TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024157959
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023072663
出願日
2023-04-26
発明の名称
検知方法、検知プログラム及び車載装置
出願人
株式会社デンソーテン
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G08G
1/16 20060101AFI20241031BHJP(信号)
要約
【課題】居眠りの誤検知を抑止すること。
【解決手段】実施形態に係る車載装置は、車両のドライバの居眠りを検知するための処理を行うコントローラを備える。コントローラは、車両に備えられたカメラによって撮像された画像を基に、ドライバの目の縦横比を特定する。コントローラは、縦横比に基づいて、ドライバの居眠りを検知するための目の開閉に関する複数の指標の中から、1つ以上の指標を選択する。コントローラは、選択した指標を用いて、カメラによって撮像された画像を基に、ドライバの居眠りを検知する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のドライバの居眠りを検知するための処理を行うコントローラを備えた車載装置によって実行される検知方法であって、
前記車両に備えられたカメラによって撮像された画像を基に、前記ドライバの目の縦横比を特定し、
前記縦横比に基づいて、前記ドライバの居眠りを検知するための目の開閉に関する複数の指標の中から、1つ以上の指標を選択し、
選択した指標を用いて、前記カメラによって撮像された画像を基に、前記ドライバの居眠りを検知する
検知方法。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記コントローラは、
前記カメラによって互いに異なる時刻に撮像された複数の画像のそれぞれを基に特定した前記ドライバの目の縦横比の分布を基に、前記ドライバの目の細さの度合いを計算し、
前記細さの度合いに基づいて、前記複数の指標の中から1つ以上の指標を選択する
請求項1に記載の検知方法。
【請求項3】
前記コントローラは、
目が閉じている時間の割合である第1の指標と、目が閉じた状態が継続した時間である第2の指標との中から、前記細さの度合いに基づいて1つ以上の指標を選択する
請求項2に記載の検知方法。
【請求項4】
前記コントローラは、
前記細さの度合いが閾値以上である場合、前記第2の指標を選択し、前記細さの度合いが閾値未満である場合、前記第1の指標と前記第2の指標とを選択する
請求項3に記載の検知方法。
【請求項5】
前記コントローラは、
前記カメラによって互いに異なる時刻に撮像された複数の画像のそれぞれについて、前記ドライバの目が閉じているか開いているかを判定した結果を、前記時刻のそれぞれと対応付けてバッファとしてメモリに格納し、
前記細さの度合いが閾値以上である場合、前記バッファを消去する
請求項4に記載の検知方法。
【請求項6】
車両のドライバの居眠りを検知するための処理を行うコントローラに、
前記車両に備えられたカメラによって撮像された画像を基に、前記ドライバの目の縦横比を特定し、
前記縦横比に基づいて、前記ドライバの居眠りを検知するための目の開閉に関する複数の指標の中から、1つ以上の指標を選択し、
選択した指標を用いて、前記カメラによって撮像された画像を基に、前記ドライバの居眠りを検知する
処理を実行させる検知プログラム。
【請求項7】
車両のドライバの居眠りを検知するための処理を行うコントローラを備え、
前記コントローラは、
前記車両に備えられたカメラによって撮像された画像を基に、前記ドライバの目の縦横比を特定し、
前記縦横比に基づいて、前記ドライバの居眠りを検知するための目の開閉に関する複数の指標の中から、1つ以上の指標を選択し、
選択した指標を用いて、前記カメラによって撮像された画像を基に、前記ドライバの居眠りを検知する
車載装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドライバの居眠りを検知する技術に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、画像を基に人の目の状態又は動作を検知する技術が知られている。一方で、そのような技術においては、各個人の目の形状の違いにより検知精度が低下する場合がある。
【0003】
例えば、検知対象の目が細い場合、目が細くない場合と比べて、目が開かれている時と閉じられている時とで画像中の変化が小さく、瞬き等の動作を検知する精度が低下する場合がある。
【0004】
これに対し、特許文献1には、目の細さによる検知精度の低下を抑止するために、目自体の形状の変化だけでなく、眉と目との位置関係の変化を用いて瞬きの検知を行うことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2000-163564号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来の技術には、居眠りの誤検知を抑止できない場合があるという問題がある。
【0007】
特許文献1に記載の技術では、検知精度を向上させるためには、目だけでなく眉の位置に関する情報を画像認識により取得することが必要になる。一方で、画像認識エンジンの機能、又は画像認識を実行する装置の性能等によっては、眉の位置を取得することが難しい場合がある。目の形状の変化だけに着目した場合、依然として誤検知の発生を抑止することは難しい。
【0008】
また、特許文献1に記載の技術は、瞬きの検知を目的としたものであり、居眠りの検知に適用できるとは限らない。
【0009】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、居眠りの誤検知を抑止することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
実施形態の一態様に係る検知方法は、車両のドライバの居眠りを検知するための処理を行うコントローラを備えた車載装置によって実行される検知方法であって、前記車両に備えられたカメラによって撮像された画像を基に、前記ドライバの目の縦横比を特定し、前記縦横比に基づいて、前記ドライバの居眠りを検知するための複数の指標の中から、1つ以上の指標を選択し、選択した指標を用いて、前記カメラによって撮像された画像を基に、前記ドライバの居眠りを検知する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
火器使用警報装置
15日前
個人
防犯砂利システム
2か月前
日本精機株式会社
表示システム
2か月前
大阪瓦斯株式会社
警報装置
1か月前
個人
警報装置付きフェイスガード
2か月前
個人
音による速度計及びプログラム
2か月前
ニッタン株式会社
発信機
2か月前
株式会社大林組
誘導装置
29日前
株式会社SUBARU
車載装置
1か月前
ホーチキ株式会社
通報システム
1か月前
アズビル株式会社
測定システム
1日前
ニッタン株式会社
発信機
2か月前
ニッタン株式会社
発信機
15日前
加藤電機株式会社
車両用警報装置
1か月前
株式会社小糸製作所
転倒検知装置
1か月前
ニッタン株式会社
煙感知器
1か月前
日本信号株式会社
情報提供システム
3日前
能美防災株式会社
発信機
1か月前
大阪瓦斯株式会社
音声出力システム
1か月前
大阪瓦斯株式会社
音声出力システム
1か月前
株式会社ブリッツ
車両情報処理装置
1か月前
大阪瓦斯株式会社
音声出力システム
1か月前
株式会社日本製鋼所
センシング装置
1か月前
株式会社JVCケンウッド
警告装置
2か月前
綜合警備保障株式会社
警備システム
29日前
株式会社SUBARU
運転支援装置
29日前
株式会社大林組
監視システム
1か月前
大阪瓦斯株式会社
音声出力システム
1か月前
大阪瓦斯株式会社
音声出力システム
1か月前
株式会社CCT
監視装置及び監視方法
25日前
ニッタン株式会社
火災感知端末
1か月前
トヨタ自動車株式会社
通信装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
警告装置
2か月前
ニッタン株式会社
感知器ベース
2か月前
ニッタン株式会社
火災感知端末
29日前
株式会社日立国際電気
防災無線システム
1か月前
続きを見る
他の特許を見る