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公開番号2024157795
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023072378
出願日2023-04-26
発明の名称コネクタ製造装置
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 43/20 20060101AFI20241031BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】本発明は、タブ端子が変形することの抑制を図ったコネクタ製造装置を提供することを目的とする。
【解決手段】コネクタ製造装置10は、バスバ4と、ハウジング7と、を備えたコネクタ1を製造するための装置であって、圧入治具8を備え、バスバは、一対の連設体2、3と、該一対の連設体同士を連結する一対の連結部6、6と、を有し、一対の連結部は、一対の連設体の両端部に設けられているとともに、一対の連設体それぞれの基部と同一面上に延在する一対の延在部61、62と、該一対の延在部の間において両者に連続する連続部60と、を備え、連続部は、各延在部との境界位置で折れ曲がって構成されており、圧入治具は、第1面8Aと、第2面8Bと、第3面8Cと、を備え、圧入治具は、一対の延在部の間に進入した状態で、第1面が連続部に接触し、第2面が一対の延在部のうち一方61に接触し、第3面が一対の延在部のうち他方62に接触している。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
複数のタブ端子を有するバスバと、
前記複数のタブ端子それぞれが収容される複数の端子収容部を有するハウジングと、を備えたコネクタを製造するためのコネクタ製造装置であって、
前記バスバを前記ハウジングに圧入して、前記タブ端子を前記端子収容部に収容するための圧入治具を備え、
前記バスバは、互いに対向する一対の連設体と、該一対の連設体同士を連結する一対の連結部と、を有し、
前記一対の連設体は、それぞれ、前記複数のタブ端子と、該複数のタブ端子に連設されるとともに前記複数のタブ端子が並ぶ方向に延在する基部と、を備え、
前記一対の連結部は、前記一対の連設体における前記並ぶ方向の両端部に設けられているとともに、前記一対の連設体それぞれの前記基部と同一面上に延在する一対の延在部と、該一対の延在部の間において両者に連続する連続部と、を備え、
前記連続部は、前記各延在部との境界位置で折れ曲がって構成されており、
前記圧入治具は、前記一対の延在部の間に進入可能な板状に設けられているとともに、前記連続部に接触可能な第1面と、該第1面の一端に連続する第2面と、該第1面の他端に連続する第3面と、を備え、
前記圧入治具は、前記一対の延在部の間に進入した状態で、前記第1面が前記連続部に接触し、前記第2面が前記一対の延在部のうち一方に接触し、前記第3面が前記一対の延在部のうち他方に接触していることを特徴とするコネクタ製造装置。
続きを表示(約 150 文字)【請求項2】
前記一対の連設体の一方は、前記タブ端子と前記基部とを有して片持ち状に設けられ、
前記一対の連設体の他方は、前記基部に連続するとともに、前記タブ端子から離れる方向に延在して車体パネルに固定される車体固定部を有していることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ製造装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタ製造装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
自動車には、多種多様な電子機器が搭載され、電子機器に電力や制御信号等を伝えるために、ワイヤハーネスが配索されている。ワイヤハーネスは、複数の電線と、コネクタと、を備え、このコネクタを電子機器のコネクタや他のワイヤハーネスのコネクタに嵌合させることで、電子機器や他のワイヤハーネスに接続されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
特許文献1には、ジョイントコネクタが開示されている。特許文献1に開示されたジョイントコネクタは、自動車等の例えば運転席側に装備された各電気系統から引き出された複数本の電線をジョイントコネクタにより一括して、エンジンルーム側から引き出したアース用電線に電気接続させるものであり、コネクタハウジングと、該コネクタハウジングに収容されるブスバーと、を備える。
【0004】
コネクタハウジングは、運転席側に装備された各種電気系統から引き出された電線に圧着接続された接続端子を収容・保持する端子収容部を複数個備える。またコネクタハウジングには、接続端子に接続されるタブ端子を各端子収容部に挿入するための挿入口が設けられている。
【0005】
ブスバーは、コネクタハウジングにおける挿入口の配列に対応して連設された複数個のタブ端子と、車体等の構造対象への固定部となる固定用板部と、を備える。
【0006】
このようなジョイントコネクタにおいて、各タブ端子は各端子収容部の挿入口に近付けられた状態で、ブスバーが圧入されることにより、各タブ端子は各端子収容部に収容される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開平7-161419号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら従来のジョイントコネクタは、ブスバーが圧入されることにより、各タブ端子は各端子収容部に収容されているが、圧入時の荷重によっては、各タブ端子が撓んで変形してしまう懸念があった。
【0009】
本発明は、タブ端子が変形することの抑制を図ったコネクタ製造装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、複数のタブ端子を有するバスバと、前記複数のタブ端子それぞれが収容される複数の端子収容部を有するハウジングと、を備えたコネクタを製造するためのコネクタ製造装置であって、前記バスバを前記ハウジングに圧入して、前記タブ端子を前記端子収容部に収容するための圧入治具を備え、前記バスバは、互いに対向する一対の連設体と、該一対の連設体同士を連結する一対の連結部と、を有し、前記一対の連設体は、それぞれ、前記複数のタブ端子と、該複数のタブ端子に連設されるとともに前記複数のタブ端子が並ぶ方向に延在する基部と、を備え、前記一対の連結部は、前記一対の連設体における前記並ぶ方向の両端部に設けられているとともに、前記一対の連設体それぞれの前記基部と同一面上に延在する一対の延在部と、該一対の延在部の間において両者に連続する連続部と、を備え、前記連続部は、前記各延在部との境界位置で折れ曲がって構成されており、前記圧入治具は、前記一対の延在部の間に進入可能な板状に設けられているとともに、前記連続部に接触可能な第1面と、該第1面の一端に連続する第2面と、該第1面の他端に連続する第3面と、を備え、前記圧入治具は、前記一対の延在部の間に進入した状態で、前記第1面が前記連続部に接触し、前記第2面が前記一対の延在部のうち一方の前記延在部に接触し、前記第3面が前記一対の延在部のうち他方の前記延在部に接触していることを特徴とするコネクタ製造装置である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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