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公開番号
2024156494
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-06
出願番号
2023071004
出願日
2023-04-24
発明の名称
コネクタ及び電源回路遮断装置
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
H01R
13/193 20060101AFI20241029BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】互いに接続される一対のタブ端子とクリップ状端子における高い接続信頼性を維持させることが可能なコネクタ及び電源回路遮断装置を提供すること。
【解決手段】コネクタ1は、第1コネクタハウジング10に設けられた一対のタブ端子13と、第2コネクタハウジング20に設けられ、複数対の接触片26a,26bを有して一対のタブ端子13を挟持するクリップ状端子24と、を備える。一対のタブ端子13は、コネクタ1の中途嵌合状態では一部の接触片26aが非接触とされる切欠き部15を有する。第1コネクタハウジング10の絶縁板部17における切欠き部15に対応した部分には、切欠き部15に補完的に嵌合されて一部の接触片26aが接触する補完突出部18が形成される。コネクタ1の完全嵌合状態では、接触片26a,26bの全てが一対のタブ端子13に接触状態とされる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1コネクタハウジングと、
前記第1コネクタハウジングに嵌合及び離脱される第2コネクタハウジングと、
前記第1コネクタハウジングに設けられ、前記第2コネクタハウジングとの嵌合方向に突設された一対のタブ端子と、
前記第2コネクタハウジングに設けられ、互いに対向位置に配置された複数対の接触片を有して前記一対のタブ端子を挟持する側面視略U字状のクリップ状端子と、を備え、
前記第1コネクタハウジングは、前記一対のタブ端子を電気的に絶縁状態に重ね合わせるために形成された絶縁板部を有し、
前記一対のタブ端子は、前記第1コネクタハウジングに対して前記第2コネクタハウジングが途中まで嵌合される中途嵌合状態では前記複数対の接触片の一部が非接触とされる切欠き部を有し、
前記絶縁板部における前記切欠き部に対応した部分には、前記切欠き部に補完的に嵌合されて前記複数対の接触片の一部が接触する補完突出部が形成され、
前記第1コネクタハウジングに対して前記第2コネクタハウジングが完全嵌合される完全嵌合状態では、前記複数対の接触片の全てが前記一対のタブ端子に接触状態とされる、
コネクタ。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
前記第2コネクタハウジングは、
回動可能に支持されたレバーを備え、
前記レバーが回動されることで、前記第1コネクタハウジングに対する嵌合力及び離脱力が付与される、
請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
請求項2に記載のコネクタからなり、
前記一対のタブ端子と前記クリップ状端子とが、前記第1コネクタハウジングに対する前記第2コネクタハウジングの嵌合及び離脱によってオン・オフされる電源回路のスイッチ部とされている、
電源回路遮断装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタ及び電源回路遮断装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、電気自動車やハイブリッド車等の車両には、電気系統のメンテナンス等での作業安全性を確保するために、電源と負荷との間の通電を遮断するサービスプラグといわれる電源回路遮断装置が設けられる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この電源回路遮断装置は、互いに嵌合される第1コネクタハウジング及び第2コネクタハウジングと、これらコネクタハウジング同士を着脱させる際に回動操作されるレバーとを備えている。そして、第1コネクタハウジングに対して第2コネクタハウジングが嵌合されると、第2コネクタハウジングの第2端子(クリップ状端子)が第1コネクタハウジングの一対の第1端子(タブ端子)を挟持することで、一対の第1端子同士を電気的に接続するように構成されている。
【0004】
第1端子は、本嵌合状態及び仮嵌合状態で第2端子の接触片がそれぞれ弾性的に接触される本接触部及び仮接触部を有する。仮接触部は、本接触部よりも挿抜方向の離脱側に配置されると共に本接触部よりも低い接触荷重で接触するように形成されている。
従って、嵌合作業時に要する操作力が一度に大きくなることによる作業者へ負担を軽減させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-57193号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、図12に示すよう、クリップ形状の第2端子524は、一方向に延在して設けられる基端部525と、基端部525の延在方向に沿って並設される複数対の接触片526と、を備えている。そこで、第2端子524は、複数対の接触片526が一対の第1端子との接触開始から完全嵌合時まで全接点接触するため、第1端子と第2端子524の間の摩擦力が高くなる。
【0007】
そこで、第1端子と第2端子524の間の摩擦力が高いことにより、耐久操作時にめっき摩耗が大きく生じるおそれがある。すると、第1端子と第2端子524の間の電気抵抗が上昇し、第1端子と第2端子524の接続信頼性が低下するおそれがある。
【0008】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、互いに接続される一対のタブ端子とクリップ状端子における高い接続信頼性を維持させることが可能なコネクタ及び電源回路遮断装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 第1コネクタハウジングと、前記第1コネクタハウジングに嵌合及び離脱される第2コネクタハウジングと、前記第1コネクタハウジングに設けられ、前記第2コネクタハウジングとの嵌合方向に突設された一対のタブ端子と、前記第2コネクタハウジングに設けられ、互いに対向位置に配置された複数対の接触片を有して前記一対のタブ端子を挟持する側面視略U字状のクリップ状端子と、を備え、前記第1コネクタハウジングは、前記一対のタブ端子を電気的に絶縁状態に重ね合わせるために形成された絶縁板部を有し、前記一対のタブ端子は、前記第1コネクタハウジングに対して前記第2コネクタハウジングが途中まで嵌合される中途嵌合状態では前記複数対の接触片の一部が非接触とされる切欠き部を有し、前記絶縁板部における前記切欠き部に対応した部分には、前記切欠き部に補完的に嵌合されて前記複数対の接触片の一部が接触する補完突出部が形成され、前記第1コネクタハウジングに対して前記第2コネクタハウジングが完全嵌合される完全嵌合状態では、前記複数対の接触片の全てが前記一対のタブ端子に接触状態とされる、コネクタ。
【0010】
(2) 上記(1)に記載のコネクタからなり、前記一対のタブ端子と前記クリップ状端子とが、前記第1コネクタハウジングに対する前記第2コネクタハウジングの嵌合及び離脱によってオン・オフされる電源回路のスイッチ部とされている、電源回路遮断装置。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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