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公開番号2024158111
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023073001
出願日2023-04-27
発明の名称エレベータの報知装置、エレベータの報知方法およびエレベータの報知プログラム
出願人三菱電機ビルソリューションズ株式会社,三菱電機株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B66B 3/00 20060101AFI20241031BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】部品点数を低減できるエレベータの報知装置を得る。
【解決手段】エレベータのかご100に設置され、乗場1から視認できる光を発する光源15と、昇降路内のかご100の移動方向におけるかご100の位置を検出する位置検出器51および時間を計測するタイマー52bの少なくとも一方を含む検出器と、検出器の検出結果から、乗場扉200が戸開を開始するまでの残り時間が予め定められた時間以内であるか否かを判定する判定部18aと、乗場扉200が戸開を開始するまでの残り時間が予め定められた時間以内であると判定部18aが判定した場合に、光源15を点灯させる信号を光源15に出力する光源制御部16と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
エレベータのかごに設置され、乗場から視認できる光を発する光源と、
昇降路内の前記かごの移動方向における前記かごの位置を検出する位置検出器および時間を計測するタイマーの少なくとも一方を含む検出器と、
前記検出器の検出結果から、乗場扉が戸開を開始するまでの残り時間が予め定められた時間以内であるか否かを判定する判定部と、
前記乗場扉が戸開を開始するまでの残り時間が予め定められた時間以内であると前記判定部が判定した場合に、前記光源を点灯させる信号を前記光源に出力する光源制御部と、
を備えたエレベータの報知装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記検出器は、前記位置検出器を含み、
前記判定部は、前記位置検出器によって検出された前記かごの位置が予め定められた区間内であるか否かを判定することにより、前記乗場扉が戸開を開始するまでの残り時間が予め定められた時間以内であるか否かを判定する
請求項1に記載のエレベータの報知装置。
【請求項3】
前記検出器は、前記タイマーを含み、
前記判定部は、前記タイマーによって計測された時間に基づいて、前記乗場扉が戸開を開始するまでの残り時間が予め定められた時間以内であるか否かを判定する
請求項1に記載のエレベータの報知装置。
【請求項4】
前記検出器は、前記位置検出器および前記タイマーを含み、
前記タイマーは、前記位置検出器によって検出された前記かごの位置が予め定められた区間内に入ったときから時間の計測を開始し、
前記判定部は、前記タイマーによって計測された時間に基づいて、前記乗場扉が戸開を開始するまでの残り時間が予め定められた時間以内であるか否かを判定する
請求項1に記載のエレベータの報知装置。
【請求項5】
前記光源制御部は、前記乗場扉の戸開動作を制御する戸開制御部から戸開動作が完了したことを示す信号または戸開動作が開始することを示す信号を受信すると、前記光源の点灯のパターンを変更する信号を前記光源に出力する
請求項1から4のいずれか一項に記載のエレベータの報知装置。
【請求項6】
前記光源制御部は、前記光源の点灯のパターンを変更する信号として、前記光源の点灯を停止する信号を前記光源に出力する
請求項5に記載のエレベータの報知装置。
【請求項7】
前記乗場扉に設けられ、前記光源から発される光を前記乗場に導光する導光板を備えた
請求項1から4のいずれか一項に記載のエレベータの報知装置。
【請求項8】
前記導光板は、前記光源から発される光が入射する端部を有し、
前記端部は、前記光源に近づくほど断面積が大きくなるように形成された集光部を有する
請求項7に記載のエレベータの報知装置。
【請求項9】
前記導光板は、前記光源から発される光が入射する端部を有し、
前記端部は、前記かごの移動方向に延びている
請求項7に記載のエレベータの報知装置。
【請求項10】
エレベータの昇降路内のかごの移動方向における前記かごの位置を検出する位置検出器および時間を計測するタイマーの少なくとも一方を含む検出器の検出結果から、乗場扉が戸開を開始するまでの残り時間が予め定められた時間以内であるか否かを判定部が判定する判定ステップと、
前記乗場扉が戸開を開始するまでの残り時間が予め定められた時間以内であると前記判定部が判定した場合に、前記かごに設置され、乗場から視認できる光を発する光源を点灯させる信号を光源制御部が前記光源に出力する光源点灯ステップと、
