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公開番号2024146743
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2024006743
出願日2024-01-19
発明の名称運転補助装置
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G05G 1/54 20080401AFI20241004BHJP(制御;調整)
要約【課題】サイドウォークスルーに支障がなく、操作量と操作の微調整との適性化を容易に行える運転補助装置を提供する。
【解決手段】運転補助装置1は、ブレーキペダル20を作動可能に支持するベース部10と、ベース部10に設けられた第1部材回転軸41に回転可能に支持された第1部材40と、ベース部10に設けられた第2部材回転軸51に回転可能に支持された第2部材50と、第1部材40に設けられた第1レバー回転軸42、及び、第2部材50に設けられ第1レバー回転軸42よりも車両の前方に設けられた第2レバー回転軸52の双方に回転可能に支持されており、第1レバー回転軸42から車両の後方へ向けて延在する延長部62を備える操作レバー60と、操作レバー60の操作に応じて作動し、ブレーキペダル20を駆動する伝達部材70とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1部材回転軸に回転可能に支持された第1部材と、
第2部材回転軸に回転可能に支持された第2部材と、
前記第1部材に設けられた第1レバー回転軸、及び、前記第2部材に設けられ前記第1レバー回転軸よりも車両の前方に設けられた第2レバー回転軸の双方に回転可能に支持されており、前記第1レバー回転軸から前記車両の後方へ向けて延在する延長部を備える操作レバーと、
前記操作レバーの操作に応じて前記車両に制動力又は駆動力の少なくとも一方を発生させる発生部を駆動する伝達部材と、
を備える運転補助装置。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
請求項1に記載の運転補助装置において、
前記第1部材回転軸と前記第2部材回転軸とは、同じ部材に設けられている、運転補助装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の運転補助装置において、
前記発生部は、アクセルペダル、アクセルセンサ、ブレーキペダル、ブレーキセンサのうちの少なくとも1つである、運転補助装置。
【請求項4】
請求項3に記載の運転補助装置において、
前記伝達部材は、前記制動力を発生させる制動力発生部を駆動する第1伝達部材と、前記駆動力を発生させる駆動力発生部を駆動する第2伝達部材とを有し、
前記第1伝達部材は、伝達回転軸に回転可能に支持され、前記第2伝達部材は、アクセルセンサ部を駆動する前記第2部材である、運転補助装置。
【請求項5】
請求項4に記載の運転補助装置において、
前記第1部材に設けられた第3レバー回転軸に回転可能に支持され、前記伝達部材に当接する第3部材を備える、運転補助装置。
【請求項6】
請求項5に記載の運転補助装置において、
前記第3部材は、
前記操作レバーを第1の操作量以内の操作量で操作した場合に、前記伝達部材と当接する第1当接部と、
前記操作レバーを前記第1の操作量を超える操作量で操作した場合に、前記伝達部材と当接する第2当接部と、を備え、
前記第2当接部は、前記第1当接部よりも前記伝達回転軸に近い位置に配置されている、運転補助装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、運転補助装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、身体障害者の運転に適した運転補助装置を健常者用の自動車に取り付けることが行われている。例えば、特許文献1には、ブレーキペダル及びアクセルペダルの操作を手で操作する操作レバーによって駆動する身体障害者用車両が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-39600号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載されているように、従来の運転補助装置では、操作レバーが運転席及び助手席間のフロア上に支持されている。したがって従来の運転補助装置を備えた身体障害者用車両では、運転席と助手席との間で人が移動するサイドウォークスルーを行うことを操作レバーが妨げていた。
【0005】
また、操作レバーの支持点がフロアに設けられていることにより、操作レバーまでの距離が長くなり、操作レバーを車両の前方へ押す動作の際に運転者の腕が伸びて肩位置(ショルダーポイント)が運転席から離れてしまうおそれがあった。下半身に障害がある場合、上半身を運転席に押し付けるように着座する運転姿勢となるため、肩位置が運転席から離れると姿勢保持が困難となるという課題があった。
【0006】
この課題を解決するためには、操作レバーを押す量を減少する(操作範囲を狭くする)とよいが、操作範囲を狭くすると、少ない操作範囲で加速と減速とを制御する必要があり、加減速操作に対して過敏に反応してしまい微調整ができにくくなる。したがって、操作量と操作の微調整との適性化が難しかった。
【0007】
本開示の課題は、サイドウォークスルーに支障がなく、操作量と操作の微調整との適性化を容易に行える運転補助装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本開示の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
【0009】
第1の開示は、第1部材回転軸(41)に回転可能に支持された第1部材(40)と、第2部材回転軸(51)に回転可能に支持された第2部材(50)と、前記第1部材(40)に設けられた第1レバー回転軸(42)、及び、前記第2部材(50)に設けられ前記第1レバー回転軸(42)よりも車両の前方に設けられた第2レバー回転軸(52)の双方に回転可能に支持されており、前記第1レバー回転軸(42)から前記車両の後方へ向けて延在する延長部(62)を備える操作レバー(60)と、前記操作レバー(60)の操作に応じて前記車両に制動力又は駆動力の少なくとも一方を発生させる発生部(20、90)を駆動する伝達部材(50、70)と、を備える運転補助装置(1)である。
【0010】
第1の開示に記載の運転補助装置(1)において、前記第1部材回転軸(41)と前記第2部材回転軸(51)とは、同じ部材に設けられている、運転補助装置(1)である。
(【0011】以降は省略されています)

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