TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024147074
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-16
出願番号
2023059848
出願日
2023-04-03
発明の名称
画像形成装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20241008BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】転写ローラと定着装置の間に配置されるシュートを移動させるためのソレノイドアクチュエータの昇温や消費電力の増加を抑えること。
【解決手段】制御部は、シートの先端が転写ニップに到達した後に、単位時間当たりの電流の平均値である平均電流値Aavが第1電流値A1となる電流をソレノイドアクチュエータに流すことで、シュートを第1位置から第2位置に移動させる。制御部は、シュートが第2位置に移動した後に、平均電流値Aavを、第1電流値A1よりも低い第2電流値A2に変更する。制御部は、平均電流値Aavを第2電流値A2に変更した後であって、シートが転写ニップから定着ニップにわたって存在するときに、平均電流値Aavを、第2電流値A2よりも低い第3電流値A3に変更する。制御部は、シートの後端が転写ニップを抜けた後に、ソレノイドアクチュエータへの通電を停止することで、シュートを第1位置に移動させる。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
感光ドラムと、
前記感光ドラム上のトナー像をシートに転写する転写ローラであって、前記感光ドラムとの間で転写ニップを形成する転写ローラと、
定着装置であって、
シートを加熱するための加熱回転体と、
シートを加圧するための加圧回転体であって、前記加熱回転体との間で定着ニップを形成する加圧回転体と、を有する定着装置と、
シートの搬送方向において前記転写ローラと前記定着装置との間に配置され、シートの下側でシートを案内するシュートであって、
第1位置と、
前記第1位置よりも下の第2位置との間で移動可能なシュートと、
前記シュートを移動させるためのソレノイドアクチュエータと、
前記ソレノイドアクチュエータに流す電流を制御する制御部と、を備え
前記制御部は、
シートの先端が前記転写ニップに到達した後に、単位時間当たりの電流の平均値である平均電流値が第1電流値となる電流を前記ソレノイドアクチュエータに流すことで、前記シュートを前記第1位置から前記第2位置に移動させ、
シュートが第2位置に移動した後に、平均電流値を前記第1電流値から、前記第1電流値よりも低い第2電流値に変更し、
平均電流値を前記第2電流値に変更した後であって、シートが前記転写ニップから前記定着ニップにわたって存在するときに、平均電流値を前記第2電流値から、前記第2電流値よりも低い第3電流値に変更し、
シートの後端が前記転写ニップを抜けた後に、前記ソレノイドアクチュエータへの通電を停止することで、前記シュートを前記第1位置に移動させることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記シュートを前記第2位置から前記第1位置に付勢するバネを備え、
平均電流値が前記第2電流値であるとき、前記シュートは、前記第2位置に位置することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記転写ニップと前記定着ニップの間で撓むシートが、前記第2位置に位置する前記シュートに接触した後のタイミングで、平均電流値を前記第2電流値から前記第3電流値に変更することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
平均電流値が前記第3電流値であるとき、前記シュートは、前記第1位置と前記第2位置との間に位置することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記定着ニップを通過したシートの先端を検知する第1シートセンサを備え、
前記制御部は、前記第1シートセンサがシートの先端を検知したことに基づいて、平均電流値を前記第2電流値から前記第3電流値に変更することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記転写ニップに向けて搬送されるシートを検知する第2シートセンサを備え、
前記制御部は、前記第2シートセンサがシートを検知したことに基づいて、前記ソレノイドアクチュエータへの通電を開始することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記制御部は、シートの先端が前記定着ニップを通過した後に、前記ソレノイドアクチュエータへの通電を開始することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記ソレノイドアクチュエータへの通電を開始してから所定時間の経過後に、平均電流値を前記第1電流値から前記第2電流値に変更することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記加熱回転体と前記加圧回転体の共通接線は、前記搬送方向の上流側に向かうにつれて下に位置するように延びることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記制御部は、
前記ソレノイドアクチュエータに流す電流をデューティ制御により制御可能であり、
デューティ比を第1の値とすることで、平均電流値が前記第1電流値となり、
デューティ比を前記第1の値より低い第2の値とすることで、平均電流値が前記第2電流値となり、
