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公開番号
2024147471
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-16
出願番号
2023082004
出願日
2023-05-18
発明の名称
レコメンデーションのためのシステム、方法、及びコンピュータ可読媒体
出願人
17LIVE株式会社
代理人
個人
主分類
H04N
21/2668 20110101AFI20241008BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】レコメンデーションのためのシステム、レコメンデーション方法及び、コンピュータ可読媒体を提供する。
【解決手段】ライブストリーミングシステムにおいて、レコメンデーションサーバによって実行される方法は、第1のレコメンデーションロジックに基づき第1のコンテンツを視聴者のユーザ端末に提供する工程と、第2のレコメンデーションロジックに基づき第2のコンテンツを当該ユーザ端末に提供する工程と、当該ユーザ端末からインタラクションデータを取得する工程と、当該インタラクションデータに基づき、当該ユーザ端末に表示する当該第1のレコメンデーションロジックと第2のレコメンデーションロジックからのコンテンツの割り当てを調整する工程と、を含む。
【選択図】図18
特許請求の範囲
【請求項1】
サーバによって実行されるレコメンデーション方法であって、
第1のレコメンデーションロジックに基づき、視聴者のユーザ端末に第1のコンテンツを提供する工程と、
第2のレコメンデーションロジックに基づき、前記ユーザ端末に第2のコンテンツを提供する工程と、
前記ユーザ端末からインタラクションデータを取得する工程と、
前記インタラクションデータに基づき、前記ユーザ端末上に表示される前記第1のレコメンデーションロジックと前記第2のレコメンデーションロジックからのコンテンツの割り当てを調整する工程と、
を含むことを特徴とする、レコメンデーション方法。
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【請求項2】
さらに、
前記第1のレコメンデーションロジックにより、前記第1のコンテンツのコンテンツ属性データと前記視聴者の視聴者属性データに基づき、前記第1のコンテンツに対する第1のレコメンデーションスコアを決定する工程と、
前記第1のレコメンデーションスコアが第1の閾値より高いと判断する工程と、
前記第2のレコメンデーションロジックにより、前記第2のコンテンツのコンテンツ属性データと前記視聴者の視聴者属性データに基づき、前記第2のコンテンツに対する第2のレコメンデーションスコアを決定する工程と、
前記第2のレコメンデーションスコアが第2の閾値より高いと判断する工程と、
を含むことを特徴とする、請求項1に記載のレコメンデーション方法。
【請求項3】
さらに、
前記第2のレコメンデーションロジックにより、前記第1のコンテンツの前記コンテンツ属性データと前記視聴者の視聴者属性データに基づき、前記第1のコンテンツに対する第3のレコメンデーションスコアを決定する工程と、
前記第3のレコメンデーションスコアが第3の閾値より低いと判断する工程と、
前記第1のレコメンデーションロジックにより、前記第2のコンテンツの前記コンテンツ属性データと前記視聴者の視聴者属性データに基づき、前記第2のコンテンツに対する第4のレコメンデーションスコアを決定する工程と、
前記第4のレコメンデーションスコアが第4の閾値より低いと判断する工程と、
を含むことを特徴とする、請求項2に記載のレコメンデーション方法。
【請求項4】
さらに、
前記第1のレコメンデーションスコアと前記インタラクションデータに基づき、前記第1のコンテンツに対する第1の混合スコアを決定する工程と、
前記第2のレコメンデーションスコアと前記インタラクションデータに基づき、前記第2のコンテンツに対する第2の混合スコアを決定する工程と、
前記第1の混合スコアと前記第2の混合スコアに基づき、前記第1のレコメンデーションロジックと前記第2のレコメンデーションロジックからのコンテンツの割り当てを調整する工程と、
を含むことを特徴とする、請求項2に記載のレコメンデーション方法。
【請求項5】
