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公開番号2024147385
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-16
出願番号2023060351
出願日2023-04-03
発明の名称制御盤
出願人株式会社TMEIC
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H05K 5/02 20060101AFI20241008BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】設置作業を効率的に行うことができる制御盤を提供する。
【解決手段】実施形態は、設置箇所に設けられたピットと挿通するように設けられた第1開口を有する底部材と、前記底部材上に設けられ、内部に少なくとも制御機器を収納して外部空間から閉鎖可能な上部筐体と、を備える。前記底部材は、第1部材と、前記第1部材に組み合わせて前記第1開口を形成する第2部材と、を有する。前記第2部材は、前記第1部材に着脱可能である。前記第2部材を前記第1部材に取り付けたときに、前記第1開口を外部空間から閉鎖し、前記第2部材を前記第1部材から取り外したときに、前記第1開口を外部空間と連続させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
設置箇所に設けられたピットと挿通するように設けられた第1開口を有する底部材と、
前記底部材上に設けられ、内部に少なくとも制御機器を収納して外部空間から閉鎖可能な上部筐体と、
を備え、
前記底部材は、第1部材と、前記第1部材に組み合わせて前記第1開口を形成する第2部材と、を有し、
前記第2部材は、前記第1部材に着脱可能であり、
前記第2部材を前記第1部材に取り付けたときに、前記第1開口を外部空間から閉鎖し、前記第2部材を前記第1部材から取り外したときに、前記第1開口を外部空間と連続させる制御盤。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記第1部材は、平面視で一方が開放された矩形であり、
前記第2部材は、前記第1部材の開放された箇所に着脱される請求項1記載の制御盤。
【請求項3】
プラントの床下に設けられるチャンネルベースをさらに備え、
前記底部材は、前記チャンネルベース上に設けられ、
前記チャンネルベースは、第3部材と、前記第3部材に組み合わせて第2開口を形成する第4部材と、を有し、
前記第4部材は、前記第3部材に着脱可能であり、
前記第2部材を前記第1部材に取り付けて、前記第4部材を前記第3部材に取り付けたときに、前記第1開口および前記第2開口を外部空間から閉鎖し、前記第2部材を前記第1部材から取り外し、前記第4部材を前記第3部材から取り外したときに、前記第1開口および前記第2開口を外部空間と連続させる請求項1記載の制御盤。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、プラントの内外に設置される制御盤に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
プラント内の装置や機器、各種設備の一部または全部を新規のものに更新する更新エンジニアリング作業では、既設の制御盤を新規の制御盤に置き換える工事が行われることがある。
【0003】
プラント向けの制御盤では、制御盤の構成が複雑な場合が多い。このような制御盤では、プラント内に設置された装置やセンサ等からの信号や、電源等を外線として制御盤内に引き込んで、制御盤内のコントローラや各種IO機器等への接続を切り替える必要がある。
【0004】
プラント内の外線は、チャンネルベース、ピットを介して、床上に設置される制御盤内に引き込む。プラント向けの制御盤の更新エンジニアリング作業では、新旧いずれの制御盤にも内部にコントローラ等の機器等を設置した状態で、交換作業を行う。そのため、既存の外線は、床下のピットに一旦収容して、既設の制御盤を取り除いた後に、新設の制御盤を配置して、ピット内から一時的に収容された外線を再度引き出して、新設の制御盤内の機器等に配線作業を行う必要がある。
【0005】
複雑な構成を有するプラント向けの制御盤では、外線数も非常に多く、外線の識別に手間がかかり、識別のためのマークチューブを紛失する等の事故を生じるおそれがある。そのため、更新作業が非効率になるとの問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2019-47557号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、設置作業を効率的に行うことができる制御盤を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の実施形態は、設置箇所に設けられたピットと挿通するように設けられた第1開口を有する底部材と、前記底部材上に設けられ、内部に少なくとも制御機器を収納して外部空間から閉鎖可能な上部筐体と、を備える。前記底部材は、第1部材と、前記第1部材に組み合わせて前記第1開口を形成する第2部材と、を有する。前記第2部材は、前記第1部材に着脱可能であり、前記第2部材を前記第1部材に取り付けたときに、前記第1開口を外部空間から閉鎖し、前記第2部材を前記第1部材から取り外したときに、前記第1開口を外部空間と連続させる。
【発明の効果】
【0009】
実施形態によれば、設置作業を効率的に行うことができる制御盤が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1(a)は、第1の実施形態に係る制御盤を例示する模式的な斜視図である。図1(b)は、第1の実施形態に係る制御盤の一部である底部材を例示する模式的な斜視図である。
図2(a)は、第1の実施形態に係る制御盤の使用方法を説明するための模式的な側面図である。図2(b)は、第1の実施形態に係る制御盤の使用方法を説明するための模式的な底面図である。
図3(a)は、第1の実施形態に係る制御盤の使用方法を説明するための模式的な側面図である。図3(b)は、第1の実施形態に係る制御盤の使用方法を説明するための模式的な底面図である。
図4(a)は、第1の実施形態に係る制御盤の使用方法を説明するための模式的な側面図である。図4(b)は、第1の実施形態に係る制御盤の使用方法を説明するための模式的な底面図である。
図5(a)は、第1の実施形態に係る制御盤の使用方法を説明するための模式的な側面図である。図5(b)は、第1の実施形態に係る制御盤の使用方法を説明するための模式的な底面図である。
図6(a)は、第1の実施形態に係る制御盤の使用方法を説明するための模式的な側面図である。図6(b)は、第1の実施形態に係る制御盤の使用方法を説明するための模式的な底面図である。
第2の実施形態に係る制御盤の一部であるチャンネルベースを例示する模式的な斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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