デューティ比を前記第2の値より低い第3の値とすることで、平均電流値が前記第3電流値となることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、感光ドラムと、現像器と、転写ローラと、定着装置と、転写材ガイドとを備える画像形成装置が知られている(特許文献1参照)。転写材ガイドは、感光ドラムと転写ローラとの間を通った転写材を、定着装置に向かわせる。転写材ガイドは、転写材の撓みを許容するために、退避位置に移動可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000―226136号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記した特許文献1に記載の画像形成装置では、ソレノイドアクチュエータによって転写材ガイドを退避位置に移動させる構成が開示されているが、シートを連続で印字する場合などにはソレノイドアクチュエータの昇温や消費電力が問題になるおそれがある。
【0005】
そこで、本開示は、転写ローラと定着装置の間に配置されるシュートを移動させるためのソレノイドアクチュエータの昇温や消費電力の増加を抑えることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため、本願の第1の開示に係る画像形成装置は、感光ドラムと、転写ローラと、定着装置と、シュートと、ソレノイドアクチュエータと、制御部と、を備える。
転写ローラは、感光ドラム上のトナー像をシートに転写する。転写ローラは、感光ドラムとの間で転写ニップを形成する。
定着装置は、加熱回転体と、加圧回転体と、を有する。
加熱回転体は、シートを加熱するための部材である。
加圧回転体は、シートを加圧するための部材である。加圧回転体は、加熱回転体との間で定着ニップを形成する。
シュートは、シートの搬送方向において転写ローラと定着装置との間に配置される。シュートは、シートの下側でシートを案内する。シュートは、第1位置と、第2位置との間で移動可能である。第2位置は、第1位置よりも下の位置である。
ソレノイドアクチュエータは、シュートを移動させるためのアクチュエータである。
制御部は、ソレノイドアクチュエータに流す電流を制御する。制御部は、シートの先端が転写ニップに到達した後に、単位時間当たりの電流の平均値である平均電流値が第1電流値となる電流をソレノイドアクチュエータに流すことで、シュートを第1位置から第2位置に移動させる。制御部は、シュートが第2位置に移動した後に、平均電流値を第1電流値から、第1電流値よりも低い第2電流値に変更する。制御部は、平均電流値を第2電流値に変更した後であって、シートが転写ニップから定着ニップにわたって存在するときに、平均電流値を第2電流値から、第2電流値よりも低い第3電流値に変更する。制御部は、シートの後端が転写ニップを抜けた後に、ソレノイドアクチュエータへの通電を停止することで、シュートを第1位置に移動させる。
【0007】
ソレノイドアクチュエータへの通電を開始してから停止するまでの間に、制御部が、ソレノイドアクチュエータに流す電流の平均電流値を徐々に下げることで、ソレノイドアクチュエータの昇温や消費電力の増加を抑えることができる。
【0008】
また、本願の第2の開示は、第1の開示の画像形成装置の構成を有する他、以下の構成を有する。
画像形成装置は、バネを備える。
バネは、シュートを第2位置から第1位置に付勢する。
平均電流値が第2電流値であるとき、シュートは、第2位置に位置する。
【0009】
平均電流値が第2電流値であるとき、シュートは、第2位置に位置する構成とすることで、平均電流値を第1電流値から第2電流値に変更しても、シュートが第2位置に位置したままになるので、シートの撓みを許容することができる。
【0010】
また、本願の第3の開示は、第2の開示の画像形成装置の構成を有する他、以下の構成を有する。
制御部は、転写ニップと定着ニップの間で撓むシートが、第2位置に位置するシュートに接触した後のタイミングで、平均電流値を第2電流値から第3電流値に変更する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
露光裕度拡大方法
1か月前
株式会社シグマ
レンズフード
24日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
電子機器
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
10日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
現像装置
1か月前
シャープ株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
プロセスユニット
1か月前
ブラザー工業株式会社
プロセスユニット
1か月前
個人
水中及び水上の同時撮影用具
1か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成システム
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
株式会社14才
吊り下げ用ストラップ
23日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
ドラムユニット
1か月前
株式会社オーク製作所
露光装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
ドラムユニット
1か月前
シャープ株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
日本放送協会
レンズアダプター
23日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
コニカミノルタ株式会社
画像形成装置
1か月前
平和精機工業株式会社
三脚および脚部
1か月前
コニカミノルタ株式会社
トナー収容容器
1か月前
株式会社アイ.エス.テイ
ポリイミドチューブ
1か月前
続きを見る
他の特許を見る