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公開番号
2024162657
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023078390
出願日
2023-05-11
発明の名称
配線基板及び配線基板の製造方法
出願人
新光電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H05K
3/46 20060101AFI20241114BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】信号の信頼性の低下を抑制することができる配線基板及び配線基板の製造方法を提供する。
【解決手段】配線基板1において、配線層210は、複数の信号線211と、複数のビアランド212と、1又は2以上のプレーン層213と、を有する。ビアランド212の各々は信号線211の1つに繋がる。信号線211と、ビアランド212とが一体に形成されていてもよい。配線層310は、複数の信号線311と、複数のビアランド312と、1又は2以上のプレーン層313と、を有する。ビアランド312の各々は信号線311の1つに繋がる。信号線311と、ビアランド312とが一体に形成されていてもよい。信号線211と、ビアランド212と、導電層113と、ビアランド312と、信号線311とが一体に形成されていてもよい。プレーン層213と、導電層113と、プレーン層313とが一体に形成されていてもよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の配線層と、
それぞれが厚さ方向で隣り合う前記配線層の間に設けられた複数の絶縁層と、
を有し、
前記複数の配線層のうちの1つの第1配線層は、
第1信号線と、
前記第1信号線に繋がる第1ビアランドと、
を有し、
前記複数の配線層のうちの前記第1配線層とは異なる1つの第2配線層は、
第2信号線と、
平面視で前記第1ビアランドに重なり、前記第2信号線に繋がる第2ビアランドと、
を有し、
前記第1ビアランドと前記第2ビアランドとの間には、前記複数の絶縁層のうちの2以上の第1絶縁層があり、
前記2以上の第1絶縁層には、当該2以上の第1絶縁層を貫通し、前記第1ビアランドと前記第2ビアランドとを繋ぐ第1ビアホールが形成され、
前記第1ビアホール内に前記第1ビアランド及び前記第2ビアランドに直接接する第1導電性ビアが設けられており、
前記複数の配線層のうちの2以上の第3配線層は、それぞれプレーン層を有し、
隣り合う前記2以上の第3配線層の間には、前記複数の絶縁層のうちの第2絶縁層が1つずつあり、
前記第2絶縁層には、当該第2絶縁層を貫通し、当該第2絶縁層の一方の面に接するプレーン層と、当該第2絶縁層の他方の面に接するプレーン層とを繋ぐ複数の第2ビアホールが形成され、
前記複数の第2ビアホールの各々内に前記プレーン層の両方に直接接する第2導電性ビアが設けられている配線基板。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記複数の絶縁層のうちの2以上の絶縁層を貫通して、前記プレーン層のうちの2つのプレーン層を繋ぐビアホールが形成されていない請求項1に記載の配線基板。
【請求項3】
前記第1配線層又は前記第2配線層の少なくとも一方と、前記2以上の第3配線層のうちの1つ又は2つとが同一の配線層である請求項1又は2に記載の配線基板。
【請求項4】
前記第1ビアランドと前記第2ビアランドとの間に他のビアランドがない請求項1又は2に記載の配線基板。
【請求項5】
前記第1信号線及び前記第2信号線を通じて伝送される信号の周波数は1GHz以上である請求項1又は2に記載の配線基板。
【請求項6】
前記第1信号線及び前記第2信号線の特性インピーダンスは50Ωである請求項1又は2に記載の配線基板。
【請求項7】
前記第1配線層は、
前記第1信号線に平行な第3信号線と、
前記第3信号線の端部に繋がる第3ビアランドと、
を有し、
前記第2配線層は、
前記第2信号線に平行な第4信号線と、
平面視で前記第3ビアランドに重なり、前記第4信号線の端部に繋がる第4ビアランドと、
を有し、
前記第1信号線及び前記第3信号線に差動信号が伝送され、
前記第2信号線及び前記第4信号線に前記差動信号が伝送される請求項1又は2に記載の配線基板。
【請求項8】
前記第1信号線、前記第2信号線、前記第3信号線及び前記第4信号線の特性インピーダンスは100Ωである請求項7に記載の配線基板。
【請求項9】
前記第1導電性ビアは、単一の金属層から構成されている請求項1又は2に記載の配線基板。
【請求項10】
前記第1ビアホールの直径は、前記第2ビアホールの直径よりも大きい請求項1又は2に記載の配線基板。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、配線基板及び配線基板の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
配線基板においては、異なる配線層に形成された信号線は、1又は2以上の導電ビアを介して電気的に接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-233041号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の配線基板では、信号線を通じて伝送される信号の周波数が高くなった場合に、信号の信頼性が低下するおそれがある。
【0005】
本開示は、信号の信頼性の低下を抑制することができる配線基板及び配線基板の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一形態によれば、複数の配線層と、それぞれが厚さ方向で隣り合う前記配線層の間に設けられた複数の絶縁層と、を有し、前記複数の配線層のうちの1つの第1配線層は、第1信号線と、前記第1信号線に繋がる第1ビアランドと、を有し、前記複数の配線層のうちの前記第1配線層とは異なる1つの第2配線層は、第2信号線と、平面視で前記第1ビアランドに重なり、前記第2信号線に繋がる第2ビアランドと、を有し、前記第1ビアランドと前記第2ビアランドとの間には、前記複数の絶縁層のうちの2以上の第1絶縁層があり、前記2以上の第1絶縁層には、当該2以上の第1絶縁層を貫通し、前記第1ビアランドと前記第2ビアランドとを繋ぐ第1ビアホールが形成され、前記第1ビアホール内に前記第1ビアランド及び前記第2ビアランドに直接接する第1導電性ビアが設けられており、前記複数の配線層のうちの2以上の第3配線層は、それぞれプレーン層を有し、隣り合う前記2以上の第3配線層の間には、前記複数の絶縁層のうちの第2絶縁層が1つずつあり、前記第2絶縁層には、当該第2絶縁層を貫通し、当該第2絶縁層の一方の面に接するプレーン層と、当該第2絶縁層の他方の面に接するプレーン層とを繋ぐ複数の第2ビアホールが形成され、前記複数の第2ビアホールの各々内に前記プレーン層の両方に直接接する第2導電性ビアが設けられている配線基板が提供される。
【発明の効果】
【0007】
開示の技術によれば、信号の信頼性の低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る配線基板を例示する断面図である。
配線層の平面形状の概要を例示する平面図である。
実施形態に係る配線基板の製造方法を例示する断面図(その1)である。
実施形態に係る配線基板の製造方法を例示する断面図(その2)である。
実施形態に係る配線基板の製造方法を例示する断面図(その3)である。
実施形態に係る配線基板の製造方法を例示する断面図(その4)である。
実施形態に係る配線基板の製造方法を例示する断面図(その5)である。
実施形態に係る配線基板の製造方法を例示する断面図(その6)である。
実施形態に係る配線基板の製造方法を例示する断面図(その7)である。
実施形態に係る配線基板の製造方法を例示する断面図(その8)である。
実施形態に係る配線基板の製造方法を例示する断面図(その9)である。
実施形態に係る配線基板の製造方法を例示する断面図(その10)である。
実施形態に係る配線基板の製造方法を例示する断面図(その11)である。
実施形態に係る配線基板の製造方法を例示する断面図(その12)である。
実施形態に係る配線基板の製造方法を例示する断面図(その13)である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について添付の図面を参照しながら具体的に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省くことがある。
【0010】
[実施形態に係る配線基板の構造]
まず、実施形態に係る配線基板の構造について説明する。図1は、実施形態に係る配線基板を例示する断面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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