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公開番号2024151102
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-24
出願番号2023064241
出願日2023-04-11
発明の名称試験システム
出願人日置電機株式会社
代理人めぶき弁理士法人,個人
主分類G08C 19/00 20060101AFI20241017BHJP(信号)
要約【課題】切換器を交換することなく測定種類の増加が図れる試験システムを提供することである。
【解決手段】試験システム1は、切換器3と、切換器3の接続切換を制御する制御部7とを備え、複数の測定器12A~12Cを用いて試験対象D5に対して試験を行う。切換器3は、測定器を選択する第1のスイッチ群SW1~SW6、ハイ側/ロー側バス4、測定したい測定端子とその極性を選択する第2のスイッチ群SW7~SW14および入出力端子群t33~t40を有する。制御部7は、入出力端子群の一部の端子t39、t40をハイ側/ロー側バス4を介して試験対象を構成する測定端子に接続させて信号測定ループを形成させる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
複数の測定器と試験対象を構成する複数の測定端子との間の接続状態を切り換える切換器と、前記切換器の接続切換を制御する制御部とを備え、前記複数の測定器を用いて試験対象に対して試験を行う試験システムであって、
前記切換器は、前記複数の測定器の内の使用したい測定器を選択する第1のスイッチ群、ハイ側/ロー側バス、測定したい前記測定端子とその極性を選択する第2のスイッチ群および入出力端子群を有し、
前記制御部は、前記入出力端子群の一部の端子をハイ側/ロー側バスを介して前記試験対象を構成する測定端子に接続させて信号測定ループを形成させる、
ことを特徴とする試験システム。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
前記切換器の入出力端子群の一部の端子に新たな測定器が接続される、
ことを特徴とする請求項1に記載の試験システム。
【請求項3】
前記切換器の入出力端子群の一部の端子に容量性負荷が接続され、
前記切換器の入出力端子群の一部の端子に放電用抵抗が接続され、
前記制御部は、所定の測定終了後に前記放電用抵抗を介して容量性負荷の電荷を放電させるように前記切換器の接続切換を制御する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の試験システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、被測定対象物(DUT)に対し測定装置を接続して測定や試験を行うための試験システムに関し、特に、複数の測定装置と複数の被測定対象物との間を、リレー等の切換器により接続する試験システムにおいて、全ての入出力端子を有効に利用できる試験システムに関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来の試験システムでは、所定の試験手順に従って測定器等の動作を制御し、試験対象である被試験器からの出力信号を測定する試験システムが知られている(例えば特許文献1参照)。以下に、従来の試験システムの構成について、図7を参照して説明する。試験システム100は、複数のリレー(スイッチSW101、スイッチSW102、スイッチSW103~SW110)により、複数の測定器102A、102B、102Cと試験対象(DUT)105との間の測定経路の切換を行う切換器103を有する。測定器102Aは、高圧系測定器であってハイ側入力端子Ia1とロー側入力端子Ia2を有し、測定器2Bは、高圧系測定器であってハイ側入力端子Ib1とロー側入力端子Ib2を有する。測定器2Cは、高圧系測定器であってハイ側入力端子Ic1とロー側入力端子Ic2を有する。
【0003】
切換器103は、試験対象105の各測定端子t101~t108間において例えば巻線抵抗の測定や耐圧試験のための測定を行いたい場合、切換器103内のスイッチSW101で測定器を選択し、SW102で測定の極性を選択して、SW103~SW106で対象となる測定端子t101~t104を選択するとともに、SW107~SW110で対象となる測定端子t105~t108を選択し、それぞれの項目を計測する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-220799号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記した試験システムを構成する切替器103は、出力端子O1~O4の中のいずれか一つと出力端子O5~O8のいずれか一つの組み合わせで複数の測定項目を任意に測定することができる。しかしながら、巻線抵抗の測定や耐圧試験のための測定以外に、例えば抵抗計、LCRメーター、電圧計を追加して測定したいといった場合に入力端子の数はかぎられている。仮に出力端子O1~O8の中に未使用の出力端子があっても、計測項目を増設するには、切換制御の工程そのものを変更したりより入力端子の多い切替器に変更する等、簡単に計測器を増設することができない。
【0006】
したがって、本発明の課題は、切換器に空いた端子がある場合にその空いた端子に新たに測定器を増設させ、その増設させた測定器による測定を可能とし、切換器を交換することなく測定種類の増加が図れる試験システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る試験システムの一側面は、複数の測定器(12A~12C)と試験対象(D5)を構成する複数の測定端子(t51~t56)との間の接続状態を切り換える切換器(3)と、切換器(3)の接続切換を制御する制御部(7)とを備え、複数の測定器(12A~12C)を用いて試験対象(D5)に対して試験を行う試験システムであって、切換器(3)が、複数の測定器の内の使用したい測定器を選択する第1のスイッチ群(SW1~SW6)、ハイ側/ロー側バス(4)、測定したい測定端子とその極性を選択する第2のスイッチ群(SW7~SW14)および入出力端子群(t33~t40)を有する。制御部(7)は、入出力端子群の一部の端子(t39、t40)をハイ側/ロー側バス(4)を介して試験対象を構成する測定端子に接続させて信号測定ループを形成させることを特徴とする。
【0008】
本発明に係るインピーダンス測定システムの他の側面は、切換器(3)の入出力端子群(t33~t40)の一部の端子に新たな測定器(W6)が接続されることを特徴とする。
【0009】
本発明に係るインピーダンス測定システムの他の側面は、切換器(3)の入出力端子群(t33~t40)の一部の端子に容量性負荷(D7)が接続され、切換器(3)の入出力端子群(t33~t40)の一部の端子に放電用抵抗(Rdis)が接続され、制御部(7)は、所定の測定終了後に放電用抵抗を介して容量性負荷(D7)の電荷を放電させるように切換器(3)の接続切換を制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
切換器を交換することなく測定種類の増加が図れる試験システムを提供することである。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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