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公開番号
2024155303
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023069922
出願日
2023-04-21
発明の名称
電子機器収納ケースとその使用方法
出願人
サン電子株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H05K
5/02 20060101AFI20241024BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】増幅器や混合器などテレビ受信用電子機器を収納する電子機器ケースを、ポール等に取り付けた状態から、簡単に取り外してケーブルの接続が簡単に行える電子機器収納ケース等を提供する。
【解決手段】ケース本体2は、内部に入力端子と出力端子がある電子機器9が収納された防滴構造である。ポール取付け体3を介してケース本体2がポール1に固定可能である。ポール取付け体3がポール1に取り付けられた状態で、ケース本体2がポール取付け体3に対して着脱自在である。ケース本体2には係止手段20が設けられ、ポール取付け体3には被係止手段30が設けられ、垂直配置又は水平配置のいずれかのポール1に取り付けられたポール取付け体3の被係止手段30に対し、係止手段20によりケース本体2は係止されて固定自在である。
【選択図】図3A
特許請求の範囲
【請求項1】
ケース本体とポール取付け体を備え、
前記ケース本体は、樹脂成形品で、内部に入力端子と出力端子がある電子機器が収納され、雨水が入りにくい防滴構造であること、
前記ポール取付け体を介して前記ケース本体がポールに固定可能であること、
前記ポール取付け体が前記ポールに取り付けられた状態で、電子機器が収納された前記ケース本体が前記ポール取付け体に対して着脱自在に構成されていること、
を特徴とする、電子機器収納ケース。
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【請求項2】
前記ケース本体には係止手段が設けられていると共に、前記ポール取付け体には被係止手段が設けられ、
垂直配置又は水平配置のいずれかのポールに取り付けられた前記ポール取付け体の被係止手段に対し、前記係止手段により前記ケース本体は係止されて固定自在に構成されていること、
を特徴とする、請求項1に記載した電子機器収納ケース。
【請求項3】
前記ポール取付け体の被係止手段は、板状で正四角形状に形成されて成る各正四角形辺部で構成され、
前記ケース本体の係止手段は、裏面で縦方向に長く断面がL字形に形成されて対峙する2つの係止片で構成され、
前記ケース本体の2つの係止片の内側が、前記ポール取付け体の垂直配置状態、水平配置状態を問わず、前記正四角形辺部の外側でスライドして係止自在であること、
を特徴とする、請求項2に記載した電子機器収納ケース。
【請求項4】
前記ケース本体には、弾性片が突設され、
前記ポール取付け体には、前記ケース本体の弾性片が係止して前記ケース本体の抜け落ちを防ぐ係止孔が形成されていること、
を特徴とする、請求項2に記載した電子機器収納ケース。
【請求項5】
前記ポール取付け体には、ビスによる固定が可能な貫通孔が設けられており、
前記貫通孔に貫通されたビスにより、前記ポール取付け体が壁面や平面アンテナの裏面に取り付けられた状態で、前記ケース本体が前記ポール取付け体に対して着脱自在に構成されていること、
を特徴とする、請求項1~4のいずれか1項に記載した電子機器収納ケース。
【請求項6】
前記ポール取付け体は、U字形ボルト又はステンレスベルトにより、ポールに取り付け自在に構成されていること、
を特徴とする、請求項1~4のいずれか1項に記載した電子機器収納ケース。
【請求項7】
(a)係止手段を有するケース本体と被係止手段を有するポール取付け体を備え、前記ケース本体は、樹脂成形品で、内部に入力端子と出力端子がある電子機器が収納され、雨水が入りにくい防滴構造であり、ポールに取り付けた前記ポール取付け体の被係止手段に対し、前記係止手段を介して前記ケース本体が固定可能であり、前記ポール取付け体が前記ポールに取り付けられた状態で、前記電子機器が収納されたケース本体が前記ポール取付け体に対して着脱自在に構成された電子機器収納ケースを製作し、
(b)前記ポールが垂直配置のときは、前記電子機器収納ケースの前記ポール取付け体を前記垂直なポールに取り付けた後、前記ケース本体をその係止手段により前記ポール取付け体の被係止手段に固定し、
(c)水平配置のポールに変更して固定するときは、前記電子機器収納ケースの前記ケース本体を前記ポール取付け体から取り外し、前記ポール取付け体を90度回転して前記水平配置のポールに取り付け、前記ケース本体をその係止手段により前記ポール取付け体の被係止手段に戻して固定すること、
を特徴とする、電子機器収納ケースの使用方法。
【請求項8】
(a)係止手段を有するケース本体と被係止手段を有するポール取付け体を備え、前記ケース本体は、樹脂成形品で、内部に入力端子と出力端子がある電子機器が収納され、雨水が入りにくい防滴構造であり、ポールに取り付けた前記ポール取付け体の被係止手段に対し、前記係止手段を介して前記ケース本体が固定可能であり、前記ポール取付け体が前記ポールに取り付けられた状態で、前記電子機器が収納されたケース本体が前記ポール取付け体に対して着脱自在に構成された電子機器収納ケースを製作し、
(b)前記ポールが水平配置のときは、前記電子機器収納ケースの前記ポール取付け体を前記水平なポールに取り付けた後、前記ケース本体をその係止手段により前記ポール取付け体の被係止手段に固定し、
(c)垂直配置のポールに変更して固定するときは、前記電子機器収納ケースの前記ケース本体を前記ポール取付け体から取り外し、前記ポール取付け体を90度回転して前記垂直配置のポールに取り付け、前記ケース本体をその係止手段により前記ポール取付け体の被係止手段に戻して固定すること、