を備えるエレベータの報知方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、エレベータの乗場扉が動作することを報知するためのエレベータの報知装置、エレベータの報知方法およびエレベータの報知プログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来のエレベータの報知装置では、乗場の三方枠の立枠および/または上枠の外側に光源を設け、かごが乗場に到着して乗場扉が開くときに、それに先立って光源を点灯させることで乗場の三方枠の立枠および/または上枠と乗場扉との間の隙間から乗場扉の表面側に光を照射し、乗場にいる利用客に乗場扉が開くことを報知している。(例えば、特許文献1参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004―203608号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した従来のエレベータの報知装置では、各階床の乗場の三方枠の外側に光源を設ける必要があり、これに伴い光源と電源とを繋ぐための配線等も各階床に必要であった。すなわち、部品点数が多いという課題があった。
【0005】
本開示は上記の課題を解決するためになされたものであり、部品点数を低減できるエレベータの報知装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係るエレベータの報知装置は、エレベータのかごに設置され、乗場から視認できる光を発する光源と、昇降路内のかごの移動方向におけるかごの位置を検出する位置検出器および時間を計測するタイマーの少なくとも一方を含む検出器と、検出器の検出結果から、乗場扉が戸開を開始するまでの残り時間が予め定められた時間以内であるか否かを判定する判定部と、乗場扉が戸開を開始するまでの残り時間が予め定められた時間以内であると判定部が判定した場合に、光源を点灯させる信号を光源に出力する光源制御部と、を備える。
【0007】
本開示に係るエレベータの報知方法は、エレベータの昇降路内のかごの移動方向におけるかごの位置を検出する位置検出器および時間を計測するタイマーの少なくとも一方を含む検出器の検出結果から、乗場扉が戸開を開始するまでの残り時間が予め定められた時間以内であるか否かを判定部が判定する判定ステップと、乗場扉が戸開を開始するまでの残り時間が予め定められた時間以内であると判定部が判定した場合に、かごに設置され、乗場から視認できる光を発する光源を点灯させる信号を光源制御部が光源に出力する光源点灯ステップと、を備える。
【0008】
本開示に係るエレベータの報知プログラムは、エレベータの昇降路内のかごの移動方向におけるかごの位置を検出する位置検出器および時間を計測するタイマーの少なくとも一方を含む検出器の検出結果から、乗場扉が戸開を開始するまでの残り時間が予め定められた時間以内であるか否かを判定部が判定する判定ステップと、乗場扉が戸開を開始するまでの残り時間が予め定められた時間以内であると判定部が判定した場合に、かごに設置され、乗場から視認できる光を発する光源を点灯させる信号を光源制御部が光源に出力する光源点灯ステップと、をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、部品点数を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態1におけるエレベータの乗場周辺を示す図である。
実施の形態1におけるエレベータの乗場周辺を三方枠の上枠側から見た図である。
図2のA-A断面図である。
実施の形態1におけるエレベータの報知装置の構成を示すブロック図である。
実施の形態1における制御盤のハードウェア構成を示す図である。
実施の形態1におけるエレベータの報知装置の動作を示すフローチャートである。
実施の形態2におけるエレベータの報知装置の構成を示すブロック図である。
実施の形態2におけるかごの移動階床と移動時間の関係を示すテーブルを示す図である。
実施の形態2におけるエレベータの報知装置の動作を示すフローチャートである。
実施の形態3におけるエレベータの報知装置の構成を示すブロック図である。
実施の形態3におけるエレベータの報知装置の動作を示すフローチャートである。
実施の形態4におけるエレベータの乗場周辺を示す図である。
実施の形態4におけるエレベータの乗場周辺を三方枠の上枠側から見た図である。
図13のB―B断面図である。
実施の形態4におけるエレベータの乗場周辺を乗場敷居の上側から見た図である。
図15のC―C断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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