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公開番号
2024161768
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-20
出願番号
2023076780
出願日
2023-05-08
発明の名称
端子ユニット
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
13/52 20060101AFI20241113BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】シール部材が脱落してしまうことを抑制しつつ、小型化を図ることが可能な端子ユニットを提供する。
【解決手段】端子ユニット20は、ハウジング40とバスバ50とシール部材60とを備えている。ここで、ハウジング40のハウジング本体41は、相手側ハウジング11に形成された位置決め凹部112に挿入され得る位置決めピン412と、シール部材60を係止する係止部4122と、を備えている。また、シール部材60は、相手側嵌合部11aの周囲111をシールすることが可能な本体部61と、本体部61に連設されて、係止部4122に係止される被係止部62と、を備えている。そして、位置決めピン412の根元側に係止部4122が形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
相手側端子ユニットが備える相手側ハウジングに形成された相手側嵌合部に一部を嵌合させた状態で、前記相手側ハウジングに取り付けることが可能な端子ユニットであって、
前記相手側ハウジングに取り付けられるハウジングと、
前記ハウジングに保持されるバスバと、
前記ハウジングに取り付けられて、前記ハウジングと前記相手側ハウジングとの間をシールするシール部材と、
を備え、
前記ハウジングは、
前記相手側ハウジングに取り付けられるハウジング本体と、
前記ハウジング本体に連設されて、前記バスバを収容した状態で前記相手側嵌合部に嵌合され得るバスバ収納部と、
を備え、
前記ハウジング本体は、
前記相手側ハウジングに形成された位置決め凹部に挿入され得る位置決めピンと、
前記シール部材を係止する係止部と、
を備え、
前記シール部材は、
前記相手側嵌合部の周囲をシールすることが可能な本体部と、
前記本体部に連設されて、前記係止部に係止される被係止部と、
を備え、
前記位置決めピンの根元側に前記係止部が形成されている、
端子ユニット。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記被係止部は、前記位置決めピンに先端から挿入されて前記係止部に係止される係止孔であり、
前記係止孔の内径が前記係止部の外径よりも小径である、
請求項1に記載の端子ユニット。
【請求項3】
前記ハウジング本体は、一対の前記位置決めピンと、一対の前記位置決めピンのそれぞれの根元側に形成された一対の前記係止部と、を備え、
前記シール部材は、一対の前記係止部にそれぞれ係止される一対の前記被係止部を備えている、
請求項1または請求項2に記載の端子ユニット。
【請求項4】
一対の前記係止部及び一対の前記被係止部は、前記ハウジング及び前記シール部材を前記位置決めピンが突出する方向を軸にして180度回転させた際に同じ位置となるように形成されている、
請求項1または請求項2に記載の端子ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、端子ユニットに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の従来の端子ユニットとしては、特許文献1に開示されたものが提案されている。この特許文献1には、自動車に搭載される機器ボックスの壁部に取り付けられるハウジングを備える端子台(端子ユニット)が開示されており、このハウジングには位置決めピンが設けられている。そして、ハウジングを機器ボックスの壁部に取り付ける際に、機器ボックスの壁部に形成された位置決め凹部に位置決めピンが挿入されるようにしている。こうすることで、ハウジングを機器ボックスの壁部に取り付ける際に、ハウジングが位置ずれしてしまうことを抑制できるようにしている。
【0003】
さらに、特許文献1に開示の端子台は、端子台と機器ボックスの壁部との間をシールするシール部材としてのOリングを備えており、このOリングが端子台の樹脂ハウジングに保持されるようにしている。このとき、Oリングに形成された被係止部が樹脂ハウジングに形成されたOリング係止部に係止されるようにしている。こうすることで、Oリングがハウジングから脱落してしまうことを抑制できるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-178696号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このように、シール部材が脱落してしまうことを抑制することが可能な端子ユニットにおいては、より小型化を図れるようにするのが好ましい。
【0006】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、シール部材が脱落してしまうことを抑制しつつ、小型化を図ることが可能な端子ユニットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の態様に係る端子ユニットは、相手側端子ユニットが備える相手側ハウジングに形成された相手側嵌合部に一部を嵌合させた状態で、前記相手側ハウジングに取り付けることが可能な端子ユニットであって、前記相手側ハウジングに取り付けられるハウジングと、前記ハウジングに保持されるバスバと、前記ハウジングに取り付けられて、前記ハウジングと前記相手側ハウジングとの間をシールするシール部材と、を備え、前記ハウジングは、前記相手側ハウジングに取り付けられるハウジング本体と、前記ハウジング本体に連設されて、前記バスバを収容した状態で前記相手側嵌合部に嵌合され得るバスバ収納部と、を備え、前記ハウジング本体は、前記相手側ハウジングに形成された位置決め凹部に挿入され得る位置決めピンと、前記シール部材を係止する係止部と、を備え、前記シール部材は、前記相手側嵌合部の周囲をシールすることが可能な本体部と、前記本体部に連設されて、前記係止部に係止される被係止部と、を備え、前記位置決めピンの根元側に前記係止部が形成されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、シール部材が脱落してしまうことを抑制しつつ、小型化を図ることが可能な端子ユニットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態に係る端子ユニットの一例と相手側端子ユニットの一例を示す斜視図である。
一実施形態に係る端子ユニットの一例を示す分解斜視図である。
一実施形態に係る端子ユニットの一例を示す図であって、第1のシール部材を取り付ける前の状態を示す斜視図である。
一実施形態に係る樹脂ハウジングの係止部を拡大して示す斜視図である。
一実施形態に係る樹脂ハウジングの係止部に第1のシール部材を取り付けた状態を拡大して示す正面図である。
一実施形態に係る樹脂ハウジングの係止部および第1のシール部材の形状を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて本実施形態に係る端子ユニットについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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