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公開番号
2024163560
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-22
出願番号
2023079294
出願日
2023-05-12
発明の名称
繊維分散装置およびシート製造装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
D04H
1/732 20120101AFI20241115BHJP(組みひも;レース編み;メリヤス編成;縁とり;不織布)
要約
【課題】繊維を含む材料を均一性よく堆積できる繊維分散装置を提供する。
【解決手段】第1回転軸を中心に回転して繊維を含む材料を攪拌させる第1羽根を有する第1回転体と、前記第1回転軸と平行ではない第2回転軸を中心に回転して繊維を含む材料を攪拌させる第2羽根を有する第2回転体と、前記第1回転体および前記第2回転体を収容するハウジング部と、を含む、繊維分散装置。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
第1回転軸を中心に回転して繊維を含む材料を攪拌させる第1羽根を有する第1回転体と、
前記第1回転軸と平行ではない第2回転軸を中心に回転して繊維を含む材料を攪拌させる第2羽根を有する第2回転体と、
前記第1回転体および前記第2回転体を収容するハウジング部と、
を含む、繊維分散装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1において、
前記ハウジング部に収容され、前記第1回転体を収容する収容部を含み、
前記収容部には、繊維を含む材料が通過する複数の貫通孔が形成されている、繊維分散装置。
【請求項3】
請求項1において、
前記ハウジング部には、繊維を含む材料が供給される供給口が形成され、
前記第2回転体は、前記供給口と前記第1回転体との間に設けられている、繊維分散装置。
【請求項4】
請求項1において、
前記第1回転軸の延在方向および前記第2回転軸の延在方向と直交する方向からみて、前記第1回転軸と前記第2回転軸とがなす角度は、25°以上155°以下である、繊維分散装置。
【請求項5】
請求項1において、
前記第1回転軸の延在方向は、水平方向であり、
前記第2回転軸の延在方向は、鉛直方向である、繊維分散装置。
【請求項6】
請求項1において、
前記第2羽根の形状は、棒状である、繊維分散装置。
【請求項7】
請求項1において、
前記第2回転体を前記ハウジング部内に保持する保持部を含む、繊維分散装置。
【請求項8】
請求項3において、
前記第1回転軸と平行ではない第3回転軸を中心に回転して繊維を含む材料を攪拌させる第3羽根を有する第3回転体を含み、
前記第3回転体は、前記第1回転体の前記第2回転体とは反対側に設けられている、繊維分散装置。
【請求項9】
請求項1ないし8のいずれか1項に記載された繊維分散装置と、
前記繊維分散装置からの繊維を含む材料が堆積されて形成されたウェブを搬送する搬送ベルトと、
搬送された前記ウェブをシートに成形するシート成形部と、
を含む、シート製造装置。
【請求項10】
請求項9において、
前記ウェブのCD方向に並び、前記搬送ベルト上の前記ウェブの厚さを検出する第1センサーおよび第2センサーと、
前記第1センサーおよび前記第2センサーの検出結果に基づいて、前記第2回転体の回
転を制御する制御部と、
を含み、
前記第1センサーは、前記第2センサーよりも、前記CD方向において前記ウェブの中心に近い位置に設けられている、シート製造装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、繊維分散装置およびシート製造装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
小型化、省エネルギーのために、水を極力利用しない乾式によるシート製造装置が知られている。
【0003】
例えば特許文献1には、多孔質スクリーンを有する収容部と、収容部に繊維を含む材料を供給する供給部と、収容部内に設けられ、回転して材料を撹拌する羽根を有する回転体と、多孔質スクリーンを介して分散された材料が堆積するメッシュベルトと、を有する繊維材料堆積装置を備えたシート製造装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-84395号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のような繊維材料堆積装置では、メッシュベルト上に、繊維を含む材料を均一性よく堆積させることが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る繊維分散装置の一態様は、
第1回転軸を中心に回転して繊維を含む材料を攪拌させる第1羽根を有する第1回転体と、
前記第1回転軸と平行ではない第2回転軸を中心に回転して繊維を含む材料を攪拌させる第2羽根を有する第2回転体と、
前記第1回転体および前記第2回転体を収容するハウジング部と、
を含む。
【0007】
本発明に係るシート製造装置の一態様は、
前記繊維分散装置の一態様と、
前記繊維分散装置からの繊維を含む材料が堆積されて形成されたウェブを搬送する搬送ベルトと、
搬送された前記ウェブをシートに成形するシート成形部と、
を含む。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係るシート製造装置を模式的に示す図。
本実施形態に係るシート製造装置の分散部を模式的に示す斜視図。
本実施形態に係るシート製造装置の分散部を模式的に示す断面図。
本実施形態に係るシート製造装置の分散部の第2回転体および保持部を模式的に示す平面図。
本実施形態の第1変形例に係るシート製造装置の分散部を模式的に示す断面図。
本実施形態の第2変形例に係るシート製造装置の分散部を模式的に示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
【0010】
1. シート製造装置
1.1. 全体の構成
まず、本実施形態に係るシート製造装置について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係るシート製造装置100を模式的に示す図である。
(【0011】以降は省略されています)
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