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公開番号
2024159963
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2024150451,2023075386
出願日
2024-09-02,2019-02-22
発明の名称
パケット化メディアストリームのサイドロード処理のための方法、機器、およびシステム
出願人
ドルビー・インターナショナル・アーベー
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
H04N
21/44 20110101AFI20241031BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 本開示は、パケット化メディアストリームのサイドロード処理のための方法、機器、およびシステムに関する。
【解決手段】 一実施形態では、機器は、ビットストリームを受信する受信機と、ビットストリーム内のパケットタイプを識別しおよびビットストリーム内のパケットタイプの値の識別に基づきメインストリームと補助ストリームとに分離するスプリッタと、を含む。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
マージされたパケット化されたメディアビットストリームを処理する方法であって、前記方法は、
前記マージされたパケット化されたメディアビットストリームから、MHASフォーマットでカプセル化されたMPEG-H 3Dオーディオデータを含むメインストリームを抽出するステップと、
前記マージされたパケット化されたメディアビットストリームから、前記MHASフォーマットのパケットとしてカプセル化された追加オーディオデータを含む補助ストリームを抽出するステップであって、前記パケットは、新しいMHASパケットタイプを有し、前記パケットのパケットペイロードのフォーマットは、前記MPEG-H 3DオーディオデータのMPEG-H 3Dフォーマットと異なり、前記新しいMHASパケットタイプは内部フォーマットを示す、ステップと、
前記メインストリームに対する前記補助ストリームの時間オフセットが存在することを示す時間オフセットシグナリングを識別するステップであって、前記時間オフセットシグナリングは、前記メインストリームと揃えられてミキサに到着するように、補助ストリーム信号がオフセットされる必要があることを示す、ステップと、
前記時間オフセットシグナリングに基づき、前記追加オーディオデータを前記MPEG-H 3Dオーディオデータと時間的に揃えるステップと、
前記MPEG-H 3Dフォーマットに基づき、前記メインストリームを復号するステップと、
を含む方法。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記MHASフォーマットはISO/IEC23008-3規格と互換性がある、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
命令を格納している非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令は1つ以上のプロセッサにより実行されると、前記1つ以上のプロセッサに、請求項1に記載の方法を実行させる、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項4】
マージされたパケット化されたメディアビットストリームを処理するオーディオ復号機器であって、
前記マージされたパケット化されたメディアビットストリームからメインストリームと補助ストリームを抽出するよう構成されたスプリッタであって、前記メインストリームはMHASフォーマットでカプセル化されたMPEG-H 3Dオーディオデータを含み、前記補助ストリームは、前記MHASフォーマットのパケットとしてカプセル化された追加オーディオデータを含み、前記パケットは、新しいMHASパケットタイプを有し、前記パケットのパケットペイロードのフォーマットは、前記MPEG-H 3DオーディオデータのMPEG-H 3Dフォーマットと異なり、前記新しいMHASパケットタイプは内部フォーマットを示す、スプリッタと、
前記メインストリームに対する前記補助ストリームの時間オフセットが存在することを示す時間オフセットシグナリングを識別するよう構成された識別ユニットであって、前記時間オフセットシグナリングは、前記メインストリームと揃えられてミキサに到着するように、補助ストリーム信号がオフセットされる必要があることを示す、識別ユニットと、
前記時間オフセットシグナリングに基づき、前記追加オーディオデータを前記MPEG-H 3Dオーディオデータと時間的に揃える時間整合ユニットと、
前記MPEG-H 3Dフォーマットに基づき、前記メインストリームを復号するオーディオデコーダと、
を含む機器。
【請求項5】
方法であって、
マージされたパケット化されたメディアビットストリームをMPEG-H 3D Audioデコーダにおいて受信するステップであって、前記マージされたパケット化されたメディアビットストリームは、メインストリームと関連付けられたMHASフォーマットのパケットと、補助ストリームに関連付けられた新しいMHASフォーマットのパケットと、を含む、ステップと、
MPEG-H 3D Audio Coreデコーダにより、前記メインストリームに関連付けられたパケットに基づき、オーディオデータを生成するステップと、
前記補助ストリームに関連付けられた前記新しいMHASフォーマットのパケットに基づき、追加オーディオデータを識別するステップであって、前記識別は、前記新しいMHASフォーマットのパケットのパケットタイプに基づく、ステップと、
を含む方法。
【請求項6】
変更デコーダにより、前記追加オーディオデータのフォーマット変換を実行するステップ、をさらに含む請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記変更デコーダにより、前記追加オーディオデータのサンプルレートを変換するステップ、をさらに含む請求項6に記載の方法。
【請求項8】
サンプルレートを取得し、取得した前記サンプルレートに基づき、前記追加オーディオデータのサンプルレートを変換するステップ、をさらに含む請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記変更デコーダにより生成されたオーディオデータを、標準化されたMPEG-H 3D Audio Coreデコーダにより生成されたオーディオデータとミキシングするステップ、をさらに含む請求項7に記載の方法。
