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公開番号
2024162595
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023078276
出願日
2023-05-11
発明の名称
運行管理システム
出願人
矢崎エナジーシステム株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
G08G
1/00 20060101AFI20241114BHJP(信号)
要約
【課題】車両の運転モードを区別して把握することができる運行管理システムを提供する。
【解決手段】運行管理システム1は、車載器10と、管理サーバ30とを備える。車載器10は、自動運転機能を有するトラックVに搭載され、トラックVの運転モードを自動運転モード及び手動運転モードの一方から他方に切り替えたことを検出するCPU、及び、CPUにより検出された検出結果である運転モード切替結果(隊列走行設定通知、隊列走行解除通知)をトラックVの外部に送信する広域通信部を有する。管理サーバ30は、トラックVの外部に設けられ、車載器10の広域通信部から送信された運転モード切替結果を受信する受信部、及び、受信部により受信した運転モード切替結果に基づいてトラックVの運転モードの履歴を管理する運転モード管理部を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
自動運転機能を有する車両に搭載され、前記車両の運転モードを自動運転モード及び手動運転モードの一方から他方に切り替えたことを検出する検出部、及び、前記検出部により検出された検出結果である運転モード切替結果を前記車両の外部に送信する送信部を有する車載器と、
前記車両の外部に設けられ、前記車載器の前記送信部から送信された前記運転モード切替結果を受信する受信部、及び、前記受信部により受信した前記運転モード切替結果に基づいて前記車両の前記運転モードの履歴を管理する運転モード管理部を有する管理サーバと、を備えることを特徴とする運行管理システム。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記車載器は、隊列走行を行う車両群を構成する前記車両に搭載され、前記自動運転モードから前記手動運転モードに切り替えたことを検出した場合、前記運転モード切替結果を前記管理サーバに送信し、
前記管理サーバは、前記車載器から送信された前記運転モード切替結果に基づいて、前記車両の前記運転モードが前記手動運転モードに切り替えられたことを表す手動運転モード切替通知を、前記車両群を構成する他の車両に送信する請求項1に記載の運行管理システム。
【請求項3】
前記管理サーバは、前記車載器から前記手動運転モードに切り替えたことを表す前記運転モード切替結果を受信した際に、当該運転モード切替結果及び予め定められた自動走行計画に基づいて、前記車両の前記運転モードが前記自動走行計画に反して前記手動運転モードに切り替えられたと判定した場合、前記手動運転モード切替通知を前記他の車両に送信し、前記車両の前記運転モードが前記自動走行計画に沿って前記手動運転モードに切り替えられたと判定した場合、前記手動運転モード切替通知を前記他の車両に送信しない請求項2に記載の運行管理システム。
【請求項4】
前記管理サーバは、前記車載器から送信された前記運転モード切替結果に基づいて、前記車両の前記運転モードが前記手動運転モードである場合と前記自動運転モードである場合とで区別して前記車両の運転者の運行を管理する運行管理部を有する請求項1~3のいずれか1項に記載の運行管理システム。
【請求項5】
前記運行管理部は、前記運転モードに応じて前記運転者の運転を評価する運転評価部、及び、前記運転モードに応じて前記運転者の運転時間を管理する運転時間管理部を有する請求項4に記載の運行管理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、運行管理システムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、運行管理システムとして、例えば、特許文献1には、車両の運転状態を自動運転と手動運転とに切換可能な自動運転システムが記載されている。この自動運転システムは、地図情報を記憶する地図データベースと、地図情報に対して予め設定された興味対象ランドマークの情報を記憶するランドマークデータベースと、車両の地図上の位置を認識する車両位置認識部と、車両の運転状態が手動運転である場合に、地図データベースの地図情報、ランドマークデータベースの興味対象ランドマークの情報、及び車両の地図上の位置に基づいて、車両が興味対象ランドマークから予め設定された距離内に位置するか否かを判定する位置判定部と、位置判定部により車両が興味対象ランドマークから予め設定された距離内に位置すると判定された場合、車両の地図上の位置に基づいて、車両の自動運転切換が可能であるか否かを判定する自動運転可否判定部と、自動運転可否判定部により車両の自動運転切換が可能であると判定された場合、車両の運転状態を手動運転から自動運転に切り換える運転状態切換部とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-156954号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述の特許文献1に記載の自動運転システムは、車両が興味対象ランドマークに近づいた際に手動運転から自動運転に切り換えるものであるが、例えば、それぞれの運転モードに応じて、運行に関わる情報を適切に管理するために、車両の運転モードを区別して把握することが望まれている。
【0005】
そこで、本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、車両の運転モードを区別して把握することができる運行管理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る運行管理システムは、自動運転機能を有する車両に搭載され、前記車両の運転モードを自動運転モード及び手動運転モードの一方から他方に切り替えたことを検出する検出部、及び、前記検出部により検出された検出結果である運転モード切替結果を前記車両の外部に送信する送信部を有する車載器と、前記車両の外部に設けられ、前記車載器の前記送信部から送信された前記運転モード切替結果を受信する受信部、及び、前記受信部により受信した前記運転モード切替結果に基づいて前記車両の前記運転モードの履歴を管理する運転モード管理部を有する管理サーバと、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る運行管理システムは、車載器から送信される運転モード切替結果に基づいて、車両の運転モードの履歴を管理するので、車両の運転モードを区別して把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る運行管理システムの構成例を示す概略図である。
図2は、実施形態に係る車載器の構成例を示すブロック図である。
図3は、実施形態に係る管理サーバの構成例を示すブロック図である。
図4は、実施形態に係る管理データの一例を示す図である。
図5は、実施形態に係る運行管理システムの動作例を示すフローチャート(その1)である。
図6は、実施形態に係る運行管理システムの動作例を示すフローチャート(その2)である。
図7は、実施形態に係る運行管理システムの動作例を示すフローチャート(その3)である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。更に、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
【0010】
図面を参照しながら実施形態に係る運行管理システム1について説明する。運行管理システム1は、輸送業者等が所有する複数の車両(例えば、トラックV)を隊列走行する際の運行を管理するものである。ここで、隊列走行とは、複数の車両(トラックV)が連なった状態で、自動で車間距離を保って走行することである。ここでは、図1に示すように、3台のトラックVが隊列走行する例を示し、先頭のトラックV1にトラックV2、V3が追従する形で隊列走行を行っている。トラックV1~V3には、隊列走行を行う場合、全て運転者(乗務員)が乗車している。先頭のトラックV1は、隊列走行において、手動運転モードで運転される。ここで、手動運転モードとは、運転者がアクセル操作やブレーキ操作などの操作を手動で行う運転モードである。トラックV1に追従して走行するトラックV2は、自動で運転する機能である自動運転機能を有し、予め定められた自動走行計画に沿って自動運転モードで運転され、隊列走行を行う。ここで、自動運転モードとは、トラックV1の自動運転機能がアクセル操作やブレーキ操作などの操作を自動で行う運転モードである。トラックV2に追従して走行するトラックV3は、自動運転機能を有し、予め定められた自動走行計画に沿って自動運転モードで運転され、隊列走行を行う。
(【0011】以降は省略されています)
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