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公開番号2024159425
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023177674
出願日2023-10-13
発明の名称照射装置、および照射システム
出願人日亜化学工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G08G 1/16 20060101AFI20241031BHJP(信号)
要約【課題】歩行者または車両のどちらか一方に配置され、自動車が歩行者または車両に接近していることを報知可能な照射装置を提供すること。
【解決手段】照射装置は、歩行者または車両のどちらか一方に配置される照射装置であって、走行中の自動車から受信した危険度に関する情報に基づき、前記危険度に対応する支援情報を路面に表示する表示部を有し、自動車が歩行者または車両に接近していることを路面に表示した前記支援情報により報知可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
歩行者または車両のどちらか一方に配置される照射装置であって、
走行中の自動車から受信した危険度に関する情報に基づき、前記危険度に対応する支援情報を路面に表示する表示部を有し、
自動車が歩行者または車両に接近していることを路面に表示した前記支援情報により報知可能な照射装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
歩行者または前記車両としての自転車のどちらか一方に配置される請求項1に記載の照射装置。
【請求項3】
前記表示部は、歩行者または車両の運転者のどちらか一方に認識させる前記支援情報を、歩行者または車両の運転者のどちらか一方の進行方向における前方の路面に表示する、請求項1に記載の照射装置。
【請求項4】
前記表示部は、自動車の運転者に認識させる前記支援情報を、歩行者または車両の運転者のどちらか一方の進行方向における後方の路面に表示する、請求項1または請求項2に記載の照射装置。
【請求項5】
前記表示部は、個別に点灯駆動可能な複数の発光部を有する、請求項1または請求項2に記載の照射装置。
【請求項6】
前記支援情報は、歩行者または車両のどちらか一方の進行方向に関する情報を含む、請求項4に記載の照射装置。
【請求項7】
前記表示部は、歩行者または車両のどちらか一方と自動車との間の距離が所定の距離閾値以下になった場合、歩行者または車両のどちらか一方に自動車が到達するまでの到達時間が所定の時間閾値以下になった場合、および自動車の走行速度が所定の速度閾値以上になった場合の少なくとも1つである場合に、前記危険度に関する情報に対応する前記支援情報を路面に表示する、請求項1または請求項2に記載の照射装置。
【請求項8】
前記支援情報は、歩行者または車両のどちらか一方に自動車が到達するまでの時間、前記危険度、および自動車が接近してくる方向の少なくとも1つを含む、請求項1または請求項2に記載の照射装置。
【請求項9】
前記危険度に関する情報は、自動車の位置、自動車の速度、自動車の大きさ、自動車の種別、自動車の運転者による歩行者または車両の認識有無、自動車が自動運転しているか否か、自動車の接近方向、並びに自動車と他の交通手段との関係、の少なくとも1つに関する情報を含む、請求項1または請求項2に記載の照射装置。
【請求項10】
歩行者または車両のどちらか一方に配置される照射装置と、前記照射装置と通信可能に接続された情報端末と、を有する照射システムであって、
前記情報端末は、走行中の自動車から受信した危険度に関する情報を前記照射装置に送信する送信部を有し、
前記照射装置は、前記情報端末から受信した前記危険度に関する情報に基づき、前記危険度に対応する支援情報を路面に表示する表示部を有し、
自動車が歩行者または車両に接近していることを路面に表示した前記支援情報により報知可能な照射システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、照射装置、および照射システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、対象物である自転車の運転者に視認可能な投射領域に、自動車が接近していることを通知する画像を投射する構成が開示されている。また特許文献2には、自動車側が備えている状況把握部、運転支援部および車両動作制御部の情報について情報通信部を介して取得することで第1車両および第2車両の動作を予測し、光照射部により、道路または歩道の路面に対して誘導情報および路面情報を投影して描画する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-152246号公報
特開2021-075952号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1および特許文献2に記載の構成では、歩行者または自転車等の車両のどちらか一方に配置された装置から、自動車が歩行者または車両に接近していることを報知することはできない。
【0005】
本開示に係る実施形態は、歩行者または車両のどちらか一方に配置され、自動車が歩行者または車両に接近していることを報知可能な照射装置、および照射システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態に係る照射装置は、歩行者または車両のどちらか一方に配置される照射装置であって、走行中の自動車から受信した危険度に関する情報に基づき、前記危険度に対応する支援情報を路面に表示する表示部を有し、自動車が歩行者または車両に接近していることを路面に表示した前記支援情報により報知可能である。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一実施形態に係る照射システムは、歩行者または車両のどちらか一方に配置される照射装置と、前記照射装置と通信可能に接続された情報端末と、を有する照射システムであって、前記情報端末は、走行中の自動車から受信した危険度に関する情報を前記照射装置に送信する送信部を有し、前記照射装置は、前記情報端末から受信した前記危険度に関する情報に基づき、前記危険度に対応する支援情報を路面に表示する表示部を有し、自動車が歩行者または車両に接近していることを路面に表示した前記支援情報により報知可能である。
【0008】
本開示に係る実施形態によれば、歩行者または車両のどちらか一方に配置され、自動車が歩行者または車両に接近していることを報知可能な照射装置、および照射システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る照射装置の機能の一例を説明する模式図である。
第1実施形態に係る照射装置の構成の一例を模式的に示す第1図である。
第1実施形態に係る照射装置の構成の一例を模式的に示す第2図である。
第1実施形態に係る照射装置の構成の一例を示すブロック図である。
第1実施形態に係る制御部の機能構成の一例を示すブロック図である。
車種を示すアイコンの第1例を示す図である。
車種を示すアイコンの第2例を示す図である。
車種を示すアイコンの第3例を示す図である。
第1実施形態に係る支援情報の生成方法例を示す図である。
第1実施形態に係る制御部による処理例を示すフロー図である。
第1実施形態に係る支援情報の一例を示す模式図である。
路面に表示された支援情報を示す模式図である。
第2実施形態に係る照射システムの構成の一例を示す模式図である。
第2実施形態に係る照射システムの構成の一例を示すブロック図である。
第2実施形態に係る情報端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
第2実施形態に係る情報端末の機能構成の一例を示すブロック図である。
実施形態に係る表示部に用いるマイクロLEDアレイの斜視図である。
実施形態に係る表示部に用いるマイクロLEDアレイの上面図である。
図18におけるXIX-XIX線の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の実施形態に係る照射装置、および照射システムについて図面を参照しながら詳細に説明する。但し、以下に示す形態は、本開示の技術思想を具現化するための照射装置、および照射システムを例示するものであって、以下に限定するものではない。また、実施形態に記載されている構成部の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本開示の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさ、位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。また、以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており詳細説明を適宜省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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