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公開番号2024172735
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023090658
出願日2023-06-01
発明の名称横編機
出願人株式会社島精機製作所
代理人個人,個人
主分類D04B 35/10 20060101AFI20241205BHJP(組みひも;レース編み;メリヤス編成;縁とり;不織布)
要約【課題】前面のカバーが前方へ傾斜していても、動作を調整する際に作業者が容易に操作パネルに近付くことができて、操作パネルの操作性を向上させ得る横編機を提供する。
【解決手段】天井板12の左右方向中央に入力部61及び表示パネル62を有する操作パネル6を設けた横編機1において、天井板12の天板部15の下方に、操作パネル6を前後方向へスライドさせるスライド手段7を設ける。スライド手段7に、互いにスライド自在なアウタレール71及びインナレール72と、両レール71,72間で転動するスライドボール74とを設ける。天井板12に対する前後方向の4つのスライド位置において操作パネル6を位置保持する位置保持手段8を設ける。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
横編機本体の天井板に設けられた操作パネルを備える横編機において、
前記天井板に対し前記操作パネルを前後方向へスライドさせるスライド手段が設けられていることを特徴とする横編機。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記スライド手段は、前記天井板の天板部の下方に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の横編機。
【請求項3】
前記天井板に対する前後方向の1つ又は複数のスライド位置において前記操作パネルを位置保持する位置保持手段が設けられており、
前記位置保持手段による前記操作パネルの位置保持は、当該操作パネルの入力部への操作力よりも大きな外力の作用により解除されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の横編機。
【請求項4】
前記位置保持手段は、
前後方向へ延びる押圧面を有し、かつこの押圧面に1つ又は複数の窪みが前記操作パネルのスライド位置に対応して設けられた押圧受け部と、
前記押圧面に対し押圧した状態で当該押圧面を滑走しつつ前記窪みに嵌り込む押圧ボールを有するボールプランジャとを備え、
前記押圧受け部及び前記ボールプランジャのいずれか一方が前記操作パネル側に設けられ、他方が前記天井板側に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の横編機。
【請求項5】
前記操作パネルは、前記天井板の左右方向中央に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の横編機。
【請求項6】
前記スライド手段は、
互いに前後方向にスライド自在に支持されたアウタレール及びインナレールと、
前記アウタレール及びインナレールの間で転動するスライドボールとを備え、
前記アウタレール及びインナレールのいずれか一方が前記操作パネル側に設けられ、他方が前記天井板側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の横編機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、針床の長手方向を編幅方向とする横編機に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、横編機は、針床に多数の針溝を並設し、各針溝に収容される編針を歯口に進退させて編地を編成する。編針の駆動は編幅方向に往復走行するキャリッジが搭載するカムによって行われる。横編機の編地編成では、品質の良い編地を編成するために調整が必要な場合がある。調整時には、キャリッジ速度を通常編成時の速度よりも低速に切換えて、編針の動作を確認したりする必要がある。
【0003】
近年、運転状況の切換えを含む各種操作や運転状況のパネル表示が可能な操作パネルを備える横編機も用いられている(たとえば特許文献1参照)。特許文献1の操作パネルは編幅方向の一方側に固定され、前面のカバーは前方へ傾斜している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
中国意匠登録CN301531021S号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の前面のカバーのように、前方へ傾斜していると、横編機の動作を操作パネルに近付いて調整する作業者が、前面のカバーによって操作パネルに近付き難いことがあり、操作パネルの操作性が損なわれる。
【0006】
本発明の目的は、前面のカバーが前方へ傾斜していても、横編機の動作を調整する際に作業者が容易に操作パネルに近付くことができて、操作パネルの操作性を向上させることができる横編機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するため、本発明では、横編機本体の天井板に設けられた操作パネルを備える横編機において、前記天井板に対し前記操作パネルを前後方向へスライドさせるスライド手段を設けることを特徴としている。
【0008】
また、本発明で、前記スライド手段を、前記天井板の天板部の下方に設けることを特徴としてもよい。
【0009】
また、本発明で、前記天井板に対する前後方向の1つ又は複数のスライド位置において前記操作パネルを位置保持する位置保持手段を設ける。そして、前記位置保持手段による前記操作パネルの位置保持を、当該操作パネルの入力部への操作力よりも大きな外力の作用により解除することを特徴としてもよい。
【0010】
また、本発明で、前記位置保持手段に、前後方向へ延びる押圧面を有し、かつこの押圧面に1つ又は複数の窪みが前記操作パネルのスライド位置に対応して設けられた押圧受け部と、前記押圧面に対し押圧した状態で当該押圧面を滑走しつつ前記窪みに嵌り込む押圧ボールを有するボールプランジャとを備える。そして、前記押圧受け部及び前記ボールプランジャのいずれか一方を前記操作パネル側に設け、他方を前記天井板側に設けることを特徴としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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