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公開番号
2024159175
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023075006
出願日
2023-04-28
発明の名称
端子挿入装置
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
H01R
43/20 20060101AFI20241031BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】コネクタハウジングの複数の端子収容室へ複数の電線に接続された端子を円滑に同時挿入でき、かつ、端子収容室のピッチが異なる各種のコネクタハウジングに対応可能な端子挿入装置を提供する。
【解決手段】多芯ケーブル1の複数本の電線2の各端部にそれぞれ接続された複数の端子4を、コネクタハウジング6に並列配置された複数の端子収容室7のそれぞれに挿入する端子挿入装置100であって、複数の端子4を把持する端子チャック20と、複数の端子4の間に配置されるセパレータ25と、セパレータ25を挟んだ状態で端子チャック20に把持された複数の端子4、及び、コネクタハウジング6のうち少なくとも一方を移動させて、複数の端子4を複数の端子収容室7に挿入する移動機構と、を備え、セパレータ25を端子チャック20に対して着脱可能とした。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
多芯ケーブルの複数本の電線の各端部にそれぞれ接続された複数の端子を、コネクタハウジングに並列配置された複数の端子収容室のそれぞれに挿入する端子挿入装置であって、
前記複数の端子を把持する端子チャックと、
前記複数の端子の間に配置されるセパレータと、
前記セパレータを挟んだ状態で前記端子チャックに把持された前記複数の端子、及び、前記コネクタハウジングのうち少なくとも一方を移動させて、前記複数の端子を前記複数の端子収容室に挿入する移動機構と、を備え、
前記セパレータを前記端子チャックに対して着脱可能とした、
端子挿入装置。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記セパレータは、前記複数の端子の間に配置される際に、前記端子の後部における前記電線の間に挿し込まれる突出片を有する、
請求項1に記載の端子挿入装置。
【請求項3】
前記端子チャックは、前記端子を挟持して把持する2つのチャックブロックを有し、
前記チャックブロックは、前記端子における少なくとも前記電線に接続される電線接続部を全長にわたって把持可能な厚みを有する、
請求項1に記載の端子挿入装置。
【請求項4】
前記チャックブロックは、把持する前記端子へ向かって次第に広がる凹状部を有する、
請求項3に記載の端子挿入装置。
【請求項5】
前記端子チャックによって把持された複数の前記端子の各先端を位置決めし、前記コネクタハウジングの前記端子収容室内へ導く端子ガイドを備える、
請求項1に記載の端子挿入装置。
【請求項6】
前記端子ガイドは、
複数の前記端子の間に配置される板状の第2セパレータと、
凹部を有し、前記第2セパレータの両側部に当接して前記第2セパレータと前記凹部とによって前記端子が挿通可能なガイド孔を形成する一対のガイドブロックと、
を備え、
前記第2セパレータを前記端子ガイドに対して着脱可能とした、
請求項5に記載の端子挿入装置。
【請求項7】
前記ガイド孔は、前記端子の挿入方向へ向かって次第に窄まる形状に形成される、
請求項6に記載の端子挿入装置。
【請求項8】
前記コネクタハウジングを把持するハウジングチャックを有し、
前記ハウジングチャックは、前記コネクタハウジングにおける前記端子の挿入方向の反対側で、前記端子が挿通される挿通孔を有する整合部品を把持可能である、
請求項1に記載の端子挿入装置。
【請求項9】
前記多芯ケーブルを把持するケーブルチャックを有し、
前記ケーブルチャックは、前記多芯ケーブルの端部に取り付けられたスリーブ部材を保持する、
請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の端子挿入装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、端子挿入装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、端子付電線の端子をコネクタハウジングに形成された端子収容室に挿入してコネクタ付電線とするための端子挿入装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