【請求項10】
MPEG-H 3DA互換デコーダにおいて、メインストリームに関連付けられたMHASフォーマットのパケットと、補助ストリームに関連付けられた前記MHASフォーマットのパケットと、を含むマージされたパケット化されたメディアビットストリームを受信するステップと、
MPEG-H 3D Audio Core互換デコーダにより、前記メインストリームに関連付けられたパケットに基づき、オーディオデータを生成するステップと、
変更デコーダにより、パケットのヘッダにカプセル化されたパケットタイプを識別するステップであって、前記パケットタイプは新しいMHASパケットタイプである、ステップと、
追加オーディオデータを変換および/または復号するステップであって、前記追加オーディオデータは前記パケットタイプに基づき決定され、前記復号することは、MPEG-H 3D Audioにおいて標準化されていない、ステップと、
前記変更デコーダにより、前記追加オーディオデータに対してフォーマット変換を実行するステップと、
前記変更デコーダにより、前記追加オーディオデータのサンプルレートを変換するステップと、
を含む方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
[関連出願]
本願は、以下の先願:US仮出願番号第62/634,136号(参照番号:D18027USP1)、2018年2月22日出願、US仮出願番号第62/641,098(参照番号:D18027USP2)、2018年3月9日出願、EP出願第18166319.6号(参照番号:D18027EP)、2018年4月9日出願、およびUS仮出願番号第62/697,536号(参照番号:D18027USP3)、2018年7月13日出願、の優先権を主張する。これらの出願は、参照によりここに組み込まれる。
続きを表示(約 1,900 文字)
【0002】
[技術分野]
本開示は、パケット化メディア処理のための機器、システム、および方法を提供することに関する。
【図面の簡単な説明】
【0003】
例示的な装置#1および例示的な装置#2を示す。
本発明による例示的なMPEG-H 3Dオーディオパケットストリームを示す。
例示的な装置#1および例示的な装置#3を示す。
本発明に従う一次デコーダ/レンダラの別の例を概略的に示す。
本発明に従う一次デコーダ/レンダラの別の例を概略的に示す。
本発明に従う一次デコーダ/レンダラのさらに別の例を概略的に示す。
本発明に従う一次デコーダ/レンダラのさらに別の例を概略的に示す。
MHASに基づき本発明の手段を達成するための例示的なパケットタイプを示す。
【発明を実施するための形態】
【0004】
家庭向け消費者電子機器(Consumer Electronics(CE))のインストールでは、機能が幾つかの装置(例えば、セットトップボックス、TVセット、AVR受信機)に渡り広がり得る。ここで、このような装置は標準化されたインタフェース(例えば、HDMI(登録商標))により接続される。
【0005】
第1装置は、ブロードキャストおよび/または広帯域接続からメディアストリームを受信できる。この第1装置は、高度な知能をさらに有し得る(例えば、「スマートスピーカ」機能)。第2装置は、メディア復号、レンダリング、及びユーザへの提示に専用であり得る。
【0006】
標準的に、メディアプログラムは、装置#1により受信され、再生のために装置#2へ送信される。このメディアプログラムは、「メインプログラム」として知られ得る。時折、または追加で、異なる送信チャネルから受信された異なるメディアプログラム(広告のような)または装置#1内の「スマートデバイス」能力により生成されたメディアは、両方とも、通常、異なるメディアフォーマットで提示され、メインメディアプログラムに挿入されまたはオーバレイされるべきである。
【0007】
これは、メインプログラムおよび補助プログラムの両方を、一般化された標準的に非圧縮の表現に復号し、ストリームを切り替え、または両者を結合された表現にミキシング/レンダリングし、生成したメディアストリームを符号化送信フォーマットに再符号化することにより達成できる。この方法は、装置#1において全て実行されるような、任意の装置において実行できる。しかしながら、高い計算パワーが必要となることがあり、レンダリング段階および中間表現は、装置#2における実際の再生システムの最適な適合を提供しないことがある。
【0008】
図1は、例示的な装置#1および例示的な装置#2を示す。装置#1は、一次受信機101、二次受信機/ローカルエンジン103、およびパケット化ストリーム統合部102を含んでよい。パケット化ストリーム統合部102は、一次受信機101から受信したデータストリーム(例えば、メインストリーム)と、二次受信機/ローカルエンジン103から受信したデータストリーム(例えば、補助データストリーム)とを統合してよい。装置#2は、ストリームスプリッタ201、一次デコーダ/レンダラ202、および二次デコーダ/レンダラ203を含んでよい。ストリームスプリッタ201は、メインストリーム(これは次に一次デコーダ/レンダラ202に提供されてよい)および補助ストリーム(これは次に二次デコーダ/レンダラ203に提供されてよい)のようなストリームを分離してよい。両方のデコーダ出力信号は、視聴者に同時に提示されてよい。
【0009】
上述の制限を克服するために、装置#1は、入力するメインメディアストリームを装置#2に直接送信できる。装置#1のこのモードは、「通過(passーthrough)」モードと呼ばれる。しかしながら、このアプローチの下流では、ビデオおよびオーディオのために1つの単一データストリームを伝達するために、標準化インタフェースが指定されるだけである。したがって、第2メディアストリームは、本来、インタフェースを介して再生のために装置#2へ送信できない。
【0010】
本発明は、パケット化メディアデータを受信する一次受信機と、追加メディアストリームを受信する二次受信機と、パケット化メディアデータを送信する送信機インタフェースと、のための方法および機器を提供する。
(【0011】以降は省略されています)
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