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公開番号2024161735
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-20
出願番号2023076714
出願日2023-05-08
発明の名称接続端子
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 4/18 20060101AFI20241113BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】導体圧着部の変形を抑制でき、電気的な接続信頼性を保持することができる接続端子を提供する。
【解決手段】相手端子と電気的に接続される電気接続部9と、電気接続部9と連続する一部材で形成され、電線3に接続される電線接続部11とを備えた接続端子1において、電線接続部11が、電線3の導体5に圧着される導体圧着部23を有し、電気接続部9と電線接続部11との間に、電気接続部9と電線接続部11とを連結する電気連結部21を設け、電気連結部21に、表面から突出され、導体圧着部23の圧着時における変形方向に沿って延出されたインデント部37を設けた。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
相手端子と電気的に接続される電気接続部と、
前記電気接続部と連続する一部材で形成され、電線に接続される電線接続部と、
を備え、
前記電線接続部は、前記電線の導体に圧着される導体圧着部を有し、
前記電気接続部と前記電線接続部との間には、前記電気接続部と前記電線接続部とを連結する電気連結部が設けられ、
前記電気連結部には、表面から突出され、前記導体圧着部の圧着時における変形方向に沿って延出されたインデント部が設けられている接続端子。
続きを表示(約 110 文字)【請求項2】
前記インデント部は、前記電線と離間して配置されている請求項1に記載の接続端子。
【請求項3】
前記インデント部は、前記電気連結部の内面から突出されている請求項1又は2に記載の接続端子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、接続端子に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、接続端子としては、相手端子と電気的に接続される電気接続部と、電気接続部と連続する一部材で形成され、電線に接続される電線接続部とを備えたものが知られている(特許文献1参照)。この接続端子では、電線接続部が、電線の導体に圧着される導体圧着部を有する。導体圧着部には、内面から内方に向けて突出され、導体圧着部の圧着時における変形方向に沿って延出されたインデント部が設けられている。インデント部は、導体圧着部の剛性を高め、温度変化などによって導体圧着部が変形することを抑制し、電気的な接続信頼性を保持する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6454062号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1の接続端子では、導体圧着部にインデント部が設けられているので、導体圧着部を電線の導体に圧着させるときに、インデント部も導体圧着部の変形に追従して変形する。導体圧着部の圧着時の変形は、他の部分に比較して、大きく、インデント部の変形も大きくなる。インデント部の変形が大きくなると、導体圧着部の変形を抑制するという機能が低下することがあり、電気的な接続信頼性が低下する可能性があった。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、導体圧着部の変形を抑制でき、電気的な接続信頼性を保持することができる接続端子を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施形態に係る接続端子は、相手端子と電気的に接続される電気接続部と、前記電気接続部と連続する一部材で形成され、電線に接続される電線接続部とを備え、前記電線接続部は、前記電線の導体に圧着される導体圧着部を有し、前記電気接続部と前記電線接続部との間には、前記電気接続部と前記電線接続部とを連結する電気連結部が設けられ、前記電気連結部には、表面から突出され、前記導体圧着部の圧着時における変形方向に沿って延出されたインデント部が設けられている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、導体圧着部の変形を抑制でき、電気的な接続信頼性を保持することができる接続端子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る接続端子の斜視図である。
本実施形態に係る接続端子の側面図である。
本実施形態に係る接続端子の上面図である。
本実施形態に係る接続端子の正面図である。
本実施形態に係る接続端子の断面図である。
図5の要部拡大図である。
図5の要部拡大図である。
本実施形態に係る接続端子の展開図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本実施形態に係る接続端子について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【0010】
図1に示すように、本実施形態に係る接続端子1は、例えば、車両に搭載された電源と機器との間、或いは機器と機器との間など、電気部品の間を電気的に接続する。接続端子1は、例えば、相手ハウジング(不図示)と嵌合可能なハウジング(不図示)に収容される。ハウジングに収容された接続端子1は、ハウジングが相手ハウジングと嵌合することにより、相手ハウジングに収容された相手端子(不図示)と電気的に接続される。接続端子1は、相手端子と電気的に接続されることにより、電気部品が電気的に接続される。接続端子1は、電気部品に電気的に接続された電線3の端末部に接続されている。
(【0011】以降は省略されています)

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