を特徴とする、電子機器収納ケースの使用方法。
【請求項9】
前記ポール取付け体の被係止手段は、板状で正四角形状に形成されて成る各正四角形辺部で構成され、
前記ケース本体の係止手段は、裏面で縦方向に長く断面がL字形に形成されて対峙する2つの係止片で構成され、
前記ケース本体の2つの係止片の内側が、前記ポール取付け体の垂直配置状態、水平配置状態を問わず、前記正四角形辺部の外側でスライドして係止自在であること、
を特徴とする、請求項7又は8に記載した電子機器収納ケースの使用方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器収納ケースとその使用方法に関し、さらに言えば、増幅器や混合器などテレビ受信用電子機器を収納する電子機器ケースを、ポール等に取り付けた状態から、簡単に取り外してケーブルの接続が簡単に行える電子機器収納ケースとその使用方法の技術分野に属するものである。
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【背景技術】
【0002】
テレビ受信機器は屋根上に設置されたポールや壁面など屋外に取り付けられ固定された状態で同軸ケーブルを接続する必要がある。一般的にこの同軸ケーブルの接続部分にはF形コネクタが使用されていて、同軸ケーブル側が雄型でテレビ受信機器側が雌型になっており各々をねじ構造で締結されるようになっている。冬場の寒い時期には、同軸ケーブルが固くなり機器が固定された状態では大変接続しづらい。
また、特許文献1の電子機器は、垂直ポールと水平ボールに取り付け可能な電子機器が開示されているが垂直ポール取り付け状態で組み立てられている状態から水平ポール取り付けに変更する場合は、蝶ナットを第2腕部から外し、押え金具も外し、取り付け具を本体から外し水平状態に組み直す必要があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3197504号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
テレビ共同受信システムでアンテナを設置して、その次に増幅器が設置されるシステムでは、まずアンテナからのケーブルをレベル測定機に接続して、アンテナの方向調整を行い所望のレベル以上になっていることを確認する必要がある。そして、その同軸ケーブルを増幅器の入力端子に接続して、増幅器の出力端子にレベル測定用のケーブルを接続して増幅器が既定の出力レベルになるように増幅器のレベルを調整する。その工程が完了すると増幅器に接続した測定ケーブルを外して、共同受信用ケーブルを増幅器に接続し直す必要がある(図9参照)。
このようにアンテナ直下に設置されている増幅器などへの同軸ケーブルの接続回数は多くその接続のやりにくさは大変問題であった。特にアンテナ直下の足場の悪い状態では大変困難を伴っている不都合がある。
【0005】
したがって、本発明の目的は、増幅器や混合器などテレビ受信用電子機器を収納する電子機器ケースを、ポール等に取り付けた状態から、簡単に取り外してケーブルの接続が簡単に行え、元に戻したり、垂直ポールや水平ポールへの取り付け状態の配置変更も簡単で便利な電子機器収納ケースとその使用方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
課題を解決するための手段として、請求項1に記載した発明は、ケース本体2とポール取付け体3を備え、
前記ケース本体2は、樹脂成形品で、内部に入力端子と出力端子がある電子機器9が収納され、雨水が入りにくい防滴構造であること、
前記ポール取付け体3を介して前記ケース本体2がポール1に固定可能であること、
前記ポール取付け体3が前記ポール1に取り付けられた状態で、電子機器9が収納された前記ケース本体2が前記ポール取付け体3に対して着脱自在に構成されていること、
を特徴とする、電子機器収納ケースである。
【0007】
請求項2に記載した発明は、前記ケース本体2には係止手段20が設けられていると共に、前記ポール取付け体3には被係止手段30が設けられ、
垂直配置又は水平配置のいずれかのポール1に取り付けられた前記ポール取付け体3の被係止手段30に対し、前記係止手段20により前記ケース本体2は係止されて固定自在に構成されていること、
を特徴とする、請求項1に記載した電子機器収納ケースである。
【0008】
請求項3に記載した発明は、前記ポール取付け体3の被係止手段30は、板状の正四角形状に形成されて成る各正四角形辺部30で構成され、
前記ケース本体2の係止手段20は、裏面22で縦方向に長く断面がL字形に形成されて対峙する2つの係止片20で構成され、
前記ケース本体2の2つの係止片20の内側20aが、前記ポール取付け体3の垂直配置状態、水平配置状態を問わず、前記正四角形辺部30の外側30aでスライドして係止自在であること、
を特徴とする、請求項2に記載した電子機器収納ケースである。
【0009】
請求項4に記載した発明は、前記ケース本体2には、弾性片21が突設され、
前記ポール取付け体3には、前記ケース本体2の弾性片21が係止して前記ケース本体2の抜け落ちを防ぐ係止孔31が形成されていること、
を特徴とする、請求項2に記載した電子機器収納ケースである。
【0010】
請求項5に記載した発明は、前記ポール取付け体3には、ビス33による固定が可能な貫通孔32が設けられており、
前記貫通孔32に貫通されたビス33により、前記ポール取付け体3が壁面や平面アンテナ8の裏面80に取り付けられた状態で、前記ケース本体2が前記ポール取付け体3に対して着脱自在に構成されていること、
を特徴とする、請求項1~4のいずれか1項に記載した電子機器収納ケースである。
(【0011】以降は省略されています)
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