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公開番号
2024154851
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023069003
出願日
2023-04-20
発明の名称
エレベーター
出願人
株式会社日立製作所
代理人
弁理士法人信友国際特許事務所
主分類
B66B
11/04 20060101AFI20241024BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】嵩上げ台やロッドを使用しなくても巻上機を嵩上げして設置することができるエレベーターを提供する。
【解決手段】2つのガイドレールと、2つのガイドレールの間に架け渡された上下一対のマシンビームと、上下一対のマシンビームに支持された巻上機とを備えるエレベーターにおいて、2つのガイドレールの各々には、マシンビームを固定するための貫通孔が設けられ、上下一対のマシンビームのうち、少なくとも一方のマシンビームの両端部は、貫通孔に挿入された締結具によってガイドレールに固定されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
2つのガイドレールと、前記2つのガイドレールの間に架け渡された上下一対のマシンビームと、前記上下一対のマシンビームに支持された巻上機とを備えるエレベーターにおいて、
前記2つのガイドレールの各々には、前記マシンビームを固定するための貫通孔が設けられ、
前記上下一対のマシンビームのうち、少なくとも一方のマシンビームの両端部は、前記貫通孔に挿入された締結具によって前記ガイドレールに固定されている
エレベーター。
続きを表示(約 230 文字)
【請求項2】
前記上下一対のマシンビームのうち、一方のマシンビームの両端部は、前記締結具によって前記ガイドレールに固定され、他方のマシンビームの両端部は、レールクリップによって前記ガイドレールに固定されている
請求項1に記載のエレベーター。
【請求項3】
前記一方のマシンビームは、前記巻上機よりも下側に配置され、
前記他方のマシンビームは、前記巻上機よりも上側に配置されている
請求項2に記載のエレベーター。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エレベーターに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
エレベーターの一つに機械室レスエレベーターがある。機械室レスエレベーターは、ビルやマンションなどの建物の屋上に機械室を設置する必要がないエレベーターである。機械室レスエレベーターとして、たとえば特許文献1に記載されたエレベーターが知られている。特許文献1には、昇降路の底部側に嵩上げ台を用いて巻上機を設置したエレベーターに関する技術が記載されている。
【0003】
図5は、従来のエレベーターが備える巻上機の設置構造を示す概略側面図である。
図5に示すように、巻上機100は、シーブ101を備えている。シーブ101には、図示しないロープがU字形に巻き掛けられる。また、シーブ101には、ロープを介して上向きの荷重が加えられる。巻上機100は、枠材102を介して、上下一対のマシンビーム103a,103bに取り付けられている。各々のマシンビーム103a,103bは、水平に配置されている。各々のマシンビーム103a,103bの両端部は、ブラケット104及び複数のレールクリップ105を用いてガイドレール106,107に固定されている。
【0004】
ガイドレール106,107は、図示しない乗りかごや釣り合いおもりの移動を案内するために昇降路に鉛直に設置される。各々のガイドレール106,107の下端部は、ピットベース108に固定されている。ピットベース108は、昇降路の底面109に固定されている。
【0005】
マシンビーム103bとピットベース108との間には、嵩上げ台110が水平に配置されている。嵩上げ台110の両端部は、ガイドレール106,107に固定されている。また、マシンビーム103bと嵩上げ台110の間には、2本のロッド111aが垂直に配置され、嵩上げ台110とピットベース108の間にも、2本のロッド111bが垂直に配置されている。
【0006】
嵩上げ台110及びロッド111a,111bは、エレベーターのピットに水が流れ込んだ場合に、巻上機100が冠水しないよう、昇降路の底面109から所定の寸法を隔てた高さ位置に巻上機100を設置するために使用される部材である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2013-67492号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら従来の機械室レスエレベーターにおいては、巻上機100のシーブ101に加わる上向きの荷重を、ロッド111a,111bを介してピットベース108で受けるために、嵩上げ台110及びロッド111a,111bを使用する必要がある。また、巻上機100の設置高さを高くするには、その分だけ多くの嵩上げ台110及びロッド111a,111bを使用する必要があり、構造が複雑になる。
【0009】
本発明の目的は、嵩上げ台やロッドを使用しなくても巻上機を嵩上げして設置することができるエレベーターを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、例えば、特許請求の範囲に記載された構成を採用する。
本願は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一つを挙げるならば、2つのガイドレールと、2つのガイドレールの間に架け渡された上下一対のマシンビームと、上下一対のマシンビームに支持された巻上機とを備えるエレベーターにおいて、2つのガイドレールの各々には、マシンビームを固定するための貫通孔が設けられ、上下一対のマシンビームのうち、少なくとも一方のマシンビームの両端部は、貫通孔に挿入された締結具によってガイドレールに固定されている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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