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公開番号
2024161678
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-20
出願番号
2023076549
出願日
2023-05-08
発明の名称
足場設置装置および筒状構造物の周囲に足場を設置する方法
出願人
株式会社サンメイ
代理人
個人
,
個人
主分類
E04G
3/24 20060101AFI20241113BHJP(建築物)
要約
【課題】筒状構造物をより効率的に解体することが可能な足場設置装置。
【解決手段】足場設置装置は、前記筒状構造物の外周面に溶接されるサポート部材と、足場ブラケットと、を有し、前記サポート部材は、ボルト穴を有し、前記足場ブラケットは、一つの端部に第1の貫通孔を有する水平部材と、前記水平部材の別の端部に接続された第1の斜材と、第2の斜材とを有し、前記第1の斜材は、該第1の斜材の延伸方向に沿って延在する長穴を有し、前記第2の斜材は、第2の貫通孔を有し、前記足場ブラケットは、該足場ブラケットの第1の貫通孔と前記サポート部材の前記ボルト穴とを通るボルトによる締結により、前記サポート部材と接続され、前記第1の斜材および前記第2の斜材は、前記第2の貫通孔と前記長穴とを通るボルトによる締結により、全長の調整が可能な単一斜材となる。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
筒状構造物の周囲に足場を設置する際に使用される足場設置装置であって、
前記筒状構造物の外周面に溶接されるサポート部材と、
足場ブラケットと、
を有し、
前記サポート部材は、ボルト穴を有し、
前記足場ブラケットは、一つの端部に第1の貫通孔を有する水平部材と、前記水平部材の別の端部に接続された第1の斜材と、第2の斜材とを有し、
前記第1の斜材は、該第1の斜材の延伸方向に沿って延在する長穴を有し、前記第2の斜材は、第2の貫通孔を有し、
前記足場ブラケットは、該足場ブラケットの第1の貫通孔と前記サポート部材の前記ボルト穴とを通るボルトによる締結により、前記サポート部材と接続され、
前記第1の斜材および前記第2の斜材は、前記第2の貫通孔と前記長穴とを通るボルトによる締結により、全長の調整が可能な単一斜材となる、足場設置装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記サポート部材は、板状またはブロック状の形態を有する、請求項1に記載の足場設置装置。
【請求項3】
前記足場ブラケットの前記第2の斜材は、前記第1の斜材と接続される端部とは反対の端部に、前記筒状構造物の外周面と当接する当接部材を有する、請求項1または2に記載の足場設置装置。
【請求項4】
前記足場ブラケットは、さらに、前記水平部材と前記第1の斜材を固定する垂直部材を有する、請求項1または2に記載の足場設置装置。
【請求項5】
前記サポート部材と前記足場ブラケットとを締結することにより、前記筒状構造物の周囲から、前記足場ブラケットの前記水平部材が放射状に突出される、請求項1または2に記載の足場設置装置。
【請求項6】
前記筒状構造物は、高さが60m以上の鋼製煙突である、請求項1または2に記載の足場設置装置。
【請求項7】
筒状構造物の周囲に足場を設置する方法であって、
(1)筒状構造物の所定の高さ位置において、該筒状構造物の周囲に沿って、複数のサポート部材を溶接する工程であって、各サポート部材は、ボルト穴を有する、工程と、
(2)足場ブラケットを複数準備する工程であって、
前記足場ブラケットは、第1の部材および第2の部材を有し、
前記第1の部材は、一つの端部に第1の貫通孔を有する水平部材と、前記水平部材の別の端部に接続された第1の斜材と、を有し、
第2の部材は、第2の斜材を有し、
前記第1の斜材は、該第1の斜材の延伸方向に沿って延在する長穴を有し、前記第2の斜材は、第2の貫通孔を有し、前記第1の斜材および前記第2の斜材は、前記長穴と前記第2の貫通孔とを通るボルトによる締結により、単一斜材となり、該単一斜材を有する足場ブラケットが得られる、工程と、
(3)前記足場ブラケットと対応するサポート部材とを、前記第1の貫通孔および前記ボルト穴に貫通されたボルトで締結する工程であって、これにより、前記筒状構造物の周囲から、前記足場ブラケットの前記水平部材が放射状に突出される、工程と、
(4)前記足場ブラケットの前記水平部材を利用して、足場部材を設置する工程と、
を有し、
前記(1)の工程と前記(2)の工程は、任意の順番で実施される、方法。
【請求項8】
前記(2)の工程では、前記第1の斜材および前記第2の斜材が仮締結され、前記(3)の工程中に、前記第1の斜材および前記第2の斜材が本締結され、所望の長さの単一斜材が得られる、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記サポート部材は、板状またはブロック状の形態を有する、請求項7または8に記載の方法。
【請求項10】
前記第2の部材は、前記第2の斜材の前記第1の斜材と接続される端部とは反対の端部に、前記筒状構造物の外周面と当接する当接部材を有する、請求項7または8に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、足場設置装置および筒状構造物の周囲に足場を設置する方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
大型煙突などの筒状構造物を解体する際には、まず、所定の高さ位置ごとに、煙突の周囲にわたって作業足場が設置される。次に、作業足場に乗った作業員により、上部から所定の長さ位置で筒状構造物が切断される。切断された部分は、クレーンにより、地上まで吊り下げられる。これを筒状構造物の上部から下部に沿って繰り返すことにより、筒状構造物が解体される。
【0003】
最近では、作業足場の設置をより効率的に行うため、所定の高さ位置に、筒状構造物の周囲にわたって鋼製バンドを設置し、該鋼製バンドに設けられた係止口に足場ブラケットを差し込む方法が提案されている(特許文献1)。
【0004】
足場ブラケットは、上部に水平部分を有する。従って、筒状構造物の周囲に設置された複数の足場ブラケットの水平部分にわたって足場板を設置することにより、筒状構造物の周囲に作業足場を構成することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2000-170376号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前述のように、筒状構造物の解体のための足場の設置方法として、各種方法が提案されている。
【0007】
しかしながら、効率の観点からは、従来の方法においても未だ改善の余地がある。
【0008】
例えば、特許文献1に記載の方法では、複数の高さ位置において、筒状構造物の周囲に沿って鋼製バンドを取り付ける必要がある。
【0009】
各鋼製バンドは、周方向に沿って配置された複数のバンド用パーツをボルトで相互に連結することにより構成される。従って、筒状構造物の径が大きくなると、必要なバンド用パーツの数が多くなり、これに伴い、多数の連結作業が必要となる。特に、高さが60mを超えるような大型の筒状構造物の場合、鋼製バンドを設置すべき高さ位置の数が増加するため、より多くのパーツの連結作業を行うことが必要となる。
【0010】
本発明は、このような問題に鑑みなされたものであり、本発明では、筒状構造物をより効率的に解体することが可能な足場設置装置を提供することを目的とする。また、本発明では、筒状構造物を解体する際に、より効率的に行うことが可能な足場の設置方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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