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公開番号2024153181
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-29
出願番号2023066918
出願日2023-04-17
発明の名称光線照射装置
出願人トヨタ紡織株式会社
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類H05K 7/20 20060101AFI20241022BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】排気路を構成する基板の裏面に塵や埃が付着し難く、冷却効率に優れる光線照射装置を提供する。
【解決手段】乗物室内の取付面2と対向して配される第1面40Aおよび第1面40Aと反対側の第2面40Bを有し、第2面40Bに照射素子41が搭載された基板40と、基板40に対して取付面2に沿う方向に横並びとなる状態で配置された冷却ファン50と、吸気口18および排気口15を有して基板40および冷却ファン50を収容するハウジング11と、を備え、基板40の第1面40Aは、冷却ファン50の送風口53から排気口15までの排気路20の一部を構成しており、排気路20のうち、基板40の第1面40Aと対向して配される対向面13は、基板40よりも高い帯電性を有する光線照射装置10。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
乗物室内の取付面に取り付けられる光線照射装置であって、
前記取付面と対向して配される第1面および前記第1面と反対側の第2面を有し、前記第2面に照射素子が搭載された基板と、
前記基板に対して前記取付面に沿う方向に横並びとなる状態で配置された冷却ファンと、
吸気口および排気口を有して前記基板および前記冷却ファンを収容するハウジングと、を備え、
前記基板の前記第1面は、前記冷却ファンの送風口から前記排気口までの排気路の一部を構成しており、
前記排気路のうち、前記基板の前記第1面と対向して配される対向面は、前記基板よりも高い帯電性を有する光線照射装置。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記対向面は、前記冷却ファンの前記送風口から前記ハウジングの前記排気口側に向けて前記基板に近づく方向に傾斜する傾斜部を備えている請求項1に記載の光線照射装置。
【請求項3】
前記対向面に、前記基板に向けて突出するとともに前記冷却ファンの前記送風口から前記ハウジングの前記排気口に向けて延びて、前記冷却ファンから送風される空気流を前記基板の前記第1面に対して均等に流すための案内リブが設けられている請求項1または請求項2に記載の光線照射装置。
【請求項4】
前記案内リブは、前記対向面からの突出方向における先端側よりも基端側の方が帯電性が高い請求項3に記載の光線照射装置。
【請求項5】
前記ハウジング内において前記ハウジングの前記吸気口から前記冷却ファンのファン側吸気口までの吸気路を周囲から仕切る仕切り壁が設けられ、前記仕切り壁の内側に前記吸気路を横切る形でフィルタが設けられている請求項1または請求項2に記載の光線照射装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示される技術は、光線照射装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、光を照射する機能を有する車載用の光線照射装置として、例えば特許文献1に記載のものが知られている。このものは、照射素子が搭載された基板と、冷却ファンと、吸気口および排気口を有して上述した基板および冷却ファンを収容するハウジングと、を備えている。基板および冷却ファンは、車室内の取付面に沿う横並びの状態でハウジング内に収容されており、基板の裏面(照射素子が配される面の反対面)が、冷却ファンから排気口までの排気路の一部を構成している。このような構成により、基板を効率的に冷却することが可能とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-119199号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した光線照射装置において、吸気口から空気を吸い込む際に、空気とともに塵や埃を吸い込み、吸い込まれた塵や埃が基板の裏面に付着する場合がある。このように基板の裏面に塵や埃が付着すると、基板の放熱性が低下し、照射素子の温度上昇につながる虞がある。
【0005】
本明細書に開示される技術は上記事情に鑑みてなされたものであって、排気路を構成する基板の裏面に塵や埃が付着し難く、冷却効率に優れる光線照射装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための本明細書に開示の技術は、乗物室内の取付面に取り付けられる光線照射装置であって、前記取付面と対向して配される第1面および前記第1面と反対側の第2面を有し、前記第2面に照射素子が搭載された基板と、前記基板に対して前記取付面に沿う方向に横並びとなる状態で配置された冷却ファンと、吸気口および排気口を有して前記基板および前記冷却ファンを収容するハウジングと、を備え、前記基板の前記第1面は、前記冷却ファンの送風口から前記排気口までの排気路の一部を構成しており、前記排気路のうち、前記基板の前記第1面と対向して配される対向面は、前記基板よりも高い帯電性を有する。
【0007】
冷却ファンの送風口から吹き出されて排気路を通る空気中に含まれる塵や埃は、基板よりも帯電性が高い対向面側に引き寄せられる傾向がある。従って、上記構成によれば、基板の第1面に塵や埃が付着し難く、基板の放熱性の低下が抑制される。
【0008】
前記対向面は、前記冷却ファンの前記送風口から前記ハウジングの前記排気口側に向けて前記基板に近づく方向に傾斜する傾斜部を備えていてもよい。
【0009】
上記構成によれば、冷却ファンの送風口から吹き出された空気は傾斜部に衝突するから、空気中に含まれる塵や埃は、より対向面に付着し易くなる。
【0010】
前記対向面に、前記基板に向けて突出するとともに前記冷却ファンの前記送風口から前記ハウジングの前記排気口に向けて延びて、前記冷却ファンから送風される空気流を前記基板の前記第1面に対して均等に流すための案内リブが設けられていてもよい。このような構成によれば、案内リブにより、基板の全体を均等に冷却することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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