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公開番号
2025005587
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023105806
出願日
2023-06-28
発明の名称
衣服用生地、および衣服用生地製造方法
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
D04H
1/4374 20120101AFI20250109BHJP(組みひも;レース編み;メリヤス編成;縁とり;不織布)
要約
【課題】薄さと強度とを兼ね備える不織布製の衣服用生地、および衣服用生地製造方法を提供すること。
【解決手段】衣服用生地Sは、通気性を有する第1層L1と、解繊された繊維に処理剤を混合させて構成される第2層L2と、を含む多層構造を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
通気性を有する第1層と、
解繊された繊維に処理剤を混合させて構成される第2層と、を含む多層構造を有する衣服用生地。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記第2層は、不織布であり、
前記第2層の坪量は、100g/m
2
以上180g/m
2
以下である、請求項1に記載の衣服用生地。
【請求項3】
前記第2層は、解繊された前記繊維と前記処理剤とを含む混合物が、前記第1層上に空気中にて堆積されて成る、請求項2に記載の衣服用生地。
【請求項4】
前記第1層は、基材層と、前記基材層と前記第2層との間に介在する接着層と、を備える、請求項1に記載の衣服用生地。
【請求項5】
前記基材層は、ポリエステルを含む、請求項4に記載の衣服用生地。
【請求項6】
前記第1層は、着色されている、請求項1に記載の衣服用生地。
【請求項7】
前記第2層は、前記第1層と接する第1面、または前記第1面と対向する第2面に、表面処理が施されている、請求項1に記載の衣服用生地。
【請求項8】
前記繊維の加重平均繊維長は、0.5mm以上2.0mm以下である、請求項1に記載の衣服用生地。
【請求項9】
布地を乾式にて解繊して繊維を生成する解繊工程と、
前記繊維に処理剤を混合して混合物を生成する混合工程と、
第1層と成る、通気性を有する生地上に、前記混合物を空気中で堆積させて、第2層と成るウェブを生成する堆積工程と、
前記生地および前記ウェブを加圧および加熱して成形する成形工程と、を備える衣服用生地製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、衣服用生地、および衣服用生地製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、不織布製の生地が知られていた。例えば、特許文献1には、不織布生地から作製されたマスクが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-157261号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の不織布生地では、衣服に用いると薄さと強度とを両立させることが難しいという課題があった。詳しくは、衣服に加工して着用すると、強度不足による破れなどが生じる可能性があった。また、強度を向上させるために生地を厚くすると、生地の柔軟性が低下して手触りや肌触りが損なわれる場合があった。すなわち、薄さと強度とを兼ね備える不織布製の衣服用生地が求められていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
衣服用生地は、通気性を有する第1層と、解繊された繊維に処理剤を混合させて構成される第2層と、を含む多層構造を有する。
【0006】
衣服用生地製造方法は、布地を乾式にて解繊して繊維を生成する解繊工程と、前記繊維に処理剤を混合して混合物を生成する混合工程と、第1層と成る、通気性を有する生地上に、前記混合物を空気中で堆積させて、第2層と成るウェブを生成する堆積工程と、前記生地および前記ウェブを加圧および加熱して成形する成形工程と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係る衣服用生地の構成を示す模式断面図。
衣服用生地製造方法を示すフロー図。
衣服用生地の製造に用いる生地製造装置の構成を示す模式図。
実施例および比較例に係る衣服用生地の製造条件および評価結果などを示す表。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に述べる実施の形態では、乾式にて製造される衣服用生地、およびその製造方法を例示し、図面を参照して説明する。本明細書において、乾式とは、水などの液体の中ではなく、大気などの空気中で行う処理をいう。なお、本発明の衣服用生地は、乾式にて製造されることに限定されない。
【0009】
以下の各図においては、必要に応じて相互に直交する座標軸としてXYZ軸を付し、各矢印が指す方向を+方向とし、+方向と反対の方向を-方向とする。Z軸は鉛直方向に沿う仮想軸であって、+Z方向を上方とし、-Z方向を下方とする。
【0010】
生地製造装置1において、原料、ウェブ、および衣服用生地などの搬送方向の先を下流、搬送方向を遡る側を上流ということもある。図示の便宜上、各部材の大きさを実際とは異ならせている。
(【0011】以降は省略されています)
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