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公開番号
2024150100
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-23
出願番号
2023063349
出願日
2023-04-10
発明の名称
表示装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
,
株式会社デンソー
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G08G
1/16 20060101AFI20241016BHJP(信号)
要約
【課題】所定の支援レベルの自動運転制御が実際には実行されていないことをドライバが認識し易くすることが可能となる表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置100は、車両の外部センサの検出結果に基づいて状況画像を生成し、地図情報を取得すると共に地図情報の取得状況を認識し、地図情報の取得状況に基づいて状況画像の表示態様を設定し、状況画像を表示態様で車両の表示部に表示させる。取得状況は、地図情報が取得されており且つ所定の支援レベルの自動運転制御が実行可能である第1の場合と、地図情報が取得されており且つ所定の支援レベルの自動運転制御が実行可能ではない第2の場合と、地図情報が一時的に利用可能ではない第3の場合と、を含む。表示装置100は、第1の場合と第2の場合と第3の場合とで互いに異なる態様となるように、表示態様を設定する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の支援レベルの自動運転制御を実行可能な地図情報を取得すると共に前記地図情報に基づいて前記所定の支援レベルの自動運転制御を実行可能に構成された車両に設けられる表示装置であって、
前記車両の外部センサの検出結果に基づいて、前記車両のドライバに提示するための前記車両及び前記車両の周辺の現在状況に対応する状況画像を生成する画像生成部と、
前記地図情報を取得すると共に、前記地図情報の取得状況を認識する地図情報取得部と、
前記地図情報の取得状況に基づいて、前記状況画像の表示態様を設定する表示態様設定部と、
前記状況画像を前記表示態様で前記車両の表示部に表示させる表示制御部を備え、
前記取得状況は、前記地図情報が取得されており且つ前記所定の支援レベルの自動運転制御が実行可能である第1の場合と、前記地図情報が取得されており且つ前記所定の支援レベルの自動運転制御が実行可能ではない第2の場合と、前記地図情報が一時的に利用可能ではない第3の場合と、を含み、
前記表示態様設定部は、前記第1の場合と前記第2の場合と前記第3の場合とで互いに異なる態様となるように、前記表示態様を設定する、表示装置。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記状況画像は、前記車両が走行している車線に沿う区画線を表す画像を含み、
前記表示態様設定部は、前記第3の場合の前記区画線を表す画像の長さが、前記第1の場合及び前記第2の場合の前記区画線を表す画像の長さよりも短くなるように、前記表示態様を設定する、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記状況画像は、前記車両を後方から俯瞰するように表す俯瞰画像であり、
前記表示態様設定部は、前記第3の場合に前記車両を俯瞰する角度が、前記第1の場合及び前記第2の場合に前記車両を俯瞰する角度とは異なるように、前記表示態様を設定する、請求項1又は2に記載の表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、自動運転中に、車両が走行中の自車線に存在する周辺物標を車両の車室内に設けられた表示部に表示させる表示制御装置が知られている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-041286号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
自動運転制御を実行可能に構成された車両においては、所定の支援レベルの自動運転制御に対応している地図情報の取得状況によっては、例えば所定の支援レベルよりも低い支援レベルの自動運転制御が実際には実行されることがある。このような場合に、例えば所定の支援レベルの自動運転制御が実行されているときの表示態様と同一の表示態様で、車両のドライバに提示するための画像を車両の表示部に表示させると、実際に実行されている自動運転制御の支援レベルをドライバが認識しづらい可能性がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様は、所定の支援レベルの自動運転制御を実行可能な地図情報を取得すると共に地図情報に基づいて所定の支援レベルの自動運転制御を実行可能に構成された車両に設けられる表示装置であって、車両の外部センサの検出結果に基づいて、車両のドライバに提示するための車両及び車両の周辺の現在状況に対応する状況画像を生成する画像生成部と、地図情報を取得すると共に、地図情報の取得状況を認識する地図情報取得部と、地図情報の取得状況に基づいて、状況画像の表示態様を設定する表示態様設定部と、状況画像を表示態様で車両の表示部に表示させる表示制御部を備え、取得状況は、地図情報が取得されており且つ所定の支援レベルの自動運転制御が実行可能である第1の場合と、地図情報が取得されており且つ所定の支援レベルの自動運転制御が実行可能ではない第2の場合と、地図情報が一時的に利用可能ではない第3の場合と、を含み、表示態様設定部は、第1の場合と第2の場合と第3の場合とで互いに異なる態様となるように、表示態様を設定する。
【0006】
本発明の一態様に係る表示装置によれば、地図情報が一時的に利用可能ではない第3の場合には、地図情報が取得されており且つ所定の支援レベルの自動運転制御が実行可能である第1の場合、及び、地図情報が取得されており且つ所定の支援レベルの自動運転制御が実行可能ではない第2の場合とは異なる態様となるように、状況画像の表示態様が設定される。よって、第3の場合の表示態様で表示される状況画像をドライバが認識することで、所定の支援レベルの自動運転制御が実際には実行されていないことをドライバが認識し易くなる。
【0007】
一実施形態では、状況画像は、車両が走行している車線に沿う区画線を表す画像を含み、表示態様設定部は、第3の場合の区画線を表す画像の長さが、第1の場合及び第2の場合の区画線を表す画像の長さよりも短くなるように、表示態様を設定してもよい。この場合、一対の区画線を表す画像の車両の進行方向に延びる程度が小さくドライバに認識されることで、所定の支援レベルの自動運転制御が実際には実行されていないことをドライバが認識し易くなる。
【0008】
一実施形態では、状況画像は、車両を後方から俯瞰するように表す俯瞰画像であり、表示態様設定部は、第3の場合に車両を俯瞰する角度が、第1の場合及び第2の場合に車両を俯瞰する角度とは異なるように、表示態様を設定してもよい。この場合、第1の場合及び第2の場合の角度とは異なる角度で車両を後方から俯瞰するように表す第3の場合の俯瞰画像をドライバが認識することで、所定の支援レベルの自動運転制御が実際には実行されていないことをドライバが認識し易くなる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、所定の支援レベルの自動運転制御が実際には実行されていないことをドライバが認識し易くすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る表示装置を備える車両を示すブロック図である。
(a)は、状況画像の表示の第1の例を示す図である。(b)は、状況画像の表示の第2の例を示す図である。
(a)は、状況画像の表示の第3の例を示す図である。(b)は、状況画像の表示の第4の例を示す図である。
(a)は、状況画像の表示の第5の例を示す図である。(b)は、状況画像の表示の第6の例を示す図である。
(a)は、状況画像の表示の第7の例を示す図である。(b)は、状況画像の表示の第8の例を示す図である。
表示装置の表示制御ECUの処理例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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