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公開番号
2024151624
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-25
出願番号
2023065112
出願日
2023-04-12
発明の名称
両面ロングパイル編み物
出願人
佰龍機械廠股ふん有限公司
代理人
TRY国際弁理士法人
主分類
D04B
1/02 20060101AFI20241018BHJP(組みひも;レース編み;メリヤス編成;縁とり;不織布)
要約
【課題】ロングパイルを形成可能なパイル編み物を提供する。
【解決手段】丸編機によって編まれる両面ロングパイル編み物であって、基礎組織21と、該基礎組織に接続され且つその2つの対向面に位置する2つのロングパイル組織22、23とを含み、2つのロングパイル組織のそれぞれは、3.5~15mm長さの複数のカットパイル221、231を備え、2つのロングパイル組織のそれぞれは、基礎組織に接続される複数の弧形の糸区間223、233を備え、2つのロングパイル組織の一方は、連続的な複数の弧形の糸区間によって複数のカットパイルの2つに接続され、2つのロングパイル組織の他方は、複数の弧形の糸区間の一方によって複数のカットパイルの2つに接続される、両面ロングパイル編み物である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
丸編機によって編まれる両面ロングパイル編み物であって、
基礎組織と、
それぞれ前記基礎組織に接続され且つ前記基礎組織の2つの対向面に位置する2つのロングパイル組織であって、前記2つのロングパイル組織のそれぞれが、複数のカットパイルを備え、前記2つのロングパイル組織の前記複数のカットパイルの長さは、3.5~15mmであり、前記2つのロングパイル組織のそれぞれは、前記基礎組織に接続される複数の弧形の糸区間を備え、前記2つのロングパイル組織の一方は、連続的な前記複数の弧形の糸区間によって前記複数のカットパイルの2つに接続され、前記2つのロングパイル組織の他方は、前記複数の弧形の糸区間の一方によって前記複数のカットパイルの2つに接続される2つのロングパイル組織と
を含むことを特徴とする両面ロングパイル編み物。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記基礎組織が複数のループを備え、前記複数のループのそれぞれは、前記2つのロングパイル組織の前記複数のカットパイルの一方に接続され、前記複数のループで同じ列に位置するものを観察すると、前記2つのロングパイル組織の前記複数のカットパイルは交差して設けられることを特徴とする請求項1に記載の両面ロングパイル編み物。
【請求項3】
前記基礎組織が単層構造であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の両面ロングパイル編み物。
【請求項4】
前記2つのロングパイル組織の一方の前記複数のカットパイルの長さは、前記2つのロングパイル組織の他方の前記複数のカットパイルの長さと異なることを特徴とする請求項3に記載の両面ロングパイル編み物。
【請求項5】
前記2つのロングパイル組織の色は異なることを特徴とする請求項3に記載の両面ロングパイル編み物。
【請求項6】
前記2つのロングパイル組織の少なくとも一方の前記複数のカットパイルの色は異なることを特徴とする請求項3に記載の両面ロングパイル編み物。
【請求項7】
前記2つのロングパイル組織の少なくとも一方は、少なくとも1つのバーンアウト領域を備えることを特徴とする請求項3に記載の両面ロングパイル編み物。
【請求項8】
前記2つのロングパイル組織の一方の前記複数のカットパイルの長さは、前記2つのロングパイル組織の他方の前記複数のカットパイルの長さと異なることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の両面ロングパイル編み物。
【請求項9】
前記2つのロングパイル組織の色は異なることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の両面ロングパイル編み物。
【請求項10】
前記2つのロングパイル組織の少なくとも一方の前記複数のカットパイルの色は異なることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の両面ロングパイル編み物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、両面ロングパイル編み物に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
パイル編み物の形成方式は多くあり、一般的な実施形態としては、編み上げた編み物にループカット加工作業を行うことにより、当該編み物にあったループをカットしてパイルを形成させることである。しかしながら、このように形成したパイルは長さがループの本来の長さより明らかに短くなるため、ロングパイルを実現できない。
【0003】
特許文献1は、一体型の両面カットパイル生地を開示し、当該出願の図1に示されるように、特許文献1の正反両面カットパイルの基礎組織との接続は非常に弱いため、パイル脱落の問題が起きやすい。そのため、特許文献1で使用される糸には低融点繊維が含まれなければならず、低温ホットメルトによってカットパイルと基礎組織の接続を強化させる必要があり、これによって編み物自体の柔らかさが損なわれてしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
中国特許公開第CN114687048A号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の主な目的は、従来のパイル編み物においてロングパイルを形成できないという課題を解決することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記の目的を達成するために、丸編機によって編まれる両面ロングパイル編み物を提供し、当該両面ロングパイル編み物は、基礎組織と、それぞれ当該基礎組織に接続され且つ当該基礎組織の2つの対向面に位置する2つのロングパイル組織とを含み、当該2つのロングパイル組織のそれぞれは、複数のカットパイルを備え、当該2つのロングパイル組織の当該複数のカットパイルの長さは、3.5~15mmであり、当該2つのロングパイル組織のそれぞれは、前記基礎組織に接続される複数の弧形の糸区間を備え、当該2つのロングパイル組織の一方は、連続的な当該複数の弧形の糸区間によって当該複数のカットパイルの2つに接続され、当該2つのロングパイル組織の他方は、当該複数の弧形の糸区間の一方によって当該複数のカットパイルの2つに接続される。
【0007】
一実施例において、当該基礎組織は、複数のループを備え、当該複数のループのそれぞれは、当該2つのロングパイル組織の当該複数のカットパイルの一方に接続され、当該複数のループで同じ列に位置するものを観察すると、当該2つのロングパイル組織の当該複数のカットパイルは交差して設けられる。
【0008】
一実施例において、当該基礎組織は、単層構造である。
【0009】
一実施例において、当該2つのロングパイル組織の一方の当該複数のカットパイルの長さは、当該2つのロングパイル組織の他方の当該複数のカットパイルの長さと異なる。
【0010】
一実施例において、当該2つのロングパイル組織の色は異なる。
(【0011】以降は省略されています)
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