前記コンテンツの割り当てを調整する工程が、前記ユーザ端末に表示される、前記第1のレコメンデーションロジックおよび前記第2のレコメンデーションロジックからのコンテンツの順序を調整することを含む、ことを特徴とする、請求項1に記載のレコメンデーション方法。
【請求項6】
前記コンテンツの割り当てを調整する工程が、前記ユーザ端末に表示される、前記第1のレコメンデーションロジックおよび前記第2のレコメンデーションロジックからのそれぞれのコンテンツの数を調整することを含む、ことを特徴とする、請求項1に記載のレコメンデーション方法。
【請求項7】
さらに、
前記第1のレコメンデーションロジックに基づき、前記ユーザ端末に第1のコンテンツ群を提供する工程と、
前記第2のレコメンデーションロジックに基づき、前記ユーザ端末に第2のコンテンツ群を提供する工程と、
前記インタラクションデータに基づき、前記視聴者が前記第1のコンテンツ群とより多くインタラクションしたと判断する工程と、
前記第1のレコメンデーションロジックからより多くのコンテンツを前記ユーザ端末に表示するように、前記コンテンツの割り当てを調整する工程と、
を含むことを特徴とする、請求項1に記載のレコメンデーション方法。
【請求項8】
前記インタラクションデータが、前記第1のレコメンデーションロジックからのコンテンツと、前記第2のレコメンデーションロジックからのコンテンツに関する、クリック率または定着時間を含む、ことを特徴とする、請求項1に記載のレコメンデーション方法。
【請求項9】
レコメンデーションのためのシステムであって、1以上のプロセッサを備え、前記1以上のプロセッサが機械可読命令を実行して、
第1のレコメンデーションロジックに基づき、視聴者のユーザ端末に第1のコンテンツを提供する工程と、
第2のレコメンデーションロジックに基づき、前記ユーザ端末に第2のコンテンツを提供する工程と、
前記ユーザ端末からインタラクションデータを取得する工程と、
前記インタラクションデータに基づき、前記ユーザ端末上に表示される前記第1のレコメンデーションロジックと前記第2のレコメンデーションロジックからのコンテンツの割り当てを調整する工程と、
を実行することを特徴とする、レコメンデーションのためのシステム。
【請求項10】
レコメンデーションのためのプログラムを含む非一時的なコンピュータ可読媒体であって、そのうち、前記プログラムが、1以上のコンピュータに、
第1のレコメンデーションロジックに基づき、視聴者のユーザ端末に第1のコンテンツを提供する工程と、
第2のレコメンデーションロジックに基づき、前記ユーザ端末に第2のコンテンツを提供する工程と、
前記ユーザ端末からインタラクションデータを取得する工程と、
前記インタラクションデータに基づき、前記ユーザ端末上に表示される前記第1のレコメンデーションロジックと前記第2のレコメンデーションロジックからのコンテンツの割り当てを調整する工程と、
を実行させることを特徴とする、コンピュータ可読媒体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ストリーミング分野におけるレコメンデーションに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
ライブストリーミングサービスに代表されるように、インターネット上におけるリアルタイムの交流が日常生活に浸透している。さまざまなプラットフォームやプロバイダーがライブストリーミングサービスを提供しており、競争も激しい。プラットフォームにとって、ユーザが望むコンテンツを提供することが重要である。
【0003】
日本の特開2019-164617号公報は、ライブ映像をユーザにレコメンドするシステムを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-164617号公報
【発明の概要】
【0005】
本発明の一実施態様による方法は、1以上のコンピュータにより実行されるレコメンデーションのための方法であって、当該方法が、第1のレコメンデーションロジックに基づき第1のコンテンツを視聴者のユーザ端末に提供する工程と、第2のレコメンデーションロジックに基づき第2のコンテンツを当該ユーザ端末に提供する工程と、当該ユーザ端末からインタラクションデータを取得する工程と、当該インタラクションデータに基づき、当該ユーザ端末に表示する当該第1のレコメンデーションロジックと第2のレコメンデーションロジックからのコンテンツの割り当てを調整する工程と、を含む。
【0006】
