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公開番号
2024159814
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2024137519,2023188330
出願日
2024-08-19,2023-08-07
発明の名称
積層体、チューブ容器本体およびチューブ容器
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B32B
27/32 20060101AFI20241031BHJP(積層体)
要約
【課題】リサイクル性および隠蔽性に優れる積層体を提供する。
【解決手段】少なくとも、第1樹脂層と、第2の基材と、バリア性樹脂層と、第1の基材と、第2樹脂層と、をこの順に備え、前記第1樹脂層と、前記第2の基材と、前記バリア性樹脂層と、前記第1の基材と、前記第2樹脂層とが、それぞれポリエチレンを主成分として含有し、前記第2の基材および前記第1の基材のうち、少なくとも一方が、10%以上40%以下の全光線透過率を有するポリエチレンフィルムである、積層体。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも、第1樹脂層と、バリア性樹脂層と、第1のフィルムと、第2樹脂層と、をこの順に備え、
前記第1樹脂層と、前記バリア性樹脂層と、前記第1のフィルムと、前記第2樹脂層とが、それぞれポリエチレンを主成分として含有し、
前記第1のフィルムおよび前記第1樹脂層のうち、少なくとも一方が、10%以上40%以下の全光線透過率を有するポリエチレンフィルムである、積層体。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記第1樹脂層と前記バリア性樹脂層との間、前記バリア性樹脂層と前記第1のフィルムとの間、前記第1のフィルムと前記第2樹脂層との間に、押出樹脂層をそれぞれ備える、請求項1に記載の積層体。
【請求項3】
前記バリア性樹脂層が、エチレンビニルアルコールを含む、請求項1に記載の積層体。
【請求項4】
前記第2樹脂層または前記第1のフィルムの、少なくとも一方の表面に設けられた印刷層をさらに備える、請求項1に記載の積層体。
【請求項5】
前記第1のフィルムが、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレンおよび高密度ポリエチレンからなる群から選択される少なくとも1種を含有する、一軸もしくは二軸延伸されたポリエチレン基材である、請求項1に記載の積層体。
【請求項6】
前記第1樹脂層および前記第2樹脂層が、それぞれ独立に、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレンおよび直鎖状低密度ポリエチレンから選択される少なくとも1種を含有する、請求項1に記載の積層体。
【請求項7】
前記積層体全体におけるポリエチレンの含有割合が、90質量%以上である、請求項1に記載の積層体。
【請求項8】
チューブ容器本体の胴部を形成するための積層体であって、前記第2樹脂層が胴部外面側のシーラント層であり、前記第1樹脂層が胴部内面側のシーラント層である、請求項1に記載の積層体。
【請求項9】
頭部と胴部とを備えるチューブ容器本体であって、
前記頭部が、前記胴部の一端に連接した肩部と、前記肩部に連接した抽出口部とを備え、前記胴部が、請求項1に記載の積層体により構成される、
チューブ容器本体。
【請求項10】
前記頭部が、ポリエチレンを含有する樹脂組成物により構成される、請求項9に記載のチューブ容器本体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、積層体、チューブ容器本体およびチューブ容器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
歯磨ペーストおよび洗顔クリーム等のペースト状の半流動体物を充填しておき、搾り出して使用するための包装容器として、チューブ容器が知られている。チューブ容器は、通常、チューブ容器本体とキャップとを備える。チューブ容器本体は、一般的に、一端が閉塞し、かつ他端が開口した胴部と、その胴部の開口他端に連接する、注出口を有する頭部と、を備える。胴部の一端の閉塞前に胴部内に内容物を充填して、次いで胴部の一端を閉塞することで、内容物を収容したチューブ容器が製造される。
【0003】
チューブ容器本体の胴部を構成する部材として、ポリエチレンフィルム、ポリエステルフィルム、蒸着フィルムおよびアルミニウム箔などを積層して得られる積層体が広く使用されている(例えば、特許文献1および2参照)。
【0004】
近年、循環型社会の構築という観点から、包装容器には高いリサイクル性が求められている。また、包装容器は、バリア性を有することが望ましい。しかしながら、従来のチューブ容器本体を構成する胴部は、上記したように、例えばポリエチレンフィルムとアルミニウム箔とを備える積層体により構成されている。積層体においてポリエチレンフィルムとアルミニウム箔とを分離することは一般的に困難である。このため、現状ではこのようなチューブ容器本体は、積極的にはリサイクルされてはいない。
【0005】
そこで、延伸処理が施されたポリエチレンフィルム(延伸ポリエチレンフィルム)を基材として備え、ポリエチレンフィルムをヒートシール層として備える積層体が検討されている(例えば、特許文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2006-282184号公報
特開2014-231372号公報
特開2005-053223号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明者らは、積層体におけるポリエチレンの含有割合を高く維持しながら、ガスバリア性樹脂を主成分として含有するバリア性樹脂層を設けることにより、バリア性を高めることを検討した。このような構成であれば、リサイクル性およびバリア性を両立できると考えられる。このような積層体を筒状に丸めて、積層体の一方の端部の内面側ヒートシール層と積層体の他方の端部の外面側ヒートシール層とを重ね合わせ、重ね合わされた部分をヒートシールして接合部(溶着部)を形成して、チューブ容器本体の胴部を形成できる。しかしながら、本発明者らは、このような場合、接合部における接合強度が充分に得られずにデラミネーションが発生する場合があることを見出した。
【0008】
また、基材およびヒートシール層としてポリエチレンフィルムを用いる積層体は高いリサイクル性が期待されるが、チューブ容器本体として用いた場合、直射日光に弱い歯磨き粉等の内容物を保護するため、印刷層以外でも隠蔽性を有することが望まれていた。
【0009】
したがって、本開示は、リサイクル性および隠蔽性に優れる積層体を提供することを目的とする。
【0010】
さらに、本開示は、リサイクル性およびバリア性に優れるとともに、ヒートシール後の接合部におけるデラミネーションの発生を抑制できる積層体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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