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公開番号2024162682
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-21
出願番号2023078482
出願日2023-05-11
発明の名称仮想空間管理装置
出願人株式会社NTTドコモ
代理人弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類G06T 19/00 20110101AFI20241114BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザが過去に活動した仮想空間上の場所を振り返ることができる履歴オジェクトをユーザに提供する。
【解決手段】仮想空間サーバ10は、ユーザの活動履歴を示す活動履歴情報を取得する取得部111と、活動履歴情報の示すユーザの活動が、所定条件を充足するかを判定する判定部113と、判定部の判定結果が肯定の場合、ユーザが活動した仮想空間又はユーザが活動した現実空間に対応する仮想空間に配置された、1以上の仮想オブジェクトを縮小した履歴オブジェクトを生成する生成部114と、仮想空間に含まれ、ユーザが管理する個別空間に前記履歴オブジェクトを配置する配置部115と、備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザの活動履歴を示す活動履歴情報を取得する取得部と、
前記活動履歴情報の示す前記ユーザの活動が、所定条件を充足するかを判定する判定部と、
前記判定部の判定結果が肯定の場合、前記ユーザが活動した仮想空間又は前記ユーザが活動した現実空間に対応する仮想空間に配置された、1以上の仮想オブジェクトを縮小した履歴オブジェクトを生成する生成部と、
前記仮想空間に含まれ、前記ユーザが管理する個別空間に前記履歴オブジェクトを配置する配置部と、
を備える仮想空間管理装置。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記所定条件は、第1条件、第2条件、及び第3条件のうち、少なくとも1つであり、
前記第1条件は、前記仮想空間の場所又は前記現実空間の場所において、前記ユーザが所定時間以上、滞在したことであり、
前記第2条件は、前記ユーザが所定の感情を抱いたことであり、
前記第3条件は、前記仮想空間又は前記現実空間におけるユーザの活動において、所定の人物と一緒に活動したことである、
請求項1に記載の仮想空間管理装置。
【請求項3】
前記所定の人物は、前記ユーザの友人若しくは前記ユーザの家族、又は前記仮想空間若しくは現実空間において前記ユーザと所定回数以上会話した人物である、請求項2に記載の仮想空間管理装置。
【請求項4】
前記配置部は、前記生成部によって前記履歴オブジェクトが順次生成された場合、順次生成された複数の履歴オブジェクトを、生成された順に基準位置からの距離が短くなるように前記個別空間に配置し、又は、前記仮想空間の場所若しくは前記現実空間の場所において前記ユーザが滞在した時間が長い順に前記基準位置からの距離が短くなるように前記個別空間に配置する、請求項1に記載の仮想空間管理装置。
【請求項5】
前記配置部によって、前記ユーザに対応するアバターが前記個別空間に配置される場合、
前記基準位置は、前記アバターの位置である、
請求項4に記載の仮想空間管理装置。
【請求項6】
前記配置部は、前記ユーザに対応するアバターを前記個別空間に配置し、
前記生成部は、前記履歴オブジェクトに対応する前記仮想空間上の位置を示す位置情報を管理し、
前記履歴オブジェクトに対して前記アバターが所定の動作を行う場合、前記位置情報の示す位置に前記アバターを移動させる移動部を、
更に備える請求項1に記載の仮想空間管理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、仮想空間管理装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されたシステムは、3次元仮想現実空間をユーザに提供する。ユーザがサービスにログインした場合、ユーザの端末装置にはエントリールームが表示される。エントリールームには、3次元仮想現実空間を表す複数の3次元アイコンが配置される。各3次元アイコンは、対応する3次元仮想現実空間が縮小されたデザインになっている。ユーザが3次元アイコンをクリックすることにより、端末装置には3次元アイコンに対応する3次元仮想現実空間が表示される。エントリールームに配置される複数の3次元アイコンの各々は、ユーザが移動可能な3次元仮想現実空間上の場所を示すので、ユーザは、3次元アイコンをクリックする前に移動先の場所について概要を知ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-154244号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のシステムに採用される3次元アイコンは、システムが提供する3次元仮想現実空間をユーザに紹介するに過ぎない。このため、ユーザは過去に活動した仮想空間上の場所を振り返ることができなかった。
【0005】
本開示は、ユーザが過去に活動した仮想空間上の場所を振り返ることができる履歴オジェクトをユーザに提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る仮想空間管理は、ユーザの活動履歴を示す活動履歴情報を取得する取得部と、前記活動履歴情報の示すユーザの活動が、所定条件を充足するかを判定する判定部と、
前記判定部の判定結果が肯定の場合、前記ユーザが活動した仮想空間又は前記ユーザが活動した現実空間に対応する仮想空間に配置された、1以上の仮想オブジェクトを縮小した履歴オブジェクトを生成する生成部と、前記仮想空間に含まれ、前記ユーザが管理する個別空間に前記履歴オブジェクトを配置する配置部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、ユーザの活動履歴に基づいて生成された履歴オブジェクトが、ユーザが管理する個別空間に配置されるので、ユーザは3次元で表現される履歴オブジェクトを視認することによって過去の活動を振り返ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る仮想空間システム1の全体構成を示すブロック図。
仮想空間サーバ10によって提供される仮想空間の一例を示す説明図。
仮想空間サーバ10の構成例を示すブロック図。
第1テーブルTBL1のデータ構造の一例を示す説明図。
第2テーブルTBL2のデータ構造の一例を示す説明図。
履歴オブジェクトテーブルTBL4のデータ構造の一例を示す説明図。
履歴オブジェクトXの一例を示す斜視図。
ユーザ装置20-kの構成例を示すブロック図。
仮想空間サーバ10の動作の一例を示すフローチャート。
仮想空間サーバ10の動作の一例を示すフローチャート。
履歴オブジェクトX1~X3を配置した個別空間の一例を示す説明図。
履歴オブジェクトX1~X3を配置した個別空間の一例を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
1.実施形態
1.1:実施形態の構成
1.1.1:全体構成
図1は、実施形態に係る仮想空間システム1の全体構成を示すブロック図である。図1に示されるように、仮想空間システム1は、仮想空間サーバ10及びユーザ装置20-1、20-2、…20-k、…20-jを備える。kは1以上j以下の任意の整数である。ユーザ装置20-1、20-2、…20-k、…20-jは、ユーザU[1]、U[2]、…U[k]、…U[j]によって使用される。仮想空間サーバ10は、通信網NWを介して、ユーザ装置20-1、20-2、…20-jと互いに通信可能に接続される。以下の説明では、ユーザ装置20-1、20-2、…20-jを代表してユーザ装置20-kを用いて説明する。また、ユーザU[1]、U[2]、…U[j] を代表してユーザU[k]を用いて説明する。
【0010】
ユーザ装置20-kは、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン、又はヘッドマウントディスプレイ等の画像を表示する機能を備えた情報処理装置によって構成される。ユーザ装置20-kは、タブレット端末又はスマートフォンとヘッドマウントディスプレイとを組み合わせて構成されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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