ところで、近年では、複数本の電線を束ねた高周波ケーブル等の多芯ケーブルの需要が高まっている。このため、多芯ケーブルの各電線に接続された端子を、コネクタハウジングの各端子収容室へ同時に挿入する端子挿入装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。この端子挿入装置では、複数の端子を、端子セパレータで相互間に間隔をあけた状態で端子チャックが束ね、その後、端子チャックによって束ねた端子をコネクタハウジングの複数の端子収容室へ挿入する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5169996号公報
特開2019-129048号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献2に記載の装置は、端子相互間に介在して端子間に隙間をあける端子セパレータが端子チャックに一体に設けられている。このため、異なるピッチの端子収容室を備えたコネクタハウジングへの端子挿入に対応することが困難であった。
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コネクタハウジングの複数の端子収容室へ複数の電線に接続された端子を円滑に同時挿入でき、かつ、端子収容室のピッチが異なる各種のコネクタハウジングに対応可能な端子挿入装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の上記目的は、下記構成により達成される。
多芯ケーブルの複数本の電線の各端部にそれぞれ接続された複数の端子を、コネクタハウジングに並列配置された複数の端子収容室のそれぞれに挿入する端子挿入装置であって、
前記複数の端子を把持する端子チャックと、
前記複数の端子の間に配置されるセパレータと、
前記セパレータを挟んだ状態で前記端子チャックに把持された前記複数の端子、及び、前記コネクタハウジングのうち少なくとも一方を移動させて、前記複数の端子を前記複数の端子収容室に挿入する移動機構と、を備え、
前記セパレータを前記端子チャックに対して着脱可能とした、端子挿入装置。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、コネクタハウジングの複数の端子収容室へ複数の電線に接続された端子を円滑に同時挿入でき、かつ、端子収容室のピッチが異なる各種のコネクタハウジングに対応可能な端子挿入装置を提供できる。
【0009】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、第1実施形態に係る端子挿入装置の概略側面図である。
図2は、第1実施形態に係る端子挿入装置の概略斜視図である。
図3は、複数の端子を有する多芯ケーブルの斜視図である。
図4は、端子チャックの上方側のチャックブロックの斜視図である。
図5は、端子ガイドの斜視図である。
図6は、ケーブル把持工程を説明するケーブルチャックの斜視図である。
図7Aは、端子把持工程を説明する端子チャックの斜視図である。
図7Bは、端子把持工程を説明する端子チャックの斜視図である。
図7Cは、端子把持工程を説明する端子チャックの斜視図である。
図7Dは、端子把持工程を説明する端子チャックの斜視図である。
図7Eは、端子把持工程を説明する端子チャックの斜視図である。
図8は、端子把持工程を説明するケーブルチャック及び端子チャックの斜視図である。
図9は、端子チャックにおける端子の把持箇所の斜視図である。
図10は、端子チャックにおける端子の把持箇所の側面図である。
図11は、端子ガイド工程を説明する端子挿入装置の概略側面図である。
図12は、端子ガイドにおける端子のガイド状態を示す端子ガイドの斜視図である。
図13は、端子チャック退避工程を説明する端子挿入装置の斜視図である。
図14は、端子ガイド退避工程を説明する端子挿入装置の斜視図である。
図15は、ハウジング装着工程を説明する端子挿入装置の側面図である。
図16は、ハウジング装着工程を説明するハウジングチャックに把持されたコネクタハウジングの斜視図である。
図17は、第2実施形態に係る端子挿入装置の端子チャックにおける多芯ケーブルの端部及びコネクタハウジングの斜視図である。
図18Aは、端子チャックを模式的に示した側面図である。
図18Bは、端子チャックを模式的に示した正面図である。
図19Aは、端子ガイドを模式的に示した側面図である。
図19Bは、端子ガイドを模式的に示した正面図である。
図20Aは、端子チャックによる端子の把持状態を模式的に示した側面図である。
図20Bは、端子チャックによる端子の把持状態を模式的に示した正面図である。
図21Aは、端子ガイドによる端子のガイド状態を模式的に示した側面図である。
図21Bは、端子ガイドによる端子のガイド状態を模式的に示した正面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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