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公開番号2024151219
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-24
出願番号2023064446
出願日2023-04-11
発明の名称撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 23/52 20230101AFI20241017BHJP(電気通信技術)
要約【課題】イメージセンサの光軸方向の位置ずれを低減した状態でイメージセンサからの熱を放熱可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置1は、放熱部品101と、イメージセンサ102および該イメージセンサが実装されたセンサ基板103からなるイメージセンサユニット104と、放熱部品に熱的に接続され、イメージセンサユニットに固定された接続部材105とを有する。接続部材の少なくとも一部は、イメージセンサの撮像面に平行な方向において放熱部品と重なっている。接続部材は、放熱部品に対して、撮像面と交差する方向に摺動可能である。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
放熱部品と、
イメージセンサおよび前記イメージセンサが実装されたセンサ基板からなるイメージセンサユニットと、
前記放熱部品に熱的に接続され、前記イメージセンサユニットに固定された接続部材と、を有し、
前記接続部材の少なくとも一部は、前記イメージセンサの撮像面に平行な方向において前記放熱部品と重なっており、
前記接続部材は、前記放熱部品に対して、前記撮像面と交差する方向に摺動可能であることを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記放熱部品には凹部が設けられており、
前記接続部材は、前記凹部に挿入されており、
前記接続部材は、前記凹部内を前記撮像面と交差する方向に摺動可能であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記接続部材は、前記放熱部品の外壁面に係合しており、
前記接続部材は、前記外壁面に沿って前記撮像面と交差する方向に摺動可能であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記接続部材は、前記センサ基板において前記イメージセンサが実装された面とは反対側の面に固定されていることを特徴とする請求項2または3に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記接続部材には、熱伝導シートが巻き付けられていることを特徴とする請求項2または3に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記接続部材と、前記放熱部品において前記接続部材が前記放熱部品と係合する部分との間には、非硬化性樹脂が設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記接続部材は、弾性部材であることを特徴とする請求項2または3に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記接続部材は、コの字形状の板バネであることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記コの字形状の板バネの先端部には、内側に向かって反った反り部が形成されていることを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記コの字形状の板バネの先端部は、コの字の谷側に向かって折り返されていることを特徴とする請求項8または9に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置の放熱構造に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
自動車の自動運転または工場の自動化に用いられる撮像装置の高性能化に伴い消費電力が増大し、発生した熱を効率よく放熱することが求められている。撮像装置において、撮影時には、イメージセンサ、イメージセンサから出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するADTG回路、主基板に実装された画像処理システムICなどが熱を発生させる主な熱源となる。一般的にイメージセンサに対する熱の影響として、イメージセンサの信号ノイズ増加による画質の影響が知られている。
【0003】
一方で撮像素子の大型化により、イメージセンサの撮像面を精度よく光軸に対して垂直に向けることが求められている。特に画像認識カメラは、撮影画像から得た物体の輪郭等の情報をもとに物体を判別し、生成される画像信号の位相差から物体距離を測定する。このため、画像認識カメラでは、結像光学系とイメージセンサの光軸方向の位置ずれによる認識精度に対する影響が大きい。そのため、一般的に画像認識カメラはイメージセンサの光軸方向位置を調整する機構が設けられている。
【0004】
従来、イメージセンサ基板におけるイメージセンサが実装された面の反対側の面に熱伝導部材を付勢することでイメージセンサの放熱を行っていた。そのため、イメージセンサ基板の反りによりイメージセンサの光軸方向の位置ずれが生じてしまう。
【0005】
すなわち、画像認識カメラでは、イメージセンサの光軸方向の位置ずれを低減すると同時にイメージセンサの熱を筐体に伝達する放熱経路を構成しなければならない。
【0006】
特許文献1には、イメージセンサユニットと筐体を接合する際に、あらかじめ熱伝導部材をイメージセンサユニットに一体化させておくことで熱伝導部材の弾性変形によるイメージセンサの調整ずれが生じないようにした放熱構造が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2016-19005号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1に記載の放熱構造では、イメージセンサ基板と熱伝導部材との間で放熱ゴムが付勢されている。このため、イメージセンサ基板に対して常に付勢力が働く。放熱ゴムの熱疲労等によりイメージセンサ基板への付勢力が変化すると、イメージセンサの光軸方向の位置ずれの原因となり得る。
【0009】
本発明は、イメージセンサの光軸方向の位置ずれを低減した状態でイメージセンサからの熱を放熱可能な撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一側面としての撮像装置は、放熱部品と、イメージセンサおよび前記イメージセンサが実装されたセンサ基板からなるイメージセンサユニットと、前記放熱部品に熱的に接続され、前記イメージセンサユニットに固定された接続部材と、を有し、前記接続部材の少なくとも一部は、前記イメージセンサの撮像面に平行な方向において前記放熱部品と重なっており、前記接続部材は、前記放熱部品に対して、前記撮像面と交差する方向に摺動可能であることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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