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公開番号2024142755
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2023055065
出願日2023-03-30
発明の名称エレベータシステム
出願人フジテック株式会社
代理人個人,個人
主分類B66B 1/14 20060101AFI20241003BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】 エレベータの運転に要する巻上機の負荷を抑制するエレベータシステムを提供する。
【解決手段】 エレベータシステムは、乗りかごと釣合おもりを吊り下げるロープを巻上機が巻き上げることで運転するエレベータと、エレベータと通信可能に接続された移動体と、乗りかごに移動体が乗車したときの乗りかごの重量と、釣合おもりの重量との差が小さくなるように、乗りかごに乗車する移動体を選定する選定処理部を備える。
【選択図】 図5

特許請求の範囲【請求項1】
乗りかごと釣合おもりを吊り下げるロープを巻上機が巻き上げることで運転するエレベータと、
前記エレベータと通信可能に接続された移動体と、
前記乗りかごに前記移動体が乗車したときの前記乗りかごの重量と、前記釣合おもりの重量との差が小さくなるように、前記乗りかごに乗車する前記移動体を選定する選定処理部を備える、
エレベータシステム。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記エレベータが、前記乗りかごへの乗車の要求を示す移動体乗車要求情報を前記移動体から受信した場合に、前記移動体に関する情報を記憶するリストをさらに備え、
前記選定処理部は、前記リストに記憶されている前記移動体の中から、前記乗りかごに乗車する前記移動体を選定する、
請求項1に記載のエレベータシステム。
【請求項3】
前記移動体は、前記移動体の乗車区間を示す移動体乗車区間情報を送信し、
前記選定処理部は、前記乗車区間と前記乗りかごの運転区間との重複区間が大きくなるように、前記乗りかごに乗車する前記移動体を選定する、
請求項2に記載のエレベータシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、移動体が乗りかごに乗車可能なエレベータシステムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば、エレベータは、現在の秤情報とロボットの重量とその搭載物の重量との和が最大搭載従量以内であるか否かを判定することで、当該ロボットの搭乗可否を判定する(例えば、特許文献1)。ところで、ロボットを含む移動体や利用者がエレベータに乗車する上で、乗りかごと釣合おもりとの重量差が大きい状態でエレベータが運転されると、巻上機にかかる負荷が大きくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/234938号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そこで、課題は、エレベータの運転に要する巻上機の負荷を抑制するエレベータシステムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
エレベータシステムは、乗りかごと釣合おもりを吊り下げるロープを巻上機が巻き上げることで運転するエレベータと、前記エレベータと通信可能に接続された移動体と、前記乗りかごに前記移動体が乗車したときの前記乗りかごの重量と、前記釣合おもりの重量との差が小さくなるように、前記乗りかごに乗車する前記移動体を選定する選定処理部を備える。
【0006】
また、エレベータシステムは、前記エレベータが、前記乗りかごへの乗車の要求を示す移動体乗車要求情報を前記移動体から受信した場合に、前記移動体に関する情報を記憶するリストをさらに備え、前記選定処理部は、前記リストに記憶されている前記移動体の中から、前記乗りかごに乗車する前記移動体を選定する、という構成でもよい。
【0007】
また、エレベータシステムは、前記移動体は、前記移動体の乗車区間を示す移動体乗車区間情報を送信し、前記選定処理部は、前記乗車区間と前記乗りかごの運転区間との重複区間が大きくなるように、前記乗りかごに乗車する前記移動体を選定する、という構成でもよい。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の一実施形態であるエレベータシステムのブロック図である。
図2は、本発明の一実施形態であるエレベータシステムを示す図である。
図3は、リストに記憶されている移動体に関する情報の例を示す図である。
図4は、本発明の一実施形態であるエレベータシステムの制御を示すフロー図である。
図5は、図4における選定処理を示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態であるエレベータシステムについて、図面を参照しながら説明する。
【0010】
1.構成
図1は、本発明の一実施形態であるエレベータシステムのブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)

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