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公開番号
2024157169
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-07
出願番号
2023071336
出願日
2023-04-25
発明の名称
建具
出願人
YKK AP株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
E05D
15/06 20060101AFI20241030BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】製造コストが大きく増大する事態を防止しつつ用途に応じた構成の建具を提供する。
【解決手段】枠体に戸車を介して障子がスライド可能に配設された建具であって、枠体10を構成する下枠13には、框用戸車25が転動可能な本体レール部15が一部分断する状態で設けられているとともに、本体レール部15の分断した部分には装着部16が設けられ、下枠13の装着部16には、障子をスライド可能に支持する枠用戸車14、もしくは本体レール部15を連続させる連絡レール部17bが着脱可能に装着されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
枠体に戸車を介して障子がスライド可能に配設された建具であって、
前記枠体を構成する下枠には、戸車が転動可能な本体レール部が一部分断する状態で設けられているとともに、前記本体レール部の分断した部分には装着部が設けられ、
前記下枠の装着部には、前記障子をスライド可能に支持する戸車、もしくは前記本体レール部を連続させる連絡レール部が着脱可能に装着されていることを特徴とする建具。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記下枠は、ベースとなる下枠本体と、前記下枠本体から上方に突出するように設けられた台状部とを備え、前記台状部の上面に前記本体レール部が設けられ、
前記下枠本体と前記台状部との間には、戸車の一部を収容することのできる収容空間が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の建具。
【請求項3】
前記台状部は、前記下枠本体に対して着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の建具。
【請求項4】
前記装着部には、前記戸車が装着されていることを特徴とする請求項1に記載の建具。
【請求項5】
前記装着部には、前記連絡レール部が装着されていることを特徴とする請求項1に記載の建具。
【請求項6】
枠体に戸車を介して障子がスライド可能に配設された建具であって、
前記枠体を構成する下枠は、ベースとなる下枠本体を有し、
前記下枠本体には、装着部が設けられ、
前記下枠本体の装着部には、戸車が転動可能な本体レール部を有したレールアタッチメント、もしくは前記障子をスライド可能に支持する戸車を有した戸車アタッチメントが着脱可能に装着されていることを特徴とする建具。
【請求項7】
前記装着部には、前記レールアタッチメントが装着されていることを特徴とする請求項6に記載の建具。
【請求項8】
前記装着部には、前記戸車アタッチメントが装着されていることを特徴とする請求項6に記載の建具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、枠体に戸車を介して障子がスライド可能に配設された建具に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の建具としては、戸車を障子の下框に設ける一方、戸車が転動するレールが枠体の下枠に設けられているものがある(例えば、特許文献1参照)。また、枠体の下枠に戸車を設け、戸車を介して障子をスライド可能に支持するようにした建具も提供されている(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2012-519246号公報
中国特許第102203371号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、戸車を下框に設けた建具では、下框の見付け寸法が大きくなる懸念がある。このため、例えばガラス等の透過性を有したパネルの開口面積を大きく確保したい用途には必ずしも好ましいとはいえない。一方、戸車を下枠に設けた建具では、下框の見付け寸法を小さく構成することができるため、上述の用途にも適用することが可能である。しかしながら、下枠の上面に戸車及び戸車を露出させるための切欠が開口する。このため、塵埃や砂等の異物が多い環境下へ設置した場合には、これらの異物が下枠の内部に進入する懸念がある。
【0005】
ここで、上述の課題は、2種類の下枠を有した建具をラインアップすれば解決することが可能である。すなわち、同じ製品シリーズの下枠として、障子に設けられた戸車をガイドするガイドレールを有したものと、戸車が設けられたものとを個別に用意すれば、それぞれの用途に応じた構成の建具を提供することが可能となる。しかしながら、2種類の下枠を用意した場合には、部品点数が増大するばかりでなく、異なる押し出し成形設備が必要となり、製造コストが大幅に増大するおそれがある。
【0006】
本発明は、上記実情に鑑みて、製造コストが大きく増大する事態を防止しつつ用途に応じた構成の建具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明に係る建具は、枠体に戸車を介して障子がスライド可能に配設された建具であって、前記枠体を構成する下枠には、戸車が転動可能な本体レール部が一部分断する状態で設けられているとともに、前記本体レール部の分断した部分には装着部が設けられ、前記下枠の装着部には、前記障子をスライド可能に支持する戸車、もしくは前記本体レール部を連続させる連絡レール部が着脱可能に装着されていることを特徴とする。
【0008】
また本発明に係る建具は、枠体に戸車を介して障子がスライド可能に配設された建具であって、前記枠体を構成する下枠は、ベースとなる下枠本体を有し、前記下枠本体には、装着部が設けられ、前記下枠本体の装着部には、戸車が転動可能な本体レール部を有したレールアタッチメント、もしくは前記障子をスライド可能に支持する戸車を有した戸車アタッチメントが着脱可能に装着されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、装着部に対して戸車を装着することにより、下框の見付け寸法を小さくすることができ、一方、装着部に対して連絡レール部を装着することにより、下枠の内部に異物が進入する問題を防止することができ、用途に応じた構成の建具の提供が可能となる。しかも、装着部を有した下枠を共通化することができ、製造コストが増大する事態を防止することができる。
【0010】
また本発明によれば、装着部に対して戸車アタッチメントを装着することにより、下框の見付け寸法を小さくすることができ、一方、装着部に対してレールアタッチメントを装着することにより、下枠の内部に異物が進入する問題を防止することができ、用途に応じた構成の建具の提供が可能となる。しかも、下枠本体を共通化することができ、製造コストが増大する事態を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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