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公開番号
2025002813
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023103173
出願日
2023-06-23
発明の名称
シート製造装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
D04H
1/732 20120101AFI20241226BHJP(組みひも;レース編み;メリヤス編成;縁とり;不織布)
要約
【課題】加湿の効率を向上させることが可能なシート製造装置を提供する。
【解決手段】材料を解繊して繊維にする解繊部と、繊維を堆積させて第2ウエブM8を形成する繊維堆積部18と、第2ウエブM8を加圧してシートにする加圧部と、繊維堆積部18に加湿空気E1を供給する加湿機構10と、を備えたシート製造装置100であって、繊維堆積部18は、解繊部から供給された繊維を攪拌する回転部6と、回転部6を収容するケース3と、ケース3の下方に設けられ、第2ウエブM8を搬送方向に搬送するメッシュベルト191と、を備え、メッシュベルト191上に繊維が堆積されることで、メッシュベルト191上に第2ウエブM8が形成され、加湿機構10は、繊維堆積部18に対して搬送方向の上流側に設けられ、繊維堆積部18に加湿空気E1を供給する上流側ノズル601を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
材料を解繊して繊維にする解繊部と、
前記繊維を堆積させてウエブを形成する繊維堆積部と、
前記ウエブを加圧してシートにする加圧部と、
前記繊維堆積部に加湿空気を供給する加湿機構と、
を備えたシート製造装置であって、
前記繊維堆積部は、前記解繊部から供給された前記繊維を攪拌する回転部と、前記回転部を収容するケースと、前記ケースの下方に設けられ、前記ウエブを搬送方向に搬送する搬送ベルトと、を備え、前記搬送ベルト上に前記繊維が堆積されることで、前記搬送ベルト上に前記ウエブが形成され、
前記加湿機構は、前記繊維堆積部に対して前記搬送方向の上流側に設けられ、前記繊維堆積部に前記加湿空気を供給するノズルを有する、シート製造装置。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のシート製造装置であって、
前記ノズルは、前記ケースに対して前記搬送方向の上流側において、前記ケースの側壁に隣接して配置されている、シート製造装置。
【請求項3】
請求項1に記載のシート製造装置であって、
前記ノズルは、矩形状の開口部を有し、
前記開口部は、前記搬送方向における長さ<前記搬送方向に交差する方向における長さ、である、シート製造装置。
【請求項4】
請求項3に記載のシート製造装置であって、
前記開口部は、前記ケースの下端に隣り合い、かつ、前記搬送ベルトに対向するように配置されている、シート製造装置。
【請求項5】
請求項3に記載のシート製造装置であって、
前記ケースの下端には、前記ノズルの前記開口部と対向するように庇が設けられている、シート製造装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート製造装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、筐体内に配置されたフォーマー(繊維堆積部)において、解繊物を堆積させることによりウエブを形成するシート製造装置の構成が開示されている。筐体内部は、フォーマーにおいて繊維が乾燥し帯電することを抑えるため、全体が加湿されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-84394号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、筐体内の全体を加湿するため、多量の水を必要とし、加湿の効率が悪いという課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
シート製造装置は、材料を解繊して繊維にする解繊部と、前記繊維を堆積させてウエブを形成する繊維堆積部と、前記ウエブを加圧してシートにする加圧部と、前記繊維堆積部に加湿空気を供給する加湿機構と、を備えたシート製造装置であって、前記繊維堆積部は、前記解繊部から供給された前記繊維を攪拌する回転部と、前記回転部を収容するケースと、前記ケースの下方に設けられ、前記ウエブを搬送方向に搬送する搬送ベルトと、を備え、前記搬送ベルト上に前記繊維が堆積されることで、前記搬送ベルト上に前記ウエブが形成され、前記加湿機構は、前記繊維堆積部に対して前記搬送方向の上流側に設けられ、前記繊維堆積部に前記加湿空気を供給するノズルを有する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
シート製造装置の構成を示す模式図。
繊維堆積部の構成を示す斜視図。
繊維堆積部の構成を示す斜視図。
繊維堆積部の構成を示す断面図。
上流側ノズルの構成を示す平面図。
上流側ノズルの開口部の構成を示す平面図。
下流側ノズルの構成を示す平面図。
下流側ノズルの開口部の構成を示す平面図。
ハウジングの上流側の構成を示す斜視図。
ハウジングの上流側の構成を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
まず、図1を参照しながら、シート製造装置100の構成を説明する。
【0008】
以下の各図においては、互いに直交する3つの軸を、X軸、Y軸、及びZ軸として説明する。また、X軸に沿う方向を「X方向」、Y軸に沿う方向を「Y方向」、Z軸に沿う方向を「Z方向」とし、矢印の方向が+方向であり、+方向と反対の方向を-方向とする。なお、+Z方向を「上」又は「上方」又は「表側」、-Z方向を「下」又は「下方」又は「裏側」ということもあり、+Z方向及び-Z方向から見ることを平面視あるいは平面的ともいう。また、Z方向+側の面を「上面」又は「表面」、これと反対側となるZ方向-側の面を「下面」又は「裏面」として説明する。また、図1において、左側(-X方向)を「上流側」、右側(+X方向)を「下流側」と言う。
【0009】
図1に示すように、シート製造装置100は、例えば、原料としての機密紙などの使用済みの古紙を乾式で解繊して繊維化した後、加圧、加熱、切断することによって、新しい紙を製造するのに好適な装置である。繊維化された原料に、さまざまな添加物を混合することによって、用途に合わせて、紙製品の結合強度や白色度を向上したり、色、香り、難燃などの機能を付加したりしてもよい。また、紙の密度や厚さ、形状をコントロールして成形することで、A4やA3のオフィス用紙、名刺用紙など、用途に合わせて、さまざまな厚さやサイズの紙を製造することができる。
【0010】
図1に示すように、シート製造装置100は、原料供給部11と、粗砕部12と、解繊部13と、選別部14と、第1ウエブ形成部15と、細分部16と、混合部17と、繊維堆積部18と、第2ウエブ形成部19と、シート成形部20と、切断部21と、ストック部22と、回収部27と、を備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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