を用いることにより、より付加価値の高い機能を実行可能なコンテンツ保護処理方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1に係る放送受信装置を含む放送通信システムの構成図である。
MMTにおける符号化信号の構成要素の説明図である。
MMTにおけるMPUの構成図である。
MMTにおけるMMTPパケットの構成図である。
MMTを用いる放送システムのプロトコルスタックの概念図である。
放送システムで用いる制御情報の階層構成図である。
放送システムのTLV-SIで使用されるテーブルの一覧である。
放送システムのTLV-SIで使用される記述子の一覧である。
放送システムのMMT-SIで使用されるメッセージの一覧である。
放送システムのMMT-SIで使用されるテーブルの一覧である。
放送システムのMMT-SIで使用される記述子の一覧(1)である。
放送システムのMMT-SIで使用される記述子の一覧(2)である。
放送システムのMMT-SIで使用される記述子の一覧(3)である。
放送システムのコンポーネントと各テーブルの関係を示す図である。
放送システムのMPTのデータ構造を示す図である。
放送システムのロケーション情報のデータ構造を示す図である。
放送システムのMPUタイムスタンプ記述子のデータ構造を示す図である。
放送システムのMH-EITのデータ構造を示す図である。
放送システムのイベントパッケージ記述子のデータ構造を示す図である。
実施例1に係る放送受信装置のブロック図である。
実施例1に係る放送受信装置の提示機能の論理的プレーン構造の構成図である。
実施例1に係る放送受信装置のソフトウェア構成図である。
実施例1に係る放送局サーバのブロック図である。
実施例1に係るサービス事業者サーバのブロック図である。
実施例1に係る携帯情報端末のブロック図である。
実施例1に係る携帯情報端末のソフトウェア構成図である。
実施例1に係る放送受信装置のクロック同期/提示同期のシステム構成図である。
放送システムのNTP形式のデータ構造を示す図である。
放送システムのMH-TOTのデータ構造を示す図である。
放送システムのJST_timeパラメータのフォーマットを示す図である。
放送システムのTMCC拡張情報領域の時刻情報のデータ構造を示す図である。
実施例1に係る放送受信装置のMJDからの現在日付の算出方法を示す図である。
実施例1に係る放送受信装置のチャンネルスキャン時の動作シーケンス図である。
放送システムのTLV-NITのデータ構造を示す図である。
放送システムの衛星分配システム記述子のデータ構造を示す図である。
放送システムのサービスリスト記述子のデータ構造を示す図である。
放送システムのAMTのデータ構造を示す図である。
実施例1に係る放送受信装置の選局時の動作シーケンス図である。
放送システムのPLTによる各パッケージのMPTの参照を説明する概念図である。
放送システムのPLTのデータ構造を示す図である。
実施例1に係る放送受信装置を制御可能なリモコンの外観図である。
放送システムのリモートコントロールキー記述子のデータ構造を示す図である。
マルチ編成チャンネルの選局処理を説明する図である。
マルチビュー対応番組のアングル選択処理を説明する図である。
放送システムのLCTのデータ構造を示す図である。
放送システムのMPU提示領域指定記述子のデータ構造を示す図である。
LCTに基づくレイアウト番号へのレイアウトの割当を示す図である。
LCTに基づくレイアウト番号へのレイアウトの割当を示す図である。
LCTに基づくレイアウト番号へのレイアウトの割当を示す図である。
LCTに基づくレイアウト番号へのレイアウトの割当を示す図である。
LCTに基づく画面レイアウト制御の例外処理を説明する図である。
LCTに基づく画面レイアウト制御の例外処理を説明する図である。
放送システムの映像コンポーネント記述子のデータ構造を示す図である。
映像コンポーネント記述子の映像信号アスペクト比の意味を説明する図である。
実施例1に係る放送受信装置のアスペクト比変換処理を説明する図である。
実施例1に係る放送受信装置のアスペクト比変換処理を説明する図である。
実施例1に係る放送受信装置のEPG画面の画面表示図である。
実施例1に係る放送受信装置のEPG画面の画面表示図である。
実施例1に係る放送受信装置のEPG画面の画面表示図である。
実施例1に係る放送受信装置の緊急警報放送表示時の画面表示図である。
放送システムのコンテンツコピー制御記述子のデータ構造を示す図である。
コンテンツコピー制御記述子のコピー制御情報の意味を示す図である。
放送システムのコンテンツ利用制御記述子のデータ構造を示す図である。
実施例2に係る放送受信装置のブロック図である。
放送サービス切り替え時の現在時刻表示の不整合を説明する図である。
実施例2に係る現在時刻情報参照元の選択制御の動作を説明する図である。
実施例2に係る現在時刻情報の更新処理の動作シーケンス図である。
実施例2に係る放送受信装置のEPG画面の画面表示図である。
実施例2に係る放送受信装置のEPG画面の画面表示図である。
アプリケーション伝送方式を示す図である。
アセットの種類を示す図である。
アセット取得先のロケーション情報のデータ構造を示す図である。
アセット取得先の種別の意味を示す図である。
MPU提示領域指定記述子のデータ構造を示す図である。
MH-AITのデータ構造を示す図である。
アプリケーション形式の割り当てを示す図である。
アプリケーション制御コードの規定を示す図である。
アプリケーション識別子のデータ構造を示す図である。
MH-アプリケーション記述子のデータ構造を示す図である。
MH-伝送プロトコル記述子のデータ構造を示す図である。
プロトコル識別の意味を示す図である。
セレクタ領域のデータ構造を示す図である。
MH-簡易アプリケーションロケーション記述子のデータ構造を示す図である。
MH-アプリケーション境界権限設定記述子のデータ構造を示す図である。
MH-起動優先情報記述子のデータ構造を示す図である。
MH-キャッシュ情報記述子のデータ構造を示す図である。
MH-アプリケーション有効期限記述子のデータ構造を示す図である。
MH-確率的適用遅延記述子のデータ構造を示す図である。
実施例3に係る放送受信装置のアプリケーション起動時の動作シーケンス図である。
実施例3に係る放送受信装置のアプリケーション起動時の動作シーケンス図である。
実施例3に係る放送受信装置のアプリケーション起動時の動作シーケンス図である。
実施例3に係る携帯情報端末の連携時の動作シーケンス図である。
実施例3に係る携帯情報端末の連携時の動作シーケンス図である。
実施例3に係る放送受信装置および携帯情報端末のアプリケーション起動時の動作シーケンス図である。
実施例3に係る携帯情報端末の連携制御アプリの基本画面の画面表示図である。
実施例3に係る携帯情報端末の連携制御アプリの基本画面の画面表示図である。
実施例3に係る放送受信装置の報知画面の画面表示図である。
実施例3に係る放送受信装置の放送連携アプリランチャの画面表示図である。
実施例3に係る放送受信装置のデータ放送画面の画面表示図である。
実施例3に係る放送受信装置の放送連携アプリ実行画面の画面表示図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態の例を、図面を用いて説明する。
【0010】
(実施例1)
[システム構成]
図1は、本実施例の放送受信装置を含む放送通信システムの一例を示すシステム構成図である。本実施例の放送通信システムは、放送受信装置100とアンテナ100a、インターネット200等のブロードバンドネットワークおよびルータ装置200rとアクセスポイント200a、放送局の電波塔300tと放送衛星(または通信衛星)300s、放送局サーバ300、サービス事業者サーバ400、その他のアプリケーションサーバ500、移動体電話通信サーバ600と移動体電話通信網の基地局600b、携帯情報端末700、で構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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