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公開番号2024163757
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-22
出願番号2023079626
出願日2023-05-12
発明の名称アンモニウムイオンキャパシタ
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類H01G 11/04 20130101AFI20241115BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】本開示は、新規なキャパシタを提供することを目的とする。
【解決手段】本開示によれば、新規なキャパシタを提供することができる。本開示のキャパシタは、安価な材料から構成できるため、ソーラーパネル等の自然エネルギー発電の出力調整のための大型の電力調整設備において用いるために好ましい。また、本開示のキャパシタは、電極材料及び電解液を燃焼可能材料から構成することができ、この場合には、使用寿命が尽きた後で、焼却して廃棄することが容易になる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
電極材料としての多孔質炭素材料、及び
電解液としてのアンモニウムイオン含有有機電解液
を有する、アンモニウムイオンキャパシタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、アンモニウムイオンキャパシタに関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
電気化学キャパシタは、大容量でありながら急速充放電か可能である等の特徴を有しているため、近年注目されている。その中でも、特に、アンモニウムイオンをキャリアとしたキャパシタアンモニアは、軽量、安全、安価であるため、特に注目されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
アンモニウムイオンをキャリアとしたキャパシタは報告例が少なく、新規なアンモニウムイオンキャパシタが望まれる。そこで本開示は、新規なキャパシタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
本開示は以下の手段によって上記目的を達成するものである。
【０００５】
〈態様１〉電極材料としての多孔質炭素材料、及び
電解液としてのアンモニウムイオン含有有機電解液
を有する、アンモニウムイオンキャパシタ。
〈態様２〉上記多孔質炭素材料がコークスである、態様１に記載のアンモニウムイオンキャパシタ。
〈態様３〉上記電解液の溶媒がコールタールである、態様１又は２に記載のアンモニウムイオンキャパシタ。
【発明の効果】
【０００６】
本開示によれば、新規なキャパシタを提供することができる。本開示のキャパシタは、安価な材料から構成できるため、ソーラーパネル等の自然エネルギー発電の出力調整のための大型の電力調整設備において用いるために好ましい。また、本開示のキャパシタは、電極材料及び電解液を燃焼可能材料から構成することができ、この場合には、使用寿命が尽きた後で、焼却して廃棄することが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
図１は、本開示のアンモニウムイオンキャパシタを説明するための概略図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、本開示の実施形態について詳細に説明する。なお、本開示は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本開示の要旨の範囲内で種々変形して実施できる。また、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【０００９】
〈アンモニウムイオンキャパシタ〉
本開示のアンモニウムイオンキャパシタは、電極材料としての多孔質炭素材料、及び電解液としてのアンモニウムイオン含有有機電解液を有する、を含む。
【００１０】
本開示のアンモニウムイオンキャパシタによれば、新規なキャパシタを提供することができる。本開示のキャパシタは、安価な材料から構成できるため、ソーラーパネル等の自然エネルギー発電の出力調整のための大型の電力調整設備において用いるために好ましい。また、本開示のキャパシタは、使用寿命が尽きた後で、焼却して廃棄することが容易になる。
（【００１１】以降は省略されています）

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