TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024158267
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023073327
出願日
2023-04-27
発明の名称
画像処理装置及び画像処理システム
出願人
キヤノン電子株式会社
代理人
主分類
H04N
1/387 20060101AFI20241031BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】複数の背景領域補正処理を有し、ユーザーの望みに適した画像を出力、提供する。
【解決手段】画像読取装置によって原稿から読み取られた画像データは、原稿領域と背景領域で構成され、原稿領域と背景領域の境界を検出する境界検出手段と、境界検出手段を用いて検出した背景領域に対する背景色の置換処理を複数の背景領域補正処理から選択して行う画像処理手段と、複数の背景領域補正処理のうちいずれの背景領域補正処理を使うかを判定する補正判定手段を有し、画像処理手段は、補正判定手段の判定に応じて選択された背景領域補正処理で背景領域を補正する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
画像読取装置によって原稿から読み取られた画像データは、原稿領域と背景領域で構成され、
前記原稿領域と前記背景領域の境界を検出する境界検出手段と、
前記境界検出手段を用いて検出した前記背景領域に対する背景色の置換処理を複数の背景領域補正処理から選択して行う画像処理手段と、
前記複数の背景領域補正処理のうちいずれの背景領域補正処理を使うかを判定する補正判定手段を有し、
前記画像処理手段は、前記補正判定手段の判定に応じて選択された前記背景領域補正処理で前記背景領域を補正することを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記背景領域補正処理は、前記境界検出手段によって検出された原稿領域と背景領域の境界をもとに背景色の置換を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記補正判定手段は、ユーザーの画像読取設定に応じて前記複数の背景領域補正処理のうちどの前記背景領域補正処理で前記背景領域の補正を行うかを判定することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記複数の背景領域補正処理のうちどの前記背景領域補正処理で前記背景領域の補正を行うかを、ユーザーが選択することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記複数の背景領域補正処理のうちどの前記背景領域補正処理で前記背景領域の補正を行うかを、前記補正判定手段によって自動的に選択されることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記補正判定手段は、画像出力後にユーザーが行う処理に応じて前記背景領域補正処理のうちどの前記背景領域補正処理を使用するかを判定することを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記補正判定手段は、画像処理装置の背景色の設定に応じて前記複数の背景領域補正処理のうちどの前記背景領域補正処理を使用するのかを判定することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
【請求項8】
画像データは、原稿領域と背景領域で構成され、
前記原稿領域と前記背景領域の境界を検出する境界検出手段と、
前記境界検出手段を用いて検出した前記背景領域に対する背景色の置換処理を複数の背景領域補正処理から選択して行う画像処理手段と、
前記複数の背景領域補正処理のうちいずれの背景領域補正処理を使うかを判定する補正判定手段を有し、
前記画像処理手段は、前記補正判定手段の判定に応じて選択された前記背景領域補正処理で前記背景領域を補正することを特徴とする画像処理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置及び画像処理システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
ドキュメントスキャナーは、大量の原稿を一度にスキャンして、情報をデジタル化している。このドキュメントスキャナーでは、原稿の位置を特定しやすいように読み取り部の背景を黒にしているものがある。一方で、原稿と背景の境界を目立たせないようにするために白にしているものがある。また、これら白と黒の背景色をユーザーによって切り替えることができるものもある。
【0003】
従来技術では、角が折れた原稿をスキャンした画像であっても、原稿の矩形を補完するものがある。この処理を行うことで、画像内の原稿の左上角を容易に検出でき、更に検出した左上角を起点にして原稿の特定の位置に対して光学的文字認識(以下「OCR」という)処理をすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-144946号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一方で従来技術は、原稿の矩形を補完し折れを補正することで、原稿を折れていない状態でスキャンした画像か角が折れた状態でスキャンした画像か判別できなくなってしまう。特に、折れた原稿をスキャンした画像を除去したい場合は、一枚一枚画像を確認しなければならない。
【0006】
また、背景色が固定であると、システムごと、またはユーザーの要望ごとに適した処理が難しくなってしまう。
【0007】
本発明は、複数の背景領域補正処理を有し、ユーザーの望みに適した画像を出力、提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記を鑑み、本発明に係る画像処理装置は、
画像読取装置によって原稿から読み取られた画像データは、原稿領域と背景領域で構成され、
前記原稿領域と前記背景領域の境界を検出する境界検出手段と、
前記境界検出手段を用いて検出した前記背景領域に対する背景色の置換処理を複数の背景領域補正処理から選択して行う画像処理手段と、
前記複数の背景領域補正処理のうちいずれの背景領域補正処理を使うかを判定する補正判定手段を有し、
前記画像処理手段は、前記補正判定手段の判定に応じて選択された前記背景領域補正処理で前記背景領域を補正することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明の画像処理装置によれば、複数の背景領域補正処理のうちユーザーの設定やスキャン後の作業内容からどの背景領域補正処理を行うかを決定し、ユーザーの望みに適した画像を出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態を示す画像処理装置を適用可能な画像処理システムの一例を示す図。
画像処理装置の一実施形態を示すシートフィードスキャナーの構成例を示す図。
画像処理装置の構成の一例を示すブロック図。
本実施形態におけるスキャンアプリのUIの一例を示す図。
画像データと背景黒化処理画像、矩形外領域黒化処理画像の例を示す図。
原稿と背景の境界を検出する処理を示すフローチャート。
黒化処理を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
他の特許を見る