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公開番号2024159218
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023075065
出願日2023-04-28
発明の名称防災制御盤
出願人能美防災株式会社
代理人弁理士法人朝日特許事務所
主分類G08B 17/00 20060101AFI20241031BHJP(信号)
要約【課題】防災制御盤において防災に関する操作に用いられる操作部の高さを容易に調節できるようにする。
【解決手段】防災制御盤1Aは、筐体10と、筐体10の正面に取り付けられる扉部20Aと、を備える。扉部20Aの凹部200Aにおける側壁には、高さ方向に位置が変更可能に固定部材230が取り付けられる。扉部20Aには、防災に関する操作に用いられる操作部プレート22Aが設けられる。操作部プレート22Aは、固定部材230に引っ掛けられて操作部プレート22Aを筐体10に固定する引っ掛け部材300を備える。防災制御盤1Aでは、固定部材230の取り付け位置が変更されることにより操作部プレート22Aの高さ方向における位置が変更される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
筐体に対し高さ方向に位置が変更可能に取り付けられる固定部材と、
防災に関する操作に用いられる防災操作部に設けられ、前記固定部材に引っ掛けられて前記防災操作部を前記筐体に固定する引っ掛け部材と、を備え、
前記固定部材の取り付け位置が変更されることにより前記防災操作部の前記高さ方向における位置が変更される
防災制御盤。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記筐体は、前記防災操作部が収容される収容部を有し、
前記収容部の側面には、前記高さ方向に沿って複数の取付孔が形成され、
前記固定部材は、前記複数の取付孔の何れかの取付孔に取り付けられ、
前記固定部材が取り付けられる前記取付孔が変更されることにより前記防災操作部の前記高さ方向における位置が変更される
請求項1に記載の防災制御盤。
【請求項3】
防災に関する操作に用いられる防災操作部に設けられ、前記防災操作部から突出する突出部材と、
筐体に設けられ、前記突出部材を高さ方向に移動可能にガイドするガイド部と、
前記突出部材を前記高さ方向の何れかの位置で保持する保持部と、を備え、
前記突出部材が前記ガイド部に沿って前記高さ方向に移動することにより前記防災操作部の前記高さ方向における位置が変更される
防災制御盤。
【請求項4】
前記筐体は、前記防災操作部が収容される収容部を有し、
前記高さ方向における前記収容部の端部と前記防災操作部との間の開口部を遮蔽するスクリーン部と、
前記スクリーン部を巻き取り又は繰り出す巻取部と、をさらに備える
請求項3に記載の防災制御盤。
【請求項5】
前記巻取部は、巻取軸と、前記巻取軸を回転駆動する駆動部とを有し、
前記駆動部を操作する駆動操作部をさらに備え、
前記スクリーン部の一端は前記防災操作部に固定され、前記スクリーン部の他端は前記巻取軸に固定され、
前記突出部材は、前記駆動操作部の操作に応じて前記巻取軸が前記駆動部により回転駆動され前記スクリーン部を巻き取ることにより、前記ガイド部に沿って前記高さ方向に移動する
請求項4に記載の防災制御盤。
【請求項6】
前記巻取部は、巻取軸を有し、
前記巻取軸を回転させる操作に用いられる操作コードをさらに備え、
前記スクリーン部の一端は前記防災操作部に固定され、前記スクリーン部の他端は前記巻取軸に固定され、
前記突出部材は、前記操作コードの操作に応じて前記巻取軸が回転して前記スクリーン部を巻き取ることにより、前記ガイド部に沿って前記高さ方向に移動する
請求項4に記載の防災制御盤。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、防災制御盤、に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
火災受信機等の防災制御盤を設置する技術が知られている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-192179号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、防災制御盤の操作部の高さは固定されており、防災制御盤の設置後に操作部の高さを変更することは困難であった。しかし、操作部を操作し易い高さは操作者又は作業環境によって異なる。
【0005】
本開示は、防災制御盤の操作部の高さを容易に調節できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために本開示の第1の態様に係る防災制御盤は、筐体に対し高さ方向に位置が変更可能に取り付けられる固定部材と、防災に関する操作に用いられる防災操作部に設けられ、前記固定部材に引っ掛けられて前記防災操作部を前記筐体に固定する引っ掛け部材と、を備え、前記固定部材の取り付け位置が変更されることにより前記防災操作部の前記高さ方向における位置が変更される。
【0007】
また、上記課題を解決するために本開示の第2の態様に係る防災制御盤は、防災に関する操作に用いられる防災操作部に設けられ、前記防災操作部から突出する突出部材と、筐体に設けられ、前記突出部材を前記高さ方向に移動可能にガイドするガイド部と、前記突出部材を前記高さ方向の何れかの位置で保持する保持部と、を備え、前記突出部材が前記ガイド部に沿って前記高さ方向に移動することにより前記防災操作部の前記高さ方向における位置が変更される。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、防災制御盤の操作部の高さを容易に調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の第1実施形態による防災制御盤1Aの正面図である。
操作部プレート22Aが取り外された防災制御盤1Aの正面図である。
図1におけるX1X2線に沿った平面による防災制御盤1Aの断面の一例を示す断面図である。
操作部プレート22Aの位置を変更する手順を説明するための説明図である。
本開示の第2実施形態による防災制御盤1Bの正面図である。
図5におけるY1Y2線に沿った平面による防災制御盤1Bの断面の一例を示す断面図である。
操作部プレート22Bの位置を変更する手順を説明するための説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<A.実施形態>
以下に述べる実施形態には技術的に好ましい種々の限定が付されている。しかし、本開示の実施形態は、以下に述べる形態に限られるものではない。
<A-1:第1実施形態>
図1は、本開示の第1実施形態による防災制御盤1Aの正面図である。本実施形態における防災制御盤1Aは、火災受信機である。図1に示されるように、防災制御盤1Aは、鉛直方向に長尺の直方体形状を有する自立型の筐体10と、筐体10の正面に設けられた扉部20Aとを有する。扉部20Aには、操作部プレート22Aと、目隠しプレート24A及び目隠しプレート24Bとが設けられる。操作部プレート22Aは、防災制御盤1Aに対する操作、即ち防災に関する操作に用いられる。操作部プレート22Aには、各種操作ボタンを備えた操作部と、液晶ディスプレイ等で構成された表示部と、プリンタとが設けられる。操作部プレート22Aは、本開示における防災操作部の一例である。詳細には後述するが、操作部プレート22Aは、着脱自在に扉部20Aに取り付けられる。
(【0011】以降は省略されています)

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