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公開番号
2025064411
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2023174169
出願日
2023-10-06
発明の名称
ワイヤハーネスおよびワイヤハーネスシステム
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
B60R
16/02 20060101AFI20250410BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両等への組付性を向上することができるワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【解決手段】ワイヤハーネスWHは、可撓性を有する平型配索材11と、平型配索材11の端部に設けられる複数の幹線側コネクタ12と、を有した幹線モジュール10と、導電性を有する複数の配索材21と、複数の配索材21の端末に設けられ幹線側コネクタ12と接続される枝線側第1コネクタ22と、をそれぞれ有した複数の枝線モジュール20と、を備え、平型配索材11には、複数の電子機器40のそれぞれと制御装置30とを接続する伝送路を構成する第1導体回路部13aと、第1導体回路部13aとは接続されずに複数の電子機器40同士を相互につなぐ伝送路を構成する第2導体回路部13bと、を含む配線パターン13が設けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
可撓性を有する平型配索材と、前記平型配索材の端部に設けられる複数の幹線側コネクタと、を有した幹線モジュールと、
導電性を有する複数の配索材と、前記複数の配索材の端末に設けられ前記幹線側コネクタと接続される枝線側第1コネクタと、をそれぞれ有した複数の枝線モジュールと、
を備え、
前記幹線モジュールは、前記複数の枝線モジュールのうちいずれか一つを介して制御装置と接続されると共に、前記複数の枝線モジュールのうち前記制御装置が接続される前記一つとは別の前記枝線モジュールを介して複数の電子機器と接続され、
前記平型配索材には、前記複数の電子機器のうち少なくとも一つと前記制御装置とを接続する伝送路を構成する第1導体回路部と、前記第1導体回路部とは接続されずに前記複数の電子機器同士を相互につなぐ伝送路を構成する第2導体回路部と、を含む配線パターンが設けられる、
ワイヤハーネス。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記複数の枝線モジュールのうち少なくとも一つは、当該枝線モジュールを構成するすべての前記配索材が、一方の端末に設けられる前記枝線側第1コネクタと、他方の端末に設けられる枝線側第2コネクタとに渡って分岐を介さずに延在する、
請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項3】
前記複数の枝線モジュールのうち前記制御装置が接続される前記一つは、前記幹線モジュールの延在方向の第1端部に設けられ、
前記複数の枝線モジュールのうち前記制御装置が接続される前記一つとは別の前記枝線モジュールは、前記幹線モジュールの前記延在方向と交差する幅方向の第2端部に設けられる、
請求項1または2に記載のワイヤハーネス。
【請求項4】
可撓性を有する平型配索材と、前記平型配索材の端部に設けられる複数の幹線側コネクタと、を有した幹線モジュールと、
導電性を有する複数の配索材と、前記複数の配索材の端末に設けられ前記幹線側コネクタと接続される枝線側第1コネクタと、をそれぞれ有した複数の枝線モジュールと、
前記複数の枝線モジュールのうちいずれか一つを介して前記幹線モジュールと接続される制御装置と、
前記複数の枝線モジュールのうち前記制御装置が接続される前記一つとは別の前記枝線モジュールを介して前記幹線モジュールと接続される複数の電子機器と、
を備え、
前記平型配索材には、前記複数の電子機器のうち少なくとも一つと前記制御装置とを接続する伝送路を構成する第1導体回路部と、前記第1導体回路部とは接続されずに前記複数の電子機器同士を相互につなぐ伝送路を構成する第2導体回路部と、を含む配線パターンが設けられる、
ワイヤハーネスシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤハーネスおよびワイヤハーネスシステムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のワイヤハーネスに関する技術として、例えば、特許文献1には、可撓性を有する平型配索材と、平型配索材の端部に設けられる複数の幹線側コネクタと、を有した幹線モジュールと、導電性を有する複数の配索材と、複数の配索材の端末に設けられ幹線側コネクタと接続される枝線側コネクタと、をそれぞれ有した複数の枝線モジュールと、を備えたワイヤハーネスが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-231055号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した特許文献1に記載のワイヤハーネスでは、例えば、車両等への組付性向上の点で更なる改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、車両等への組付性を向上することができるワイヤハーネスおよびワイヤハーネスシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、可撓性を有する平型配索材と、前記平型配索材の端部に設けられる複数の幹線側コネクタと、を有した幹線モジュールと、導電性を有する複数の配索材と、前記複数の配索材の端末に設けられ前記幹線側コネクタと接続される枝線側第1コネクタと、をそれぞれ有した複数の枝線モジュールと、を備え、前記幹線モジュールは、前記複数の枝線モジュールのうちいずれか一つを介して制御装置と接続されると共に、前記複数の枝線モジュールのうち前記制御装置が接続される前記一つとは別の前記枝線モジュールを介して複数の電子機器と接続され、前記平型配索材には、前記複数の電子機器のうち少なくとも一つと前記制御装置とを接続する伝送路を構成する第1導体回路部と、前記第1導体回路部とは接続されずに前記複数の電子機器同士を相互につなぐ伝送路を構成する第2導体回路部と、を含む配線パターンが設けられる。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るワイヤハーネスおよびワイヤハーネスシステムでは、平型配索材には、複数の電子機器のうち少なくとも一つと制御装置とを接続する伝送路を構成する第1導体回路部と、第1導体回路部とは接続されずに複数の電子機器同士を相互につなぐ伝送路を構成する第2導体回路部と、を含む配線パターンが設けられる。この構成により、ワイヤハーネスおよびワイヤハーネスシステムは、例えば、平型配索材に設けられた第2導体回路部によって複数の電子機器同士を相互につなぐ伝送路の構成(枝線モジュールおよび第2導体回路部の全長)をより簡素化(短縮化)することができる。この結果、ワイヤハーネスおよびワイヤハーネスシステムは、車両等への組付性を向上することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るワイヤハーネスが適用される車両の例示的な斜視図である。
図2は、実施形態に係るワイヤハーネスシステムの例示的な平面図である。
図3は、実施形態に係るワイヤハーネスの枝線モジュールの例示的な平面図である。
図4は、実施形態に係るワイヤハーネスと従来構造のワイヤハーネスとの例示的な比較図である。
図5は、変形例に係るワイヤハーネスシステムの例示的な平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、下記実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。なお、本明細書では、序数は、部品や、部材、部位、位置、方向等を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
【0010】
[実施形態]
図1は、実施形態に係るワイヤハーネスWHが適用される車両100の斜視図である。図1に示される本実施形態のワイヤハーネスWHは、車両100に適用され、当該車両100に搭載される各装置間を接続し電源供給や信号通信に用いられるものである。本実施形態のワイヤハーネスWHは、例えば、車両100のフロアパネル120の車両幅方向の両端部に設けられ、車両前後方向に沿って延在している。また、ワイヤハーネスWHの前端部には、車両100のインストルメントパネル110の内部に設置される補強部材111が近接して配置されている。補強部材111は、例えば、金属製の中空パイプで構成され、車両幅方向に沿って延在するリンフォース等である。補強部材111の両端には、それぞれフランジ112が接合されている。一対のフランジ112のうち一方は、車両100のボデー左側に固定され、他方は、車両100のボデー右側に固定される。
(【0011】以降は省略されています)
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