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公開番号2024160612
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-14
出願番号2023075813
出願日2023-05-01
発明の名称画像処理装置及びその制御方法及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04N 23/63 20230101AFI20241107BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 表示器の最高表示輝度に依らず、解像感ならびにノイズ感の差が無いライブビューの表示が可能となる。
【解決手段】本発明の、撮像部で得た映像を、表示器にライブビューとして表示する画像処理装置は、表示器の最高表示輝度を表す情報を取得する取得部と、取得部で取得した情報に基づき、少なくともノイズ及び解像感の一方を補正するためのパラメータを決定する決定部と、撮像部で得た映像をパラメータに従って補正することで、ライブビューを表す映像を生成する補正部とを有する。
【選択図】 図8
特許請求の範囲【請求項1】
撮像手段で得た映像を、表示器にライブビューとして表示する画像処理装置であって、
前記表示器の最高表示輝度を表す情報を取得する取得手段と、
前記取得手段で取得した情報に基づき、少なくともノイズ及び解像感の一方を補正するためのパラメータを決定する決定手段と、
前記撮像手段で得た映像を前記パラメータに従って補正することで、前記ライブビューを表す映像を生成する補正手段と
を有することを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記表示器は、外部の表示装置であって、
前記取得手段は、前記表示装置と通信することにより、当該表示装置の最高表示輝度を表す情報を取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記撮像手段より得た映像データの輝度から、前記映像が表すシーンを判定する判定するシーン判定手段と、
該シーン判定手段で判定したシーンに応じて前記表示器の明るさを調整する調整手段を有し、
前記取得手段は、前記調整手段による調整した表示器の最大輝度を、前記最高表示輝度として取得することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記補正手段は、ICtCp色空間を用いて、ノイズ低減、或いは、解像感の補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
撮像手段で得た映像を、表示器にライブビューとして表示する画像処理装置の制御方法であって、
前記表示器の最高表示輝度を表す情報を取得する取得工程と、
前記取得工程で取得した情報に基づき、少なくともノイズ及び解像感の一方を補正するためのパラメータを決定する決定工程と、
前記撮像手段で得た映像を前記パラメータに従って補正することで、前記ライブビューを表す映像を生成する補正工程と
を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
【請求項6】
コンピュータが読み込み実行することで、前記コンピュータに、請求項5に記載の方法の各工程を実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像映像をライブビューとして表示する画像処理装置及びその制御方法及びプログラムに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
撮影時に、電子ビューファインダ等、表示器にリアルタイムで映像を表示する所謂ライブビュー表示機能を備えたカメラが普及しつつある。特許文献1には、夜景シーンなど高ISO感度での撮像を余儀なくされた場合であっても、ノイズ量の少ないライブビュー表示を行う方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-186363号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された技術は、表示器に表示される画像における色ノイズを低減させるべく、低ISO感度で撮像した撮像データと、高ISO感度で撮像した撮像データとの表示色を比較して色ノイズの色成分を推定し、色補正を行うものである。
【0005】
一方、特許文献1のような撮像ISO感度のみを活用したノイズ量調整では、表示器の最高表示輝度によって異なるノイズ感を知覚させることがあり、その表示器を見るユーザに違和感を生じさせ得る。このような知覚上の違和感は、周囲の明るさに応じて表示器の最高表示輝度を動的に変更する、あるいは、任意に最高表示輝度が変更される態様においても生じ得る。
【0006】
また、特許文献1にはシャープネス処理等の解像感補正処理に関する制御について、開示されていない。このため、ノイズ感と同様、解像感においても違和感を生じさせ得るものであった。
【0007】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、撮像ISO感度のみならず表示器の最高表示輝度に応じて解像感補正処理またはノイズ低減処理の強度を調整することで、均質な解像感またはノイズ感を知覚させる技術を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この課題を解決するため、例えば本発明の画像処理装置は以下の構成を備える。すなわち、
撮像手段で得た映像を、表示器にライブビューとして表示する画像処理装置であって、
前記表示器の最高表示輝度を表す情報を取得する取得手段と、
前記取得手段で取得した情報に基づき、少なくともノイズ及び解像感の一方を補正するためのパラメータを決定する決定手段と、
前記撮像手段で得た映像を前記パラメータに従って補正することで、前記ライブビューを表す映像を生成する補正手段とを有する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、表示器の最高表示輝度に依らず、解像感ならびにノイズ感の差が無いライブビューの表示が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態が適用するデジタルカメラのブロック構成図。
実施形態及び変形例に係る比較条件を例示する図。
実施形態及び変形例に係る表示器に表示する画像を例示する図。
実施形態及び変形例に係る表示画像の輝度値を例示する図。
実施形態及び変形例に係る表示画像の輝度値の知覚量を例示する図。
実施形態及び変形例に係る表示画像のオーバーシュートならびにアンダーシュートの知覚量を例示する図。
実施形態及び変形例に係る画像処理部の機能構成図。
実施形態における制御部の処理内容を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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