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公開番号
2024157793
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023072371
出願日
2023-04-26
発明の名称
シート製造装置、および水蒸気回収機構
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
D04H
1/732 20120101AFI20241031BHJP(組みひも;レース編み;メリヤス編成;縁とり;不織布)
要約
【課題】簡素な構成にて結露に由来する水滴の要部への落下を抑えるシート製造装置および水蒸気回収機構を提供すること。
【解決手段】シート製造装置1は、繊維を含むウェブWを加熱する加熱部70と、加熱部70の上方に配置され、ウェブWから発生する水蒸気Vを集めるフード部41と、を有し、フード部41は、フード部41の内表面に生じた水滴Dを保持する捕集部410を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
繊維を含むウェブを加熱する加熱部と、
前記加熱部の上方に配置され、前記ウェブから発生する水蒸気を集めるフード部と、を有し、
前記フード部は、前記フード部の内表面に生じた水滴を保持する捕集部を含むことを特徴とするシート製造装置。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記捕集部は、下方の端部に、鉛直方向と交差する第1面を有することを特徴とする、請求項1に記載のシート製造装置。
【請求項3】
前記捕集部は、前記第1面と交差する第2面を有することを特徴とする、請求項2に記載のシート製造装置。
【請求項4】
前記フード部の内部に連通する排気部を有し、
前記排気部は、前記内部の空気を吸引して、前記水蒸気を集めることを特徴とする、請求項1に記載のシート製造装置。
【請求項5】
前記フード部を懸架する支持部を有することを特徴とする、請求項1に記載のシート製造装置。
【請求項6】
下方から生じる水蒸気を集めるフード部と、
前記フード部の内部に連通する排気部と、を有し、
前記フード部は、前記フード部の内表面に生じた水滴を保持する捕集部を含み、
前記排気部は、前記内部の空気を吸引して、前記水蒸気を集めることを特徴とする水蒸気回収機構。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート製造装置、および水蒸気回収機構に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、装置内部に発生する結露の影響を抑える機構が知られていた。結露が水滴となって部材や製品に落下すると、様々な不具合を引き起こす場合がある。例えば、特許文献1には、特定の箇所に結露を限定的に発生させ、上記特定の箇所以外での結露の発生を低減する画像形成装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-21009号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の装置では、ダクトや水蒸気移動部などの構成が複雑になり易いという課題があった。具体的には、例えば、水蒸気移動部は升目状の断面形状を有している。そのため、部材が複雑になって製造コストが上昇するおそれがあった。すなわち、簡素な構成にて、結露に由来する水滴の要部への落下を抑える装置が求められていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
シート製造装置は、繊維を含むウェブを加熱する加熱部と、前記加熱部の上方に配置され、前記ウェブから発生する水蒸気を集めるフード部と、を有し、前記フード部は、前記フード部の内表面に生じた水滴を保持する捕集部を含むことを特徴とする。
【0006】
水蒸気回収機構は、下方から生じる水蒸気を集めるフード部と、前記フード部の内部に連通する排気部と、を有し、前記フード部は、前記フード部の内表面に生じた水滴を保持する捕集部を含み、前記排気部は、前記内部の空気を吸引して、前記水蒸気を集めることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係るシート製造装置の構成を示す模式図。
加熱部に対するフード部の配置を示す模式図。
フード部の外観を示す斜視図。
フード部を懸架する支持部の配置を示す斜視図。
捕集部の構成を示す、図2における領域Aの模式断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下の実施形態では、乾式にて古紙などの紙片を再生するシート製造装置1を例示し、図面を参照して説明する。本発明のシート製造装置は、乾式であることに限定されず、湿式であってもよい。なお、本明細書において乾式とは、液体中で実施されずに、大気などの空気中で実施されることをいう。
【0009】
以下の各図においては、相互に直交する座標軸としてXYZ軸を付し、各矢印が指す方向を+方向とし、+方向と反対の方向を-方向とする。Z軸は鉛直方向に沿う仮想軸であって+Z方向を上方とし、-Z方向を下方とする。-Z方向は重力が作用する方向である。また、シート製造装置1において、原料、ウェブ、およびシートなどの搬送方向の先を下流、搬送方向を遡る側を上流ということもある。図示の便宜上、各部材の大きさを実際とは異ならせている。
【0010】
図1に示すように、本実施形態に係るシート製造装置1は、第1ユニット群101、第2ユニット群102、および第3ユニット群103を有する。第1ユニット群101、第2ユニット群102、および第3ユニット群103は、図示しないフレームに支持される。なお、図1においては、古紙C、シートP3、スリット片S、および不要な端材などが移動する方向を白抜きの矢印で示している。
(【0011】以降は省略されています)
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