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公開番号2024145724
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023058204
出願日2023-03-31
発明の名称ゲート制御システム
出願人セコム株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E05F 15/73 20150101AFI20241004BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】人物及び走行ロボットが通過可能なセキュリティゲートを適切に制御することができるゲート制御システム及び制御方法を提供する。
【解決手段】ゲート制御システムは、セキュリティゲートの扉の開閉を制御するゲート制御システムであって、セキュリティゲートを通行する通行主体が人物であるか走行ロボットであるかを判定する判定手段と、判定手段による判定結果に応じて、セキュリティゲートの扉の開け方又は閉め方を変更する制御手段と、を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
セキュリティゲートの扉の開閉を制御するゲート制御システムであって、
前記セキュリティゲートを通行する通行主体が人物であるか走行ロボットであるかを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に応じて、前記セキュリティゲートの扉の開け方又は閉め方を変更する制御手段と、
を有することを特徴とするゲート制御システム。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記制御手段は、前記通行主体が人物であると判定された場合、進行方向に向かって開くように前記セキュリティゲートの扉を制御し、前記通行主体が走行ロボットであると判定された場合、進行方向の反対方向に向かって開くように前記セキュリティゲートの扉を制御する、請求項1に記載のゲート制御システム。
【請求項3】
前記制御手段は、前記通行主体が人物であると判定された場合、第1量だけ開くように前記セキュリティゲートの扉を制御し、前記通行主体が走行ロボットであると判定された場合、前記第1量より小さい第2量だけ開くように前記セキュリティゲートの扉を制御する、請求項1または2に記載のゲート制御システム。
【請求項4】
前記制御手段は、前記通行主体が走行ロボットであると判定された場合、前記通行主体である走行ロボットの種類又は大きさに応じて、前記第2量を設定する、請求項3に記載のゲート制御システム。
【請求項5】
前記通行主体である走行ロボットの位置及び大きさを取得する取得手段をさらに有し、
前記制御手段は、前記通行主体が走行ロボットであると判定された場合、前記走行ロボットの位置及び大きさに基づいて、前記セキュリティゲートの扉を開ける範囲を決定する、請求項1に記載のゲート制御システム。
【請求項6】
前記制御手段は、前記判定手段による判定結果に応じて、前記セキュリティゲートの扉を開けるタイミング又は閉めるタイミングを変更する、請求項1または2に記載のゲート制御システム。
【請求項7】
前記判定手段は、走行ロボットからセキュリティゲートを通行するための通行要求を受信した場合、前記通行主体が走行ロボットであると判定する、請求項1または2に記載のゲート制御システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ゲート制御システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、常駐警備員の代わりに、施設内を自律して走行し、巡回警備、点検業務等を行う走行ロボットが開発されている。走行ロボットは、施設内を移動する際に、施設内に設置されたフラッパーゲート等のセキュリティゲートを通過する必要がある。
【0003】
特許文献1には、左右開閉自動ドア、開き戸タイプのドア、フラッパーゲート等の入退室が管理されている空間への入退室を管理するゲート装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-055955号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、従来のセキュリティゲートでは、人物の入退室を想定したセキュリティゲートの扉の制御方法(開け方、閉め方)が用いられていたため、ロボットが入退室する場合に生じうる新たな課題が問題視されつつある。例えば、走行ロボットがセキュリティゲートを通過する際に、通過権限を持たない人物が走行ロボットとともにセキュリティゲートを通過するいわゆる「共連れ」侵入や、セキュリティゲートを挟んで走行ロボットの反対側からセキュリティゲートを通過するいわゆる「すれ違い」侵入が課題となっていた。したがって、人物及び走行ロボットが通過可能なセキュリティゲートを適切に制御することが求められている。
【0006】
本発明の目的は、人物及び走行ロボットが通過可能なセキュリティゲートを適切に制御することができるゲート制御システム及び制御方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
かかる課題を解決するため本発明は、セキュリティゲートの扉の開閉を制御するゲート制御システムであって、セキュリティゲートを通行する通行主体が人物であるか走行ロボットであるかを判定する判定手段と、判定手段による判定結果に応じて、セキュリティゲートの扉の開け方又は閉め方を変更する制御手段と、を有するゲート制御システムを提供する。
【0008】
このゲート制御システムにおいて、制御手段は、通行主体が人物であると判定された場合、進行方向に向かって開くようにセキュリティゲートの扉を制御し、通行主体が走行ロボットであると判定された場合、進行方向の反対方向に向かって開くようにセキュリティゲートの扉を制御することが好適である。
【0009】
このゲート制御システムにおいて、制御手段は、通行主体が人物であると判定された場合、第1量だけ開くようにセキュリティゲートの扉を制御し、通行主体が走行ロボットであると判定された場合、第1量より小さい第2量だけ開くようにセキュリティゲートの扉を制御することが好適である。
【0010】
このゲート制御システムにおいて、制御手段は、行主体が走行ロボットであると判定された場合、通行主体である走行ロボットの種類又は大きさに応じて、第2量を設定することが好適である。
(【0011】以降は省略されています)

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