本発明の一実施態様によるシステムは、1以上のプロセッサを含むレコメンデーションのためのシステムであり、当該1以上のコンピュータプロセッサが、機械可読命令を実行して、第1のレコメンデーションロジックに基づき第1のコンテンツを視聴者のユーザ端末に提供する工程と、第2のレコメンデーションロジックに基づき第2のコンテンツを当該ユーザ端末に提供する工程と、当該ユーザ端末からインタラクションデータを取得する工程と、当該インタラクションデータに基づき、当該ユーザ端末に表示する当該第1のレコメンデーションロジックと第2のレコメンデーションロジックからのコンテンツの割り当てを調整する工程と、を実行する。
【0007】
本発明の一実施態様によるコンピュータ可読媒体は、レコメンデーションのためのプログラムを含む非一時的なコンピュータ可読媒体であり、当該プログラムが、1以上のコンピュータに、第1のレコメンデーションロジックに基づき第1のコンテンツを視聴者のユーザ端末に提供する工程と、第2のレコメンデーションロジックに基づき第2のコンテンツを当該ユーザ端末に提供する工程と、当該ユーザ端末からインタラクションデータを取得する工程と、当該インタラクションデータに基づき、当該ユーザ端末に表示する当該第1のレコメンデーションロジックと第2のレコメンデーションロジックからのコンテンツの割り当てを調整する工程と、を実行させる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一部の実施態様に基づくライブストリーミングシステム1の構成を示す概略図である。
本発明の一部の実施態様に基づく、図1のユーザ端末30の機能と構成を示すブロック図である。
本発明の一部の実施態様に基づく、図1のサーバの機能と構成を示すブロック図である。
図3のストリームDB310の例示的データ構造を示す表である。
図3のユーザDB312の例示的データ構造を示す表である。
図3の贈り物DB314の例示的データ構造を示す表である。
図3のレコメンデーションロジックDB350の例示的データ構造を示す表である。
図3のインタラクションDB352の例示的データを示す表である。
図3のインタラクションDB352の例示的データを示す表である。
本発明の一部の実施態様に基づく方法を示す例示的なフローチャートである。
本発明の一部の実施態様に基づくレコメンデーションの例を示す概略図である。
本発明の一部の実施態様に基づく情報処理装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
本発明の一部の実施態様に基づくレコメンデーションシステムの概略図である。
ユーザAが探索したライブストリームの数を示す表である。
RS1とRS2のそれぞれについて算出された比率を示す表である。
ユーザのユーザ端末のディスプレイに表示されるレコメンデーションページのスロットの変化を説明する概略図である。
本発明の一部の実施態様に基づくレコメンデーションサーバのブロック図である。
本発明の一部の実施態様に基づく方法を示す例示的なフローチャートである。
本発明の一実施態様に基づく例示的なプロセスとデータを示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、各図面に示す同一または類似の構成要素、部材、手順または信号には、すべての図面において同様の符号を付し、それによって重複する説明は適宜省略される。また、各図面の説明において重要でない一部部材は省略される。
【0010】
ストリーミングサービスプラットフォームには、類似度マッチング(ユーザとストリーム間のマッチング)ロジックや協調フィルタリングロジックなど、多様なレコメンデーション方式やロジックが存在する。従来、プラットフォーム上のレコメンデーションロジックは、より良いレコメンデーションを実現するために、時折更新されていた。レコメンデーションロジックはプラットフォーム全体で一貫しており、すべてのユーザに対して同じレコメンデーションロジックが同時に提供される。しかしながら、異なるレコメンデーションロジックは、異なるユーザに対して異なって作用する場合がある。従来のレコメンデーションシステムは、カスタマイズされたレコメンデーションロジックですべての人にサービスを提供することはできない。
(【0011】以降は省略されています)
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