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公開番号2025015222
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023118488
出願日2023-07-20
発明の名称扉システム
出願人テイ・エス テック株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類E05D 15/58 20060101AFI20250123BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】扉を有効に活用できる扉システムを提供する。
【解決手段】扉システム1は、第1枠体10と、第1枠体10に隣接する第2枠体20と、扉30とを備える。第1枠体10は、第1開口11を有する。第2枠体20は、第1開口11と異なる方向に開口する第2開口21を有する。扉30は、第1枠体10に対して、第1開口11を閉鎖するとともに第2開口21を開放する第1閉鎖位置と、第1開口11を開放するとともに第2開口21を開放する開放位置との間で回動可能である。さらに、扉30は、第2枠体20に沿って、開放位置と、第1開口11を開放するとともに第2開口21を閉鎖する第2閉鎖位置との間でスライド可能である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1開口を有する第1枠体と、
前記第1開口と異なる方向に開口する第2開口を有する第2枠体であって、前記第1枠体に隣接する第2枠体と、
扉であって、
前記第1枠体に対して、前記第1開口を閉鎖するとともに前記第2開口を開放する第1閉鎖位置と、前記第1開口を開放するとともに前記第2開口を開放する開放位置との間で回動可能であり、
かつ、
前記第2枠体に沿って、前記開放位置と、前記第1開口を開放するとともに前記第2開口を閉鎖する第2閉鎖位置との間でスライド可能な、扉と、を備えることを特徴とする扉システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記扉は、前記第1閉鎖位置から前記開放位置に回動するときに、前記第1枠体と前記第2枠体との間に形成される第1エリアとは反対に向けて開くことを特徴とする請求項1に記載の扉システム。
【請求項3】
前記扉が前記第1閉鎖位置と前記開放位置との間で回動可能となるように、前記扉を回動可能に支持する扉支持部材と、
前記扉が前記開放位置と前記第2閉鎖位置との間でスライド可能となるように、前記扉支持部材をスライド可能に支持するレールと、を備えることを特徴とする請求項2に記載の扉システム。
【請求項4】
前記扉支持部材に設けられた第1車輪であって、前記扉が前記開放位置と前記第2閉鎖位置との間でスライドするときに前記レールに接触して転動する第1車輪を備えることを特徴とする請求項3に記載の扉システム。
【請求項5】
前記レールは、前記第2枠体の上部に設けられた上レールを含み、
前記第1車輪は、前記扉支持部材の上部に設けられた上車輪を含み、
前記扉支持部材は、前記上車輪が前記上レールに支持されることで、前記上レールに吊り下げられた状態で設けられていることを特徴とする請求項4に記載の扉システム。
【請求項6】
前記扉の上部に設けられた第2車輪であって、前記開放位置と前記第2閉鎖位置との間でスライドするときに前記上レールに接触して転動する第2車輪を備えることを特徴とする請求項5に記載の扉システム。
【請求項7】
前記扉の下部に設けられた第3車輪であって、少なくとも、前記第1閉鎖位置と前記開放位置との間で回動するときに床に接触して転動する第3車輪を備えることを特徴とする請求項2に記載の扉システム。
【請求項8】
前記第1開口は、前記第1エリアと、工場において作業員が活動する第2エリアとを連通し、
前記第2開口は、工場において前記第2エリアと分けられた、機械設備が稼動する第3エリアと、前記第1エリアとを連通することを特徴とする請求項2から請求項7のいずれか1項に記載の扉システム。
【請求項9】
前記扉の位置を検知するセンサと、
制御部と、をさらに備え、
前記制御部は、前記扉が前記第1閉鎖位置に位置することを前記センサが検知している場合に、前記機械設備の稼動を許可することを特徴とする請求項8に記載の扉システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、扉システムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、扉板が、側壁内面に沿って配置された引込み板にヒンジ連結され、引込み板に対し回動して正面を開閉するように保持されるとともに、引込み板と同一平面をなす位置まで回動させて引込み板とともに押し込むことにより、側壁に沿って収納される構造が知られている(特許文献1)。この技術では、引込み板は、天井の側縁部に固定された吊りレールと、吊りレールに掛止された吊り戸車を介して、側壁と平行に移動しうるように吊持されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-074250号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来の構造では、扉は、収納時に何の機能も備えていなかった。
そこで、扉を有効に活用できることが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
扉システムは、第1開口を有する第1枠体と、前記第1開口と異なる方向に開口する第2開口を有する第2枠体であって、前記第1枠体に隣接する第2枠体と、扉と、を備える。
扉は、前記第1枠体に対して、前記第1開口を閉鎖するとともに前記第2開口を開放する第1閉鎖位置と、前記第1開口を開放するとともに前記第2開口を開放する開放位置との間で回動可能であり、かつ、前記第2枠体に沿って、前記開放位置と、前記第1開口を開放するとともに前記第2開口を閉鎖する第2閉鎖位置との間でスライド可能である。
【0006】
扉が、第1枠体に対して第1閉鎖位置と開放位置との間で回動可能であり、かつ、第2枠体に沿って開放位置と第2閉鎖位置との間でスライド可能であることで、扉を有効に活用できる。
【0007】
前記扉は、前記第1閉鎖位置から前記開放位置に回動するときに、前記第1枠体と前記第2枠体との間に形成される第1エリアとは反対に向けて開く構成であってもよい。
【0008】
扉が第1閉鎖位置から開放位置に回動するときに第1エリアとは反対に向けて開くことで、第1エリアを活用できる。
【0009】
扉システムは、前記扉が前記第1閉鎖位置と前記開放位置との間で回動可能となるように、前記扉を回動可能に支持する扉支持部材と、前記扉が前記開放位置と前記第2閉鎖位置との間でスライド可能となるように、前記扉支持部材をスライド可能に支持するレールと、を備える構成であってもよい。
【0010】
扉システムが、扉支持部材と、レールとを備えることで、扉をスムーズにスライドできる。
(【0011】以降は省略